ジャパンカップは、東京芝2400mで行われる3歳以上のGIです。2026年は第46回で、11月29日(日)に東京競馬場で行われます。このページでは、2016年から2025年までの10回、延べ162頭を1頭ずつ数え直し、人気・年齢・前走・枠順・4コーナーの位置のどこで結果が分かれたのかを並べました。
数字はnetkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から機械的に集計し、指標は連対率(2着以内に入った割合)で統一しています。15頭に満たない区分は判断に使わず、参考値として残しました。2024年は2着が同着だったため、10回の連対は延べ21頭、3着以内は30頭です。
先に結論を書くと、この10年は人気と年齢で、3着以内に入れた馬と入れなかった馬がはっきり分かれています。1番人気は10頭中8頭が連対し、10番人気以下の72頭と6歳以上の51頭(重なりを除くと84頭)からは、3着に入った馬すら出ていません。
この記事でわかること
- 1番人気が10回で6勝・2着2回、連対率80.0%だったこと
- 10番人気以下と6歳以上を合わせた84頭が、1頭も3着以内に入っていないこと
- 前走で勝っていた日本馬は26頭中11頭が連対し、前走6着以下は62頭中2頭だったこと
- 1〜3枠から9勝し、7〜8枠の49頭からは勝ち馬が出ていないこと
- 外国調教馬は22頭中1頭の連対で、その1頭が2025年の勝ち馬カランダガンだったこと
- 2026年の前哨戦の上位馬に、過去10年の条件をどう当てはめるか
結論|過去10年で残った条件と、外していい条件
外していいのは10番人気以下・6歳以上・日本馬で前走6着以下、残すのは1番人気・前走1着・3歳・内枠です。
過去10回で連対率の差が大きかったのは、人気・年齢・前走の着順・枠順の4つでした。
| 外していい条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 10番人気以下 | 72頭中0頭が3着以内。最高は2019年マカヒキ(12番人気)と2021年サンレイポケット(10番人気)の4着 |
| 6歳以上 | 51頭中0頭が3着以内(6歳32頭・7歳以上19頭)。10番人気以下と合わせても84頭で3着内0頭 |
| 日本馬で前走6着以下 | 62頭中2頭が連対(3.2%)。2019年1着のスワーヴリチャード(天皇賞(秋)7着)と2024年2着のシンエンペラー(凱旋門賞12着)だけ |
| 前走がGIII以下 | 16頭中0頭が3着以内 |
残したほうがいい側はこうなります。
| 残す条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 1番人気 | 10頭中8頭が連対(80.0%)、6勝。着外は2019年のレイデオロ(11着)だけ |
| 日本馬で前走1着 | 26頭中11頭が連対(42.3%)、6勝 |
| 3歳 | 22頭中7頭が連対(31.8%)。勝ちは2018年のアーモンドアイ1頭で、2着が6頭 |
| 1〜3枠 | 54頭中12頭が連対(22.2%)、9勝。1枠だけなら16頭中8頭 |
| キャリア10戦以下(前走まで) | 36頭中12頭が連対(33.3%) |
「10番人気以下」「6歳以上」「日本馬で前走6着以下」の3つを外すと、162頭が60頭(1レース平均6頭)に減り、連対21頭のうち19頭が残ります。勝ち馬は10頭のうち9頭が残ります。落ちるのは、2019年1着のスワーヴリチャード(3番人気・前走天皇賞(秋)7着)と、2024年2着のシンエンペラー(8番人気・前走凱旋門賞12着)の2頭です。
2026年のジャパンカップと「過去10年」の範囲
2026年のジャパンカップは、11月29日(日)に東京競馬場の芝2400mで行われる第46回です。
JRAのジャパンカップのページでは、条件は3歳以上オープン・定量・国際招待で、優先出走権は「なし」とされています。主要なステップレースには、大阪杯・天皇賞(春)・日本ダービー・宝塚記念・天皇賞(秋)(11月1日)・アルゼンチン共和国杯(11月8日)が挙がっています。レースは1981年に創設され、現在まで同じレース名で行われています。
この記事の「過去10年」は、今年を除いた直近10年の暦年、2016年から2025年までです。当サイトの重賞日程2026の一覧と同じ窓で、10回とも東京芝2400m・定量で行われ、休止や別の競馬場での代替開催はありません。出走頭数は14頭から18頭で、合計は延べ162頭です。
