チャンピオンズカップ 過去10年データ|前走が地方・海外の67頭から16頭連対、前走中央で4着以下は51頭で1頭

チャンピオンズカップ 過去10年データ|前走が地方・海外の67頭から16頭連対、前走中央で4着以下は51頭で1頭

チャンピオンズカップは、中京ダート1800mで行われる3歳以上のGIです。2026年は12月6日(日)の中京で第27回が行われます。このページでは、2016年から2025年までの10回、延べ156頭を1頭ずつ数え直し、人気・前走・ダートGIの実績・年齢・枠順・4コーナーの位置のどこで結果が分かれたのかを並べました。

数字はnetkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から機械的に集計し、指標は連対率(2着以内に入った割合)で統一しています。15頭に満たない区分は判断に使わず、参考値として残しました。

先に結論を書くと、この10年でいちばん差が大きかったのは「前走をどこで走ったか」です。前走が地方の交流重賞か海外だった67頭から16頭が連対し、前走が中央のレースだった89頭からは4頭しか連対していません。

この記事でわかること

  • 1〜3番人気で7勝している一方、10番人気以下の66頭からは連対が1頭しか出ていないこと
  • 前走が地方・海外だった馬の連対率が、前走が中央だった馬の5倍あること
  • 前走で中央のレースに出て4着以下だった51頭から、連対が1頭しか出ていないこと
  • ダートGI・JpnIを勝っていた馬が10年で8勝していること
  • 優先出走権のある武蔵野ステークスから来た25頭が、1頭しか連対していないこと
  • 2026年の前哨戦の上位馬に、過去10年の条件をどう当てはめるか

目次

結論|過去10年で残った条件と、外していい条件

過去10回で連対率の差が大きかったのは、人気・前走の開催と着順・ダートGIの実績の3つです。

枠順とキャリアは区分ごとの差が10ポイントに届かず、前走の距離や間隔の差は、前走のレースの差がそのまま出たものでした。

外していい条件過去10年(10回)の数字
10番人気以下66頭中1頭が連対(1.5%)。2023年2着のウィルソンテソーロ(12番人気)だけ
前走が中央のレースで4着以下51頭中1頭が連対(2.0%)。勝ち馬は0頭
前走が武蔵野ステークス25頭中1頭が連対(4.0%)。武蔵野Sの勝ち馬4頭はすべて6着以下
7歳以上28頭中1頭が連対(3.6%)。2020年2着のゴールドドリーム(7歳)だけ
2016〜2025年の10回・延べ156頭。netkeibaの過去レース結果から当サイトが集計

残したほうがいい側はこうなります。

残す条件過去10年(10回)の数字
1〜3番人気30頭中14頭が連対(46.7%)、7勝
前走が地方の交流重賞・海外67頭中16頭が連対(23.9%)、8勝
前走までにダートGI・JpnIを勝っている57頭中14頭が連対(24.6%)、8勝
前走がマイルチャンピオンシップ南部杯16頭中6頭が連対(37.5%)、4勝
2016〜2025年の10回・延べ156頭。前走の開催は前走のレースが行われた競馬場で分けた

「10番人気以下」と「前走が中央で4着以下」の2つを外すと、156頭が68頭(1レース平均6.8頭)に減り、連対20頭のうち18頭が残ります。勝ち馬は10頭とも残ります。落ちるのは、2023年2着のウィルソンテソーロ(12番人気)と、2018年2着のウェスタールンド(8番人気・前走武蔵野S7着)の2頭です。


2026年のチャンピオンズカップと「過去10年」の範囲

2026年のチャンピオンズカップは、12月6日(日)に中京競馬場のダート1800mで行われる第27回です。

3歳以上のオープン・定量戦です。JRAのチャンピオンズカップのページでは、優先出走権の対象が「みやこステークス(GⅢ)1着馬」と「武蔵野ステークス(GⅢ)1着馬」の2つです。主要なステップレースとして、フェブラリーステークス・シリウスステークス・みやこステークス(11月8日)・武蔵野ステークス(11月14日)が並んでいます。

前身は2000年に創設されたジャパンカップダートです。JRAの説明では、2014年に舞台を中京競馬場のダート1800mへ移し、名前をチャンピオンズカップに変えました。

中京のダート1800mは、スタンド前の直線の中ほどから発走し、1コーナーまでが291.8mです。ゴール前の直線は410.7mで、JRAの説明では「1周の間に2度の坂越えがあるタフなコース」とされています。

