京阪杯は、11月末の京都芝1200mで行われる3歳以上のGIIIです。2026年は11月29日(日)、ジャパンカップと同じ日に行われます。このページでは、2016年から2025年までの10回、延べ172頭を1頭ずつ数え直し、人気・前走・間隔・年齢・性別・斤量・枠順・4コーナーの位置のどこで結果が分かれたのかを並べました。
数字はnetkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から集計しています。指標は連対率(2着以内に入った割合)を中心にし、3着内率(3着以内に入った割合)も並べました。15頭に満たない区分は参考値です。
先に結論を書くと、この10年で連対が1割に届かない区分が3つあります。前走から21日以内で出てきた19頭(連対0頭)、牝馬の65頭(連対3頭)、前走がリステッド・オープン特別で4着以下だった32頭(連対1頭)です。反対に、1〜3番人気の30頭は13頭が連対し、3着は1頭もいません。
この記事でわかること
- 1〜3番人気の30頭で13頭が連対し、4番人気以下の142頭は7頭だけであること
- 前走から21日以内の19頭は連対0頭で、牝馬は65頭で連対3頭であること
- 前走のクラスは重賞組が強く、リステッド・オープン特別で4着以下の32頭は連対1頭であること
- 1〜3枠が60頭で12頭連対し、4〜8枠の112頭は8頭であること
- 京阪杯は別定戦で、その年の最重量の馬が21頭で6頭連対していること
- 2026年の秋の短距離重賞の上位馬に、過去10年の条件をどう当てはめるか
結論|過去10年で外していい条件と、残す条件
過去10回で連対率の差が大きかったのは、人気・前走からの間隔・性別・前走のクラスと着順・枠順の5つです。
| 外していい条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 前走から21日以内 | 19頭中0頭が連対(0%)。3着も2020年のジョーアラビカ1頭だけ |
| 牝馬 | 65頭中3頭が連対(4.6%)。1〜6番人気に推された24頭でも2頭 |
| 前走がリステッド・オープン特別で4着以下 | 32頭中1頭が連対(3.1%)。2018年2着のナインテイルズだけ |
| 4番人気以下 | 142頭中7頭が連対(4.9%) |
残したほうがいい側はこうなります。
| 残す条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 1〜3番人気 | 30頭中13頭が連対(43.3%)、6勝。3着は0頭 |
| 牡馬・せん馬で1〜6番人気 | 36頭中13頭が連対(36.1%)、7勝 |
| 前走が重賞で1〜5着 | 21頭中5頭が連対(23.8%)、3着内率33.3% |
| 1〜3枠 | 60頭中12頭が連対(20.0%)、6勝 |
| その年の最重量 | 21頭中6頭が連対(28.6%)、4勝 |
「前走から21日以内」「牝馬」「前走がリステッド・オープン特別で4着以下」の3つを外すと、172頭が78頭に減り、連対20頭のうち16頭が残ります。勝ち馬は10頭中9頭が残り、落ちる連対4頭は2018年2着のナインテイルズ、2019年2着のアイラブテーラー、2020年2着のカレンモエ、2021年に勝ったエイティーンガールです。当サイトの集計では、残った78頭のうち1〜3番人気は16頭で、11頭が連対しました。人気は当日のオッズで決まるので、レース前に使えるのは間隔・性別・前走の3つと、前日までの人気の見込みです。
2026年の京阪杯と「過去10年」の範囲
2026年の京阪杯は、11月29日(日)に京都競馬場の芝1200mで行われる3歳以上のGIIIです。
JRAの2026年重賞競走一覧では、同じ11月29日に東京でジャパンカップ(GI)が組まれ、前日の28日が京都2歳S(GIII)です。この記事の「過去10年」は、今年を除いた直近10年の暦年、2016年から2025年までです。当サイトの重賞日程2026の一覧(全重賞の開催日と過去10年の1番人気・馬連)と同じ窓です。
| 年 | 開催 | コース |
|---|---|---|
| 2016〜2019年 | 京都(5回京都8日目) | 芝1200m |
| 2020〜2022年 | 阪神(5回阪神8日目または9日目) | 芝1200m |