斤量は年齢と性別で決まる
ジャパンカップは定量戦で、斤量は年齢と性別だけで決まり、2023年から1kg重くなっています。
当サイトが出走馬の斤量で確かめると、4歳以上の牡馬・せん馬は2022年までが57kg、2023年からが58kgでした。3歳はそこから2kg、牝馬はさらに2kg軽くなります。2026年の3歳牡馬は56kg、3歳牝馬は54kg、4歳以上の牡馬は58kgで出走することになります。
ジャパンカップダートは今のチャンピオンズカップ
「ジャパンカップダート」は、今はチャンピオンズカップという名前で中京ダート1800mで行われています。
JRAのチャンピオンズカップのページによると、2000年に創設された「ジャパンカップダート」が前身で、東京ダート2100m、2008年からは阪神ダート1800mで行われていました。2014年に中京ダート1800mへ移り、レース名をチャンピオンズカップに変えています。このページで集計しているのは芝のジャパンカップだけです。
過去10年の結果一覧
10回のうち1番人気が勝ったのは6回で、馬連が3,000円を超えた年は1回もありません。
| 年 | 馬場 | 頭数 | 1着(人気) | 2着(人気) | 3着(人気) | 馬連 | 3連単 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 良 | 16 | カランダガン(4) | マスカレードボール(1) | ダノンデサイル(3) | 1,180円 | 11,070円 |
| 2024 | 良 | 14 | ドウデュース(1) | シンエンペラー(8)・ドゥレッツァ(7)同着 | ― | 1,510円 | 22,390円 |
| 2023 | 良 | 18 | イクイノックス(1) | リバティアイランド(2) | スターズオンアース(5) | 180円 | 1,130円 |
| 2022 | 良 | 18 | ヴェラアズール(3) | シャフリヤール(1) | ヴェルトライゼンデ(4) | 940円 | 9,850円 |
| 2021 | 良 | 18 | コントレイル(1) | オーソリティ(3) | シャフリヤール(2) | 530円 | 1,780円 |
| 2020 | 良 | 15 | アーモンドアイ(1) | コントレイル(2) | デアリングタクト(3) | 330円 | 1,340円 |
| 2019 | 重 | 15 | スワーヴリチャード(3) | カレンブーケドール(5) | ワグネリアン(2) | 2,900円 | 19,850円 |
| 2018 | 良 | 14 | アーモンドアイ(1) | キセキ(4) | スワーヴリチャード(2) | 590円 | 2,690円 |
| 2017 | 良 | 17 | シュヴァルグラン(5) | レイデオロ(2) | キタサンブラック(1) | 1,770円 | 13,340円 |
| 2016 | 良 | 17 | キタサンブラック(1) | サウンズオブアース(5) | シュヴァルグラン(6) | 2,570円 | 36,260円 |
馬連の中央値は1,060円、3連単の中央値は10,460円です。いちばん荒れた2016年でも3連単は36,260円で、10回すべてで5番人気以内の馬が勝っています。
人気|1番人気は8連対、10番人気以下は72頭で3着もゼロ
1番人気の成績は6勝・2着2回・3着1回・着外1回で、連対率80.0%、3着以内率90.0%です。
| 人気 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1番人気 | 6-2-1-1 | 80.0% | 90.0% |
| 2番人気 | 0-3-3-4 | 30.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 2-1-2-5 | 30.0% | 50.0% |
| 4番人気 | 1-1-1-7 | 20.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 1-2-1-6 | 30.0% | 40.0% |
| 6〜9番人気 | 0-2-1-37 | 5.0% | 7.5% |
| 10番人気以下 | 0-0-0-72 | 0% | 0% |