この記事の「過去10年」は、今年を除いた直近10年の暦年、2016年から2025年までです。当サイトの重賞日程2026の一覧と同じ窓で、10回ともこの中京ダート1800mで行われました。出走頭数は2016年・2017年・2018年・2023年が15頭、ほかの6回が16頭で、合計が156頭になります。

斤量はすべての馬がその年の定量どおりだった

当サイトが出走馬の斤量で確かめると、156頭すべてがその年の定量どおりで、定量より重い馬・軽い馬はいません。

4歳以上の牡馬・せん馬は2022年までが57kg、2023年からが58kgで、牝馬は2kg軽くなります。3歳は多くの年で1kg軽く、12月1日に行われた2019年と2024年だけ2kg軽い斤量でした。この記事では斤量で条件を分けていません。


過去10年の結果一覧

10回のうち1番人気が勝ったのは4回で、2着も3回あり、10回とも良馬場で行われました。

年頭数1着(人気)2着(人気)3着(人気)馬連3連単
202516ダブルハートボンド(3)ウィルソンテソーロ(2)ラムジェット(7)2,300円36,790円
202416レモンポップ(1)ウィルソンテソーロ(2)ドゥラエレーデ(9)840円18,050円
202315レモンポップ(1)ウィルソンテソーロ(12)ドゥラエレーデ(9)29,040円1,902,720円
202216ジュンライトボルト(3)クラウンプライド(4)ハピ(6)4,850円81,360円
202116テーオーケインズ(1)チュウワウィザード(3)アナザートゥルース(14)610円52,660円
202016チュウワウィザード(4)ゴールドドリーム(3)インティ(10)4,010円206,940円
201916クリソベリル(2)ゴールドドリーム(1)インティ(3)960円8,980円
201815ルヴァンスレーヴ(1)ウェスタールンド(8)サンライズソア(3)3,000円27,310円
201715ゴールドドリーム(8)テイエムジンソク(1)コパノリッキー(9)4,140円158,490円
201615サウンドトゥルー(6)アウォーディー(1)アスカノロマン(10)1,390円85,980円
netkeibaの過去レース結果。10回とも良馬場・延べ156頭

馬連の中央値は2,650円、3連単の中央値は67,010円です。ウィルソンテソーロは2023年から3年続けて2着で、2023年のレモンポップとの組み合わせは馬連29,040円になりました。


人気|1〜3番人気で7勝、10番人気以下は66頭で連対1頭

1番人気の成績は4勝・2着3回・着外3回で連対率70.0%、3着に入った年はありません。

人気成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
1番人気4-3-0-370.0%70.0%
2番人気1-2-0-730.0%30.0%
3番人気2-2-2-440.0%60.0%
4番人気1-1-0-820.0%20.0%
5番人気0-0-0-100%0%
6〜9番人気2-1-5-327.5%20.0%
10番人気以下0-1-3-621.5%6.1%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。1〜5番人気は各10頭で、15頭未満の参考値

着外に終わった1番人気の3頭は、2020年のクリソベリル(4着)、2022年のテーオーケインズ(4着)、2025年のナルカミ(13着)です。3頭とも前走で交流GIを勝っていました(クリソベリルとテーオーケインズはJBCクラシック、ナルカミはジャパンダートクラシック)。

人気を3つずつに束ねると、差がはっきりします。

人気頭数連対連対率3着内率
1〜3番人気30頭14頭46.7%53.3%
4〜6番人気30頭3頭10.0%13.3%
7〜9番人気30頭2頭6.7%20.0%
10番人気以下66頭1頭1.5%6.1%
2016〜2025年の10回・延べ156頭

1〜3番人気が連対20頭のうち14頭を占めます。7〜9番人気の勝ち馬は2017年のゴールドドリーム(8番人気)だけで、3着には9番人気のドゥラエレーデが2023年と2024年に2年続けて入っています。10番人気以下は、3着に入ったのも2016年のアスカノロマン、2020年のインティ(どちらも10番人気)、2021年のアナザートゥルース(14番人気)の3頭でした。


前走|地方・海外から来た馬と、中央で負けた馬

前走のレースが地方の交流重賞か海外だった馬は、中央のレースから来た馬の5倍の連対率です。

前走の開催成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
地方の交流重賞・海外8-8-2-4923.9%26.9%
中央2-2-8-774.5%13.5%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。前走のレースが行われた競馬場で分けた。出走取消・除外のレースは前走に数えない