| 2023〜2025年 | 京都(3回・6回・4回京都の8日目) | 芝1200m |
出走頭数は16〜18頭で、京都の7回が124頭、阪神の3回が48頭です。2020年から2022年の3回は、京都競馬場の改修工事の期間に阪神で行われました。枠順と4コーナーの位置は、京都の7回だけで数えた数字も添えています。競走を中止した3頭(2017年のメラグラーナ、2019年のファンタジスト、2025年のジャスパークローネ)は着外に数え、4コーナーの通過順が無いので4コーナーの表だけ169頭になります。
斤量は別定で、実績のある馬ほど重い
京阪杯は別定戦で、netkeibaの競走条件は10回とも「3歳以上オープン(国際)(特指)(別定)」です。
別定戦は、そのレースの規定で基準の斤量が決まり、規定に当たる実績のある馬だけ重さが足される方式です。10回の出走馬の斤量は53kgから59kgまでで、その年の最重量は57〜59kg、最軽量は53〜55kgでした。
過去10年の結果一覧
10回のうち1番人気が勝ったのは3回で、馬連が1万円を超えたのは2017年と2018年の2回です。
| 年 | 開催 | 馬場 | 頭数 | 1着(人気) | 2着(人気) | 3着(人気) | 馬連 | 3連単 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 京都 | 良 | 18 | エーティーマクフィ(7) | ルガル(1) | ヨシノイースター(4) | 4,470円 | 72,100円 |
| 2024 | 京都 | 良 | 18 | ビッグシーザー(1) | ウインカーネリアン(3) | ヴェントヴォーチェ(10) | 1,670円 | 44,370円 |
| 2023 | 京都 | 良 | 18 | トウシンマカオ(4) | ルガル(1) | エイシンスポッター(6) | 1,430円 | 29,430円 |
| 2022 | 阪神 | 良 | 16 | トウシンマカオ(1) | キルロード(10) | スマートクラージュ(4) | 4,090円 | 60,910円 |
| 2021 | 阪神 | 良 | 16 | エイティーンガール(10) | タイセイビジョン(3) | ファストフォース(6) | 8,480円 | 222,660円 |
| 2020 | 阪神 | 良 | 16 | フィアーノロマーノ(3) | カレンモエ(1) | ジョーアラビカ(12) | 1,500円 | 85,070円 |
| 2019 | 京都 | 良 | 18 | ライトオンキュー(2) | アイラブテーラー(3) | カラクレナイ(7) | 1,930円 | 32,470円 |
| 2018 | 京都 | 良 | 18 | ダノンスマッシュ(1) | ナインテイルズ(12) | ダイアナヘイロー(11) | 14,990円 | 541,480円 |
| 2017 | 京都 | 良 | 16 | ネロ(9) | ビップライブリー(6) | イッテツ(14) | 23,390円 | 1,674,510円 |
| 2016 | 京都 | 重 | 18 | ネロ(2) | エイシンスパルタン(3) | フミノムーン(6)・アースソニック(10) | 1,110円 | 11,140円 |
馬連の中央値は3,010円(1,110〜23,390円)、3連単の中央値は66,505円です。
人気|1〜3番人気で13頭連対、3着は0頭
1〜3番人気の30頭は13頭が連対し、2着以内に入れなかった17頭は全頭4着以下でした。
| 人気 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-3-0-4 | 60.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% |
| 3番人気 | 1-4-0-5 | 50.0% | 50.0% |
| 4〜6番人気 | 1-1-5-23 | 6.7% | 23.3% |
| 7〜9番人気 | 2-0-1-27 | 6.7% | 10.0% |
| 10番人気以下 | 1-2-5-74 | 3.7% | 9.8% |
1番人気で勝ったのは2018年のダノンスマッシュ、2022年のトウシンマカオ、2024年のビッグシーザーで、2着の3頭は2020年のカレンモエと、2023年・2025年のルガルです。着外の4頭は2016年のメラグラーナ(14着)、2017年のソルヴェイグ(9着)、2019年のモズスーパーフレア(8着)、2021年のシヴァージ(6着)でした。