1番人気で連対を外したのは、2017年のキタサンブラック(3着)と2019年のレイデオロ(11着)の2頭です。レイデオロは前走がオールカマー4着で、10回の1番人気のうち前走で天皇賞(秋)か秋華賞・京都大賞典を使っていなかったのはこの1頭だけでした。2番人気は2着3回・3着3回で、勝ち切れていません。
人気を3つずつに束ねると、差がはっきりします。
| 人気 | 頭数 | 連対 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜3番人気 | 30頭 | 14頭 | 46.7% | 66.7% |
| 4〜6番人気 | 30頭 | 5頭 | 16.7% | 26.7% |
| 7〜9番人気 | 30頭 | 2頭 | 6.7% | 6.7% |
| 10番人気以下 | 72頭 | 0頭 | 0% | 0% |
7〜9番人気の連対2頭は、どちらも2024年の2着同着(シンエンペラー8番人気・ドゥレッツァ7番人気)です。7番人気以下の102頭から出た連対は、この同着の2頭だけでした。
年齢・性別・所属|6歳以上は51頭で3着内ゼロ
年齢は3歳の連対率が31.8%で最も高く、6歳以上は51頭が出走して3着以内が1頭もいません。
| 年齢 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 3歳 | 1-6-2-13 | 31.8% | 40.9% |
| 4歳 | 4-4-5-34 | 17.0% | 27.7% |
| 5歳 | 5-1-2-34 | 14.3% | 19.0% |
| 6歳 | 0-0-0-32 | 0% | 0% |
| 7歳以上 | 0-0-0-19 | 0% | 0% |
6歳以上の最高着順は4着で、2018年のシュヴァルグラン(前年の勝ち馬)、2019年のマカヒキ、2021年のサンレイポケットの3頭です。一方の3歳は2着が6回あり、2020年のコントレイル(菊花賞1着)や2023年のリバティアイランド(秋華賞1着)のように、3冠や秋華賞を勝ってきた馬が古馬に迫っています。
性別は、牝馬の連対率がやや高くなっています。
| 性別 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 牡 | 7-9-7-108 | 12.2% | 17.6% |
| 牝 | 2-2-2-16 | 18.2% | 27.3% |
| せん | 1-0-0-8 | 11.1% | 11.1% |
牝馬の2勝はどちらもアーモンドアイ(2018年・2020年)です。牝馬の連対4頭のうち3頭は3歳で、秋華賞から来ていました。
所属は、栗東と美浦の差が小さく、外国調教馬の連対は1頭だけです。
| 所属 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 栗東 | 6-6-8-65 | 14.1% | 23.5% |
| 美浦 | 3-5-1-42 | 15.7% | 17.6% |
| 外国 | 1-0-0-21 | 4.5% | 4.5% |
| 地方 | 0-0-0-4 | 0% | 0% |
外国調教馬は2019年を除く9回で延べ22頭が出走しました。2017年のアイダホ(5着)、2021年のグランドグローリー(5着)が掲示板どまりだったなかで、2025年のカランダガン(4番人気・前走英チャンピオンS1着)が勝っています。22頭中1頭という数字だけで外国馬を外すと、2025年の勝ち馬を消すことになるので、この記事では「外していい条件」に入れていません。
前走|前走で勝った馬と天皇賞(秋)組
日本馬は前走で勝っていた馬の連対率が42.3%で、前走6着以下の3.2%と13倍の差があります。
| 前走の着順(日本馬) | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1着 | 6-5-3-12 | 42.3% | 53.8% |
| 2〜3着 | 2-2-1-20 | 16.0% | 20.0% |
| 4〜5着 | 0-3-3-21 | 11.1% | 22.2% |
| 6着以下 | 1-1-2-58 | 3.2% | 6.5% |
前走のクラスで分けると、GIから来た86頭が15頭、GIIから来た60頭が6頭の連対で、GIII以下から来た16頭は3着以内が0頭です。前走がGIで3着以内だった31頭は11頭が連対(35.5%)しています。