地方・海外の67頭は、JBCクラシック(29頭)、マイルチャンピオンシップ南部杯(16頭)、韓国のコリアカップ(4頭)などです。2018年のJBCクラシックはJRAの京都競馬場で行われたため、その年の6頭は「中央」に入っています。

この区分には上位人気の実績馬が多く入っているので、人気をそろえて比べました。

人気前走が地方・海外前走が中央
1〜6番人気30頭中14頭(46.7%)30頭中3頭(10.0%)
7番人気以下37頭中2頭(5.4%)59頭中1頭(1.7%)
2016〜2025年の10回・延べ156頭の連対率

人気をそろえても、1〜6番人気では地方・海外から来た馬の連対率が4倍以上あります。7番人気以下になると、どちらも連対率は1桁です。

前走の着順は、前走の開催と重ねると差がはっきりします。

前走の開催と着順成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
地方・海外で3着以内6-5-1-2628.9%31.6%
地方・海外で4着以下2-3-1-2317.2%20.7%
中央で3着以内2-1-2-337.9%13.2%
中央で4着以下0-1-6-442.0%13.7%
2016〜2025年の10回・延べ156頭

着順だけで見ると、前走1着は42頭中9頭、2〜3着は34頭中5頭、4〜5着は33頭中4頭、6〜9着は25頭中2頭、10着以下は22頭中0頭の連対です。中央で4着以下だった51頭は、連対こそ1頭ですが3着が6頭いて、3着内率は中央で3着以内だった馬と変わりません。

前走のレース別に分けると、連対20頭は次の6つのレースから出ています。

前走のレース成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
JBCクラシック3-6-1-2525.7%28.6%
マイルCS南部杯4-2-1-937.5%43.8%
みやこS1-1-6-265.9%23.5%
武蔵野S0-1-0-244.0%4.0%
シリウスS1-0-0-712.5%12.5%
日本テレビ盃1-0-0-233.3%33.3%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。JBCクラシックは2018年の京都開催(6頭)を含む。シリウスSと日本テレビ盃は15頭未満の参考値

JBCクラシック組と南部杯組で10勝中7勝

JBCクラシック組は3勝、南部杯組は4勝で、2つを合わせると勝ち馬10頭のうち7頭になります。

JBCクラシック組の連対9頭のうち、JBCクラシックを勝っていたのは2016年のアウォーディーと2024年のウィルソンテソーロの2頭で、どちらも2着でした。勝った3頭は2016年のサウンドトゥルー(JBC3着)、2020年のチュウワウィザード(同3着)、2021年のテーオーケインズ(同4着)です。JBCで負けた馬が巻き返して勝つ形が続いています。JBCクラシックからチャンピオンズカップまでは、過去10年で27〜34日でした。

南部杯組は、南部杯を勝った4頭のうち3頭がそのままチャンピオンズカップも勝っています(2018年のルヴァンスレーヴ、2023年と2024年のレモンポップ。3頭とも1番人気)。勝てなかった1頭は2020年のアルクトス(9着)です。ゴールドドリームは南部杯5着から2017年に勝ち、南部杯3着から2019年、6着から2020年に2着でした。

みやこS組と武蔵野S組は3着止まりが多い

優先出走権のある2つのレースから来た59頭は、連対が3頭で、3着が6頭でした。

みやこステークスから来た34頭は1勝・2着1回・3着6回で、連対率は5.9%です。連対したのは、みやこSを勝っていた2017年のテイエムジンソク(2着)と2025年のダブルハートボンド(1着)の2頭でした。武蔵野ステークスから来た25頭は2018年のウェスタールンド(武蔵野S7着から2着)だけで、武蔵野Sを勝って出てきた4頭は6着・11着・12着・15着です。


ダートGI・JpnIの勝ち実績と年齢・性別・所属

前走までにダートGI・JpnIを勝っていた馬は、勝っていなかった馬の4倍の連対率です。

ダートGI・JpnIの勝ち成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
あり8-6-4-3924.6%31.6%
なし2-4-6-876.1%12.1%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。netkeibaの各馬の戦績で、チャンピオンズカップより前にJRAのダートGIか交流JpnI(海外のダートGIを含む)を勝っていたかで分けた

勝ち馬10頭のうち、ダートGI・JpnIの勝ちが無かったのは2022年のジュンライトボルト(前走シリウスS1着)と2025年のダブルハートボンド(前走みやこS1着)の2頭だけです。ただし、勝ち実績があっても前走が中央だった12頭は連対0頭でした。実績のある馬は、地方の交流GIを使ってから来た場合に連対しています(45頭中14頭)。