4〜6番人気は連対率6.7%ですが、3着内率は23.3%で、3着の多くはこの帯から出ています。10回の3着11頭(同着を含む)のうち、1〜3番人気は0頭、4〜6番人気が5頭、7番人気以下が6頭です。4番人気以下で勝ったのは、2017年のネロ(9番人気)、2021年のエイティーンガール(10番人気)、2023年のトウシンマカオ(4番人気)、2025年のエーティーマクフィ(7番人気)の4頭です。
年齢・性別・所属|牝馬は65頭で連対3頭
性別の差がいちばん大きく、牝馬の連対率は4.6%で、牡馬の16.3%を11.7ポイント下回ります。
| 区分 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 牡馬 | 9-7-9-73 | 16.3% | 25.5% |
| 牝馬 | 1-2-2-60 | 4.6% | 7.7% |
| せん馬 | 0-1-0-8 | 11.1% | 11.1% |
| 栗東所属 | 8-8-10-123 | 10.7% | 17.4% |
| 美浦所属 | 2-2-1-18 | 17.4% | 21.7% |
牝馬で連対したのは、2019年2着のアイラブテーラー(3番人気)、2020年2着のカレンモエ(1番人気)、2021年に勝ったエイティーンガール(10番人気)の3頭です。牝馬が1〜3番人気に推された回は延べ13回ありますが、2着以内は2回です。1番人気で着外だった4頭のうち3頭が牝馬(2016年のメラグラーナ14着、2017年のソルヴェイグ9着、2019年のモズスーパーフレア8着)で、2番人気でも2018年のワンスインナムーン(15着)、2021年のレイハリア(16着)、2023年のキミワクイーン(11着)、2025年のナムラクララ(13着)が大きく負けています。美浦所属は23頭で4頭が連対し、そのうち2頭は2022年と2023年に連覇したトウシンマカオです。
年齢は、3歳と4歳の連対率が5歳以上の2倍あります。
| 年齢 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 3歳 | 2-2-0-18 | 18.2% | 18.2% |
| 4歳 | 3-3-2-26 | 17.6% | 23.5% |
| 5歳 | 2-2-5-48 | 7.0% | 15.8% |
| 6歳 | 3-0-1-29 | 9.1% | 12.1% |
| 7歳以上 | 0-3-3-20 | 11.5% | 23.1% |
3歳と4歳を合わせると56頭中10頭が連対(17.9%)、5歳以上は116頭中10頭(8.6%)です。1〜6番人気にそろえても、3〜4歳は30頭中10頭(33.3%)、5歳以上は30頭中5頭(16.7%)でした。
前走|重賞組が強く、リステッド・オープン特別の4着以下は32頭で1頭
前走のクラスで分けると、GI・GII・GIIIの98頭で14頭が連対し、リステッド・オープン特別の55頭は3頭です。
| 前走のクラス | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| GI | 2-2-4-25 | 12.1% | 24.2% |
| GII | 1-4-2-33 | 12.5% | 17.5% |
| GIII | 4-1-1-19 | 20.0% | 24.0% |
| リステッド・オープン特別 | 2-1-2-50 | 5.5% | 9.1% |
| 3勝クラス | 0-2-2-8 | 16.7% | 33.3% |
| 地方・海外 | 1-0-0-6 | 14.3% | 14.3% |
地方・海外の7頭で連対したのは、2017年に勝ったネロ(前走は大井のJBCスプリント4着)だけです。3勝クラスから来た12頭は、全頭が前走1着でした。
前走のクラスと着順を重ねる
前走が重賞なら1〜5着の連対率は23.8%、10着以下は8.5%で、リステッド・オープン特別の4着以下は3.1%です。
| 前走 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 重賞で1〜5着 | 2-3-2-14 | 23.8% | 33.3% |
| 重賞で6〜9着 | 3-2-0-25 | 16.7% | 16.7% |