前走のレース別で15頭を超えたのは、天皇賞(秋)・京都大賞典・アルゼンチン共和国杯の3つです。
| 前走のレース | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 天皇賞(秋) | 5-3-3-31 | 19.0% | 26.2% |
| 京都大賞典 | 3-1-0-20 | 16.7% | 16.7% |
| アルゼンチン共和国杯 | 0-1-1-14 | 6.2% | 12.5% |
| 秋華賞 | 1-2-1-3 | 42.9% | 57.1% |
| オールカマー | 0-0-1-8 | 0% | 11.1% |
| 凱旋門賞 | 0-1-0-5 | 16.7% | 16.7% |
天皇賞(秋)組は着順で分かれる
天皇賞(秋)から来た42頭は5勝していて、天皇賞(秋)で勝った5頭は全員が3着以内に入りました。
| 天皇賞(秋)の着順 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1着 | 3-1-1-0 | 80.0% | 100% |
| 2〜3着 | 1-1-0-5 | 28.6% | 28.6% |
| 4〜5着 | 0-1-1-6 | 12.5% | 25.0% |
| 6着以下 | 1-0-1-20 | 4.5% | 9.1% |
天皇賞(秋)の勝ち馬は、2017年のキタサンブラック(3着)、2020年のアーモンドアイ(1着)、2023年のイクイノックス(1着)、2024年のドウデュース(1着)、2025年のマスカレードボール(2着)です。6着以下から巻き返したのは2019年のスワーヴリチャード(7着→1着)だけで、22頭中20頭は4着以下に終わっています。天皇賞(秋)からジャパンカップまでは、10回とも中3週(28日)でした。
天皇賞(秋)の過去10年の傾向は、天皇賞(秋) 過去10年データにまとめています。
京都大賞典組とアルゼンチン共和国杯組
京都大賞典から来た24頭は3勝していて、勝った3頭はどれも京都大賞典で3着以内でした。
勝ったのは2016年のキタサンブラック(京都大賞典1着)、2017年のシュヴァルグラン(同3着)、2022年のヴェラアズール(同1着)です。京都大賞典で4着以下だった11頭からは、2016年2着のサウンズオブアース(同4着)が連対しただけでした。アルゼンチン共和国杯から来た16頭は、2021年2着のオーソリティ(同1着)と2016年3着のシュヴァルグラン(同1着)の2頭が3着以内です。アルゼンチン共和国杯からジャパンカップまでは中2週で、前走からの間隔が21日以内だった21頭全体でも連対は1頭でした。
3歳馬と、海外から戻った日本馬
3歳馬の連対7頭のうち3頭は、秋華賞か菊花賞を勝ってからジャパンカップに来た馬です。
秋華賞を勝ってジャパンカップに来た4頭は、2018年のアーモンドアイが1着、2023年のリバティアイランドが2着、2020年のデアリングタクトが3着、2024年のチェルヴィニアが4着で、全員が4着以内でした。菊花賞の勝ち馬では2020年のコントレイルが2着に入っています。神戸新聞杯から直行した2頭も、2017年のレイデオロが2着、2021年のシャフリヤールが3着です。
前走が海外のレースだった日本馬は8頭で、2024年はシンエンペラー(凱旋門賞12着)とドゥレッツァ(英インターナショナル5着)が2着同着、2025年はダノンデサイル(英インターナショナル5着)が3着でした。8頭と少ないので傾向とは言えませんが、2024年以降の2回で3頭が3着以内に入っています。
前走の距離・間隔・キャリア・GIの勝ち実績
前走の距離は、2000mから来た67頭が7勝・連対13頭で、ほかの距離を上回っています。
| 前走の距離(芝) | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1800m以下 | 0-0-1-7 | 0% | 12.5% |
| 2000m | 7-6-5-49 | 19.4% | 26.9% |
| 2200〜2300m | 0-0-2-13 | 0% | 13.3% |
| 2400m | 3-3-0-37 | 14.0% | 14.0% |
| 2500m以上 | 0-2-1-22 | 8.0% | 12.0% |
2000mの67頭には、天皇賞(秋)・秋華賞・英チャンピオンSから来た馬が入っています。距離を延ばして臨む形が10年で7勝で、2400mの京都大賞典などから同じ距離で臨んだ馬は3勝です。