| 重賞で10着以下 | 2-2-5-38 | 8.5% | 19.1% |
| リステッド・オープン特別で1〜3着 | 2-0-2-19 | 8.7% | 17.4% |
| リステッド・オープン特別で4着以下 | 0-1-0-31 | 3.1% | 3.1% |
リステッド・オープン特別の1〜3着から勝った2頭は、2022年のトウシンマカオと2024年のビッグシーザーで、どちらも前走オパールSを勝って1番人気でした。
前走のレース別|スワンSとスプリンターズS
前走で一番多かったのはスプリンターズSの32頭で、連対率が一番高かったのはスワンSの23頭(21.7%)です。
| 前走のレース | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| スプリンターズS(GI) | 2-2-4-24 | 12.5% | 25.0% |
| オパールS(L・OP) | 2-0-2-22 | 7.7% | 15.4% |
| スワンS(GII) | 1-4-0-18 | 21.7% | 21.7% |
| セントウルS(GII) | 0-0-2-14 | 0% | 12.5% |
| みちのくS(OP・3勝クラス) | 0-0-0-10 | 0% | 0% |
| ルミエールオータムダッシュ(L・OP) | 0-1-0-9 | 10.0% | 10.0% |
| キーンランドC(GIII) | 4-0-0-4 | 50.0% | 50.0% |
キーンランドCから直行した8頭は4勝していて、2018年のダノンスマッシュ、2019年のライトオンキュー、2020年のフィアーノロマーノ、2025年のエーティーマクフィです。8月末から90日以上あけて来た馬です。スワンS組の連対5頭は、2016年のエイシンスパルタン、2017年のビップライブリー、2023年のトウシンマカオとルガル、2024年のウインカーネリアンで、トウシンマカオ(9着)以外はスワンSで3〜6着でした。
前走の距離・間隔・キャリアと斤量
前走から21日以内の19頭は連対0頭で、斤量はその年の最重量だった21頭で6頭が連対しています。
間隔で分けると、22〜35日の38頭は8頭が連対しています。
| 前走からの間隔 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 21日以内 | 0-0-1-18 | 0% | 5.3% |
| 22〜35日 | 2-6-1-29 | 21.1% | 23.7% |
| 36〜60日 | 4-1-5-49 | 8.5% | 16.9% |
| 61〜110日 | 4-2-3-33 | 14.3% | 21.4% |
| 111日以上 | 0-1-1-12 | 7.1% | 14.3% |
21日以内の19頭は、11月のみちのくS(10頭)とオーロC(6頭)など、京阪杯の2〜3週前のレースから来た馬です。22〜35日の38頭のうち32頭は、スワンS(22頭)とルミエールオータムダッシュ(10頭)から来た馬です。スワンSは2024年まで京阪杯の29日前でしたが、2025年と2026年は10月12日に行われ、京阪杯まで48日あきます。
前走の距離とキャリアは次のとおりです。
| 区分 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 前走1200m以下 | 9-6-10-110 | 11.1% | 18.5% |
| 前走1300〜1400m | 1-4-1-28 | 14.7% | 17.6% |
| 前走1500〜1600m | 0-0-0-3 | 0% | 0% |
| キャリア10戦以下 | 2-3-0-15 | 25.0% | 25.0% |
| キャリア11〜15戦 | 2-2-2-21 | 14.8% | 22.2% |
| キャリア16〜20戦 | 2-2-3-27 | 11.8% | 20.6% |
| キャリア21戦以上 | 4-3-6-78 | 7.7% | 14.3% |
前走1400mの連対5頭は、5頭ともスワンSからでした。
斤量|その年の最重量は21頭で6頭が連対
別定戦では、実績のある馬ほど斤量が重くなります。その年の最重量の馬は21頭で6頭が連対し、連対率28.6%でした。
| 斤量 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 53kg以下 | 0-1-0-6 | 14.3% | 14.3% |
| 53.5〜55kg | 3-1-2-46 | 7.7% | 11.5% |
| 55.5〜56kg | 1-4-6-51 | 8.1% | 17.7% |
| 56.5〜57kg | 4-3-3-33 | 16.3% | 23.3% |
| 57.5kg以上 | 2-1-0-5 | 37.5% | 37.5% |
| その年の最重量 | 4-2-1-14 | 28.6% | 33.3% |
| 最重量より軽い | 6-8-10-127 | 9.3% | 15.9% |
最重量で勝ったのは、2017年のネロ(58kg)、2020年のフィアーノロマーノ(57kg)、2023年のトウシンマカオ(58kg)、2024年のビッグシーザー(57kg)です。1〜6番人気にそろえると、最重量は10頭中5頭、それ以外は50頭中10頭が連対しています。当サイトの集計では、斤量が重い馬ほど連対率が低いという形は、過去10年の数字には出ていません。
枠順・4コーナーの位置・上がり
枠順は、1〜3枠の連対率が20.0%で、4〜6枠と7〜8枠の約3倍です。
| 枠 | 10回全体 | 京都の7回 | 阪神の3回 | 1〜6番人気(10回) |
|---|---|---|---|---|
| 内(1〜3枠) | 60頭中12頭(20.0%) | 42頭中9頭(21.4%) | 18頭中3頭(16.7%) | 23頭中8頭(34.8%) |
| 中(4〜6枠) | 60頭中4頭(6.7%) | 42頭中3頭(7.1%) | 18頭中1頭(5.6%) | 23頭中3頭(13.0%) |
| 外(7〜8枠) | 52頭中4頭(7.7%) | 40頭中2頭(5.0%) | 12頭中2頭(16.7%) | 14頭中4頭(28.6%) |
10頭の勝ち馬のうち6頭が1〜3枠で、1枠から2016年のネロと2021年のエイティーンガール、2枠から2017年のネロ、2018年のダノンスマッシュ、2024年のビッグシーザーが勝っています。
4コーナーの位置は、ここでは次の3つに分けました。まず4コーナーの順位が「3番手」と「頭数の4分の1」の大きいほう以内なら前、前に入らず「6番手」と「頭数の60%」の大きいほう以内なら中団、それより後ろを後方とします。前から順に判定するので、1頭が2つの区分に入ることはありません。18頭立てなら前は4番手まで、中団は5〜10番手になります。
| 4コーナーの位置 | 全体の連対率 | 1〜6番人気の連対率 | 京都の7回 | 阪神の3回 |
|---|---|---|---|---|
| 前 | 45頭中9頭(20.0%) | 18頭中7頭(38.9%) | 32頭中7頭(21.9%) | 13頭中2頭(15.4%) |
| 中団 | 61頭中8頭(13.1%) | 23頭中7頭(30.4%) | 43頭中5頭(11.6%) | 18頭中3頭(16.7%) |
| 後方 | 63頭中3頭(4.8%) | 18頭中1頭(5.6%) | 46頭中2頭(4.3%) | 17頭中1頭(5.9%) |
後方から連対したのは、2018年2着のナインテイルズ(4コーナー15番手)、2019年2着のアイラブテーラー(同13番手)、2021年に勝ったエイティーンガール(同13番手)の3頭です。
各レースで上がり3ハロン最速を記録した馬は、同じタイムの馬を全部数えて10回で延べ12頭です(2018年と2020年は2頭が同タイム)。連対したのは4頭で、2021年のエイティーンガールと2022年のトウシンマカオが1着、2018年のナインテイルズと2019年のアイラブテーラーが2着でした。残りの6回は上がり最速の馬が3着以下で、2017年は15番人気のティーハーフが13着です。4コーナーの位置と上がりの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走の通過順などからの推定になります。
同じ馬が何度も出る|前年までに3着以内は14回で3回連対
京阪杯は同じ馬が何度も出るレースで、前年までに3着以内があった馬の再出走は延べ14回、連対は3回です。
| 馬 | 京阪杯の成績 |
|---|---|
| ネロ | 2016年1着(2番人気)→ 2017年1着(9番人気) |