前走からの間隔は、22〜60日の馬が勝ち馬10頭をすべて占めます。
| 前走からの間隔 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 21日以内 | 0-1-1-19 | 4.8% | 9.5% |
| 22〜35日 | 5-4-3-44 | 16.1% | 21.4% |
| 36〜60日 | 5-4-1-43 | 17.0% | 18.9% |
| 61日以上 | 0-2-4-26 | 6.2% | 18.8% |
61日以上の2着2頭は、2017年のレイデオロ(神戸新聞杯から63日)と2024年のドゥレッツァ(英インターナショナルから95日)でした。
キャリア(前走までの出走数)は、10戦以下の馬の連対率が高くなっています。
| キャリア(前走まで) | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 10戦以下 | 3-9-5-19 | 33.3% | 47.2% |
| 11〜20戦 | 5-2-4-56 | 10.4% | 16.4% |
| 21戦以上 | 2-0-0-57 | 3.4% | 3.4% |
10戦以下で連対した12頭のうち、2着が9頭です。若い3歳馬と4歳馬が多く、勝ち切ったのは2018年のアーモンドアイ(6戦)、2021年のコントレイル(10戦)、2023年のイクイノックス(9戦)の3頭でした。21戦以上で連対したのは、ちょうど21戦で勝った2017年のシュヴァルグランと2022年のヴェラアズールの2頭だけです。
芝のGIを勝ったことがあるかどうかでは、勝っていた馬の連対率が2.7倍です。
| 芝GIの勝ち実績(前走まで) | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| あり | 8-7-7-55 | 19.5% | 28.6% |
| なし | 2-4-2-77 | 7.1% | 9.4% |
GIを勝っていなかった馬で勝ったのは、2017年のシュヴァルグランと2022年のヴェラアズールの2頭で、どちらも京都大賞典から来た5歳馬です。
枠順・4コーナーの位置・上がり
枠順は内ほど成績がよく、1〜3枠で9勝、7〜8枠では勝ち馬が出ていません。
| 枠 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 内(1〜3枠) | 9-3-5-37 | 22.2% | 31.5% |
| 中(4〜6枠) | 1-6-0-52 | 11.9% | 11.9% |
| 外(7〜8枠) | 0-2-4-43 | 4.1% | 12.2% |
| 1枠だけ | 5-3-0-8 | 50.0% | 50.0% |
| 8枠だけ | 0-0-2-23 | 0% | 8.0% |
1枠からは2016年のキタサンブラック、2017年のシュヴァルグラン、2018年のアーモンドアイ、2021年のコントレイル、2023年のイクイノックスの5頭が勝っています。1〜6番人気にそろえると、内29頭中12頭(41.4%)、中18頭中5頭(27.8%)、外13頭中2頭(15.4%・参考)です。外の連対2頭は、2022年のシャフリヤールと2025年のマスカレードボールで、どちらも1番人気の7枠でした。
4コーナーの位置は、ここでは次の3つに分けました。前=4コーナーで頭数の4分の1以内(最低3番手まで)、中団=6番手まで、または頭数の60%以内、後方=それより後ろです。
| 4コーナーの位置 | 全体の連対率 | 1〜6番人気の連対率 |
|---|---|---|
| 前 | 42頭中10頭(23.8%) | 18頭中8頭(44.4%) |
| 中団 | 62頭中9頭(14.5%) | 32頭中9頭(28.1%) |
| 後方 | 58頭中2頭(3.4%) | 10頭中2頭(20.0%) |
後方から連対したのは、2022年2着のシャフリヤール(4コーナー12番手)と2025年1着のカランダガン(同11番手)の2頭だけです。直線は525.9mありますが、10年の数字では4コーナーで前にいた馬が有利でした。
各レースで上がり3ハロン最速を記録した馬は、同じタイムの馬を全部数えて10回で延べ13頭(2022年は3頭、2017年は2頭が同タイム)です。そのうち8頭が連対し、2020年から2025年までの6回は毎回、上がり最速の馬が2着以内に入りました。4コーナーの位置と上がりの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走の通過順などからの推定になります。
2026年の前哨戦と条件の当てはめ方
前哨戦の上位馬は、まず6歳以上を外し、次に直近の着順と前走のレースで並べ、最後に3歳かどうかと枠を重ねます。
記事を書いた10月23日の時点では特別登録の前で、出走するかどうかは決まっていません。天皇賞(秋)(11月1日)・菊花賞(10月25日)・アルゼンチン共和国杯(11月8日)はまだ行われていないので、ここでは終わった主なレースの上位3頭を並べます。
| レース(日付・場・距離) | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| 大阪杯(4月5日・阪神芝2000m) | クロワデュノール(牡4) | メイショウタバル(牡5) | ダノンデサイル(牡5) |
| 天皇賞(春)(5月3日・京都芝3200m) | クロワデュノール(牡4) | ヴェルテンベルク(牡6) | アドマイヤテラ(牡5) |
| 日本ダービー(5月31日・東京芝2400m) | ロブチェン(牡3) | パントルナイーフ(牡3) | バステール(牡3) |
| 宝塚記念(6月14日・阪神芝2200m) | メイショウタバル(牡5) | クロワデュノール(牡4) | ダノンデサイル(牡5) |
| オールカマー(9月20日・中山芝2200m) | メイショウゲキリン(牡7) | キャントウェイト(牡5) | ヴーレヴー(牝4) |
| 毎日王冠(10月4日・東京芝1800m) | セイウンハーデス(牡7) | ホウオウビスケッツ(牡6) | レディネス(牡4) |
| 京都大賞典(10月4日・京都芝2400m) | エコロディノス(牡4) | マイネルエンペラー(牡6) | アクアヴァーナル(牝5) |
| 秋華賞(10月18日・京都芝2000m) | モンローウォーク(牝3) | ギャラボーグ(牝3) | ドリームコア(牝3) |
この表の着順は、そのレースでの着順です。春のGIの上位馬は、その後に別のレースを走っている馬がいます。
| 馬 | 表のレースの着順 | 10月23日時点の直近のレース |
|---|---|---|
| クロワデュノール | 大阪杯1着・天皇賞(春)1着 | 宝塚記念(6月14日)2着 |
| ロブチェン | 日本ダービー1着 | 神戸新聞杯(9月21日)1着 |
| アドマイヤテラ | 天皇賞(春)3着 | 凱旋門賞(10月4日)11着 |
| ヴェルテンベルク | 天皇賞(春)2着 | 京都大賞典(10月4日)7着 |
当てはめる順番は次のとおりです。
1. 年齢:6歳以上は51頭で3着内0頭です。表の上位馬では、メイショウゲキリン・セイウンハーデス(7歳)、ヴェルテンベルク・ホウオウビスケッツ・マイネルエンペラー(6歳)がこの区分に入ります2. 前走の着順:日本馬は前走1着なら26頭中11頭、6着以下なら62頭中2頭の連対です。10月23日時点の直近が1着なのは、ロブチェン(神戸新聞杯)、エコロディノス(京都大賞典)、モンローウォーク(秋華賞)などです。どの馬も、このあと天皇賞(秋)や菊花賞を使えば、そのレースが前走になります3. 前走のレース:天皇賞(秋)を使う馬は、その着順で見ます。1着なら5頭全員が3着以内、6着以下なら22頭中1頭の連対です。京都大賞典を勝って来た6頭は、2016年のキタサンブラックと2022年のヴェラアズールが勝ち、残る4頭は5着以下でした。秋華賞の勝ち馬は4頭とも4着以内でした4. 3歳馬:3歳は22頭中7頭が連対し、斤量は牡馬56kg・牝馬54kgで出られます。日本ダービー馬ロブチェンが出てくれば、ダービー馬として、また3歳馬として、この区分に入ります
枠順が決まったら、1〜3枠で9勝、7〜8枠で0勝だったことを重ねます。枠順確定後の予想は、別の記事で出します。
よくある質問
前回の勝ち馬・雨の馬場・外国馬は例が少なく傾向とは言えず、10番人気以下は72頭で3着内0頭でした。
Q. 前回の勝ち馬が出てきたらどうでしたか?
A. 前の年までの勝ち馬が出走したのは延べ5回で、勝ったのは2020年のアーモンドアイ(2018年の勝ち馬・1番人気)だけです。2017年のキタサンブラックは3着、シュヴァルグランは2018年4着・2019年9着、ヴェラアズールは2023年7着でした。