| トウシンマカオ | 2022年1着(1番人気)→ 2023年1着(4番人気) |
| ルガル | 2023年2着(1番人気)→ 2025年2着(1番人気) |
| ライトオンキュー | 2019年1着(2番人気)→ 2021年7着(12番人気)・2022年5着(14番人気) |
| エイティーンガール | 2021年1着(10番人気)→ 2022年11着(6番人気) |
| タイセイビジョン | 2021年2着(3番人気)→ 2022年14着(7番人気) |
| エイシンスポッター | 2023年3着(6番人気)→ 2024年14着(2番人気) |
| ビップライブリー | 2017年2着(6番人気)→ 2018年17着・2019年15着 |
| フミノムーン | 2016年3着(6番人気)→ 2018年8着・2019年13着 |
連覇はネロとトウシンマカオの2頭で、どちらも初めて勝った翌年にもう一度勝っています。一方、前年までに京阪杯に出て3着以内が無かった馬の再出走は延べ21回で、連対は1回です。2023年に5着だったビッグシーザーが、翌2024年に1番人気で勝ちました。
2026年の前哨戦と条件の当てはめ方
2026年の候補は、間隔・性別・前走の順に当てはめると、過去10年の数字とずれません。
記事を書いた10月28日の時点では特別登録の前で、どの馬が出走するかは決まっていません。11月のみちのくSやオーロCなど、京阪杯の2〜3週前のレースはまだ行われていません。ここでは、8〜10月の芝1200〜1400mの重賞とリステッドの上位を並べます。
| レース(日付・場・距離) | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| キーンランドC(8月23日・札幌芝1200m) | サウンドモリアーナ(牝4・栗東) | パンジャタワー(牡4・栗東) | ウインカーネリアン(牡9・美浦) |
| セントウルS(9月6日・阪神芝1200m) | フリッカージャブ(牡4・栗東) | ピューロマジック(牝5・栗東) | ママコチャ(牝7・栗東) |
| スプリンターズS(9月27日・中山芝1200m) | ピューロマジック(牝5・栗東) | ワールズエンド(牡5・栗東) | サウンドモリアーナ(牝4・栗東) |
| オパールS(10月3日・京都芝1200m・L) | リリージョワ(牝3・栗東) | ディアナザール(牡4・栗東) | レッドエヴァンス(せん5・栗東) |
| スワンS(10月12日・京都芝1400m) | ダイヤモンドノット(牡3・栗東) | スズハローム(牡6・栗東) | オフトレイル(牡5・栗東) |
netkeibaの各馬の戦績では、キーンランドC・セントウルSの上位6頭は、そのあと全頭がスプリンターズSに出ています。2025年の京阪杯の上位3頭は、勝ったエーティーマクフィがスプリンターズS7着、2着のルガルが同14着、3着のヨシノイースターがオパールS7着を直近に走っています(netkeibaの戦績、10月28日確認)。
当てはめる順番は次のとおりです。
1. 間隔:京阪杯の21日前は11月8日です。11月8日以降のレースから来る馬は、過去10年で19頭中0頭が連対した区分です。8〜10月のレースから来る馬は、ここには入りません2. 性別:表に出てくる13頭のうち、サウンドモリアーナ・ピューロマジック・ママコチャ・リリージョワの4頭が牝馬です。牝馬は65頭で連対3頭、1〜6番人気でも24頭で2頭の区分です3. 前走のクラスと着順:オパールSで4着以下だった馬が次に京阪杯へ来ると、32頭中1頭の区分に入ります。前走が重賞で1〜5着なら、21頭中5頭が連対した区分です4. 間隔の長さ:2026年はスワンSから48日、オパールSから57日、スプリンターズSから63日、キーンランドCから98日です。過去のスプリンターズS組は56〜63日、キーンランドC組は91〜98日で来ていて、例年と同じ並びです5. 人気と枠:最後に人気と枠を重ねます。1〜3番人気の30頭で13頭が連対し、1〜3枠の1〜6番人気は23頭中8頭が連対しています
3歳では、スワンSを勝ったダイヤモンドノット(牡3)と、オパールSを勝ったリリージョワ(牝3)がいます。3歳の連対4頭は、4頭とも1〜3番人気でした。年末の短距離重賞の傾向は、阪神カップ 過去10年データ(前走京阪杯組の成績も掲載)にまとめています。