Q. 雨で馬場が悪くなったときはどうでしたか?
A. 過去10年で良馬場でなかったのは、2019年の重馬場の1回だけです。この年は3番人気のスワーヴリチャードが勝ち、5番人気のカレンブーケドールが2着で、馬連は10年で最も高い2,900円でした。1回しかないので傾向とは言えません。
Q. 外国馬はどうでしたか?
A. 外国で調教された馬は22頭中1頭の連対で、前走のレースによって結果が違います。22頭の前走は、凱旋門賞とバイエルン大賞が4頭ずつ、カナディアンインターが3頭、英チャンピオンS・BCターフ・コンセイユドパリ賞が2頭ずつなどです。凱旋門賞から来た4頭の最高は2022年のグランドグローリーの6着で、英チャンピオンSから来た2頭からは2025年のカランダガン(4番人気)が勝っています。勝ち馬が出ているので、外国馬だから外すとは言えません。
Q. 牝馬はどうでしたか?
A. 牝馬は年齢で大きく分かれ、3歳の牝馬は8頭中3頭が連対、4歳以上の牝馬は14頭中1頭でした。3歳の3頭は2018年のアーモンドアイ(1着)、2019年のカレンブーケドール、2023年のリバティアイランド(どちらも2着)で、全員が秋華賞からの参戦です。4歳以上で連対したのは、5歳で2度目の勝利を挙げた2020年のアーモンドアイだけで、ほかの13頭は2023年のスターズオンアースの3着が最高でした。
Q. 1番人気はどのくらい信頼できますか?
A. 1番人気は10回で6勝・2着2回・3着1回で、3着以内を外したのは2019年のレイデオロ(11着)だけです。1番人気が勝った6回の単勝は130〜380円で、10回の1番人気の単勝を同じ額ずつ買っていたとすると、払戻は買った額の1.26倍でした。10回のうち7回は、1番人気の前走が天皇賞(秋)です。
Q. ジャパンカップダートとは何ですか?
A. ジャパンカップダートは、今のチャンピオンズカップの前のレース名です。2000年に東京ダート2100mで始まり、2008年から阪神ダート1800m、2014年から中京ダート1800mで行われ、そのときにチャンピオンズカップへ名前が変わりました(JRAのチャンピオンズカップのページ)。2026年のチャンピオンズカップは、ジャパンカップの翌週の12月6日(日)に中京で行われます(JRA 2026年重賞競走一覧)。
参考情報
この記事の数字は、JRAの公式ページとnetkeibaの成績を当サイトが集計したものです。
確認日は2026年10月23日です。
- JRA ジャパンカップ(第46回の施行日・場所・条件・優先出走権なし・主要なステップレース・創設年)
- JRA チャンピオンズカップ(前身のジャパンカップダートと2014年の移設・改称)
- JRA 2026年 重賞競走一覧(2026年の天皇賞(秋)・菊花賞・アルゼンチン共和国杯の施行日)
- netkeiba 競馬データベース(過去の全着順・払戻・各馬の戦績・所属・2026年の前哨戦の成績。この記事の集計はすべてここから機械的に行った)
重賞の日程と、同じ秋の古馬中距離のレースの記事もあります。
- 重賞日程2026|JRA全140レースの開催日と過去10年データ(1番人気・馬連)一覧
- 天皇賞(秋) 過去10年データ|1番人気は連対率80%、6歳以上は37頭で連対ゼロ
- オールカマー 過去10年データ|連対を分けたのは年齢とキャリア、2026年の波乱も検証
免責事項
本記事は公開データの集計で、的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。
集計の対象は2016年から2025年までの10回・延べ162頭で、15頭に満たない区分は参考値として扱っています。4コーナーの位置と上がり3ハロンの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走などからの推定になります。2026年の前哨戦の馬が出走するかどうかは、特別登録と出馬表で確定します。
更新履歴
2026年10月23日に公開しました。2016〜2025年の10回・延べ162頭で集計しています。
以後は毎年のレース後に、最新の10年で数え直して更新します。