よくある質問
1番人気・3歳馬・京都と阪神の違い・逃げ馬・渋った馬場・配当の6つは、例が少なく傾向とは言い切れない数字です。
Q. 1番人気は信頼できますか?
A. 1番人気は10頭で3勝・2着3回、連対率60.0%で、3着は0回です。着外の4頭は14着・9着・8着・6着で、2着以内か着外かに分かれています。10頭しかいない参考値です。
Q. 3歳馬はどうでしたか?
A. 3歳馬は22頭が出走して2勝・2着2回で、連対率18.2%です。勝ったのは2018年のダノンスマッシュと2022年のトウシンマカオ、2着は2019年のアイラブテーラーと2023年のルガルで、4頭とも1〜3番人気でした。4番人気以下の3歳14頭は、2着以内が0頭です。
Q. 京都開催と阪神開催で違いはありましたか?
A. 京都の7回は1〜3番人気21頭中9頭が連対(42.9%)、阪神の3回は9頭中4頭(44.4%)で、人気の信頼度はほぼ同じです。阪神の3回では2021年に10番人気のエイティーンガールが4コーナー13番手から勝ち、7〜8枠の連対も12頭中2頭ありました。
Q. 逃げ馬は残りますか?
A. 4コーナーで前にいた45頭は9頭が連対し、連対率20.0%で一番高い区分です。2016年と2017年のネロは2回とも4コーナー先頭から逃げ切り、2024年2着のウインカーネリアンも4コーナー先頭でした。
Q. 雨で馬場が悪くなったときはどうでしたか?
A. 過去10年で良馬場でなかったのは、2016年の重馬場の1回だけです。その年は2番人気のネロが逃げ切り、2着は3番人気のエイシンスパルタンで、馬連は10年で一番安い1,110円でした。1回しかないので、傾向とは言えません。
Q. 3連単の配当はどれくらいでしたか?
A. 過去10年の3連単は11,140円(2016年)から1,674,510円(2017年)までで、中央値は66,505円です。10万円を超えたのは2017年・2018年・2021年の3回で、どれも7番人気以下が勝つか2着に入った年でした。
参考情報
この記事の数字は、JRAの公式ページとnetkeibaの成績を当サイトが集計したものです。
確認日は2026年10月28日です。
- JRA 2026年 重賞競走一覧(2026年の京阪杯と前哨戦の施行日・場所・距離)
- netkeiba 競馬データベース(過去の全着順・払戻・競走条件・各馬の戦績・所属・2026年の前哨戦の成績。この記事の集計はすべてここから機械的に行った)
秋の重賞の日程は重賞日程2026の一覧に、同じ京都の秋の重賞と、京阪杯のあとの短距離重賞の傾向は過去10年データにまとめています。
- 重賞日程2026|JRA全140レースの開催日と過去10年データ(1番人気・馬連)一覧
- マイルチャンピオンシップ 過去10年データ|10番人気以下の82頭と前走6着以下の62頭はどちらも連対ゼロ
- 阪神カップ 過去10年データ|7番人気以下は110頭で連対3頭、前走リステッド以下の53頭は連対1頭
免責事項
本記事は公開データの集計で、的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。
集計の対象は2016年から2025年までの10回・延べ172頭で、15頭に満たない区分は参考値として扱っています。4コーナーの位置と上がり3ハロンの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走などからの推定になります。2026年の前哨戦の馬が出走するかどうかは、特別登録と出馬表で確定します。
更新履歴
2026年10月28日に公開しました。2016〜2025年の10回・延べ172頭で集計しています。
以後は毎年のレース後に、最新の10年で数え直して更新します。