年齢は6歳までは連対率が9.8〜21.2%で、7歳以上になると3.6%に下がります。

年齢成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
3歳2-1-2-1316.7%27.8%
4歳3-1-3-349.8%17.1%
5歳3-2-2-2913.9%19.4%
6歳2-5-1-2521.2%24.2%
7歳以上0-1-2-253.6%10.7%
2016〜2025年の10回・延べ156頭

7歳以上の28頭で連対したのは、2020年のゴールドドリーム(3番人気・2着)だけです。3歳は18頭から2勝で、勝ったのは2018年のルヴァンスレーヴ(前走南部杯1着)と2019年のクリソベリル(前走日本テレビ盃1着)でした。

牝馬は10年で7頭が出走し、2025年のダブルハートボンド(3番人気)が勝っています。ほかの6頭は4着以下で、7頭しかいないので傾向とは言えません。

所属は、美浦の連対率が栗東の2倍あります。

所属成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
栗東6-7-9-9910.7%18.2%
美浦4-3-1-2322.6%25.8%
地方・海外の所属0-0-0-40%0%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。netkeibaの成績表の調教師欄で数えた。地方・海外の所属は15頭未満の参考値

ただし美浦の連対7頭のうち5頭は、ウィルソンテソーロ(2着3回)とレモンポップ(2勝)の2頭が重ねたものです。この2頭を除くと、美浦は26頭中2頭(7.7%)で栗東と差がありません。所属の差は、特定の馬の繰り返しで生まれた差と読むのが自然です。


前走の距離・間隔・キャリア

前走の距離は2100m以上から来た馬の連対率がいちばん高く、1700〜1800mから来た馬が低くなっています。

前走の距離成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
1600m以下4-3-2-3615.6%20.0%
1700〜1800m2-2-6-457.3%18.2%
1900〜2000m2-3-1-3312.8%15.4%
2100m以上2-2-1-1223.5%29.4%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。前走が芝だった7頭も距離で数えた(7頭の連対は0頭)

距離の区分は、前走のレースとほぼ重なります。1600m以下は武蔵野S(25頭)と南部杯(16頭)、1700〜1800mはみやこS(34頭)、2100m以上はJBCクラシック(9頭)が中心です。距離そのものより、どのレースから来たかを見たほうが差がはっきりします。

前走からの間隔は、29〜56日の馬が勝ち馬10頭のうち7頭を占めます。

前走からの間隔成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
28日以内1-3-7-635.4%14.9%
29〜56日7-7-2-3825.9%29.6%
57日以上2-0-1-257.1%10.7%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。間隔は前走の日付からチャンピオンズカップ当日までの日数

28日以内の74頭は、みやこS組(34頭)と武蔵野S組(25頭)が59頭を占めます。29〜56日にはJBCクラシック組の多くと南部杯組(48日か55日)が入ります。間隔の差も、前走のレースの差がそのまま出たものです。

キャリア(前走までの出走数)は、区分ごとの差が小さくなっています。

キャリア(前走まで)成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
10戦以下3-1-2-1618.2%27.3%
11〜20戦5-2-5-5310.8%18.5%
21戦以上2-7-3-5713.0%17.4%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。キャリアはnetkeibaの各馬の戦績から数えた(地方・海外の出走を含み、出走取消・除外は数えない)

21戦以上も2着が7頭いて、キャリアの多い馬を外す理由にはなりません。


枠順・4コーナーの位置・上がり

枠順は内・中・外の差が4ポイントほどで、8枠だけが19頭中1頭の連対です。

枠成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
内(1〜3枠)6-2-6-4314.0%24.6%
中(4〜6枠)3-5-3-4913.3%18.3%
外(7〜8枠)1-3-1-3410.3%12.8%
8枠だけ1-0-0-185.3%5.3%
2016〜2025年の10回・延べ156頭。8枠は外(7〜8枠)の内数

8枠で3着以内に入ったのは、2023年に8枠から逃げ切ったレモンポップ(1番人気)だけです。7枠は20頭中3頭が連対していて、外枠全体が悪いわけではありません。

4コーナーの位置は、ここでは次の3つに分けました。前=4コーナーで頭数の4分の1以内(15頭立てなら3番手、16頭立てなら4番手まで)、中団=9番手まで、後方=10番手以下です。

4コーナーの位置全体の連対率1〜6番人気の連対率
前46頭中9頭(19.6%)21頭中9頭(42.9%)
中団50頭中4頭(8.0%)22頭中4頭(18.2%)
後方60頭中7頭(11.7%)17頭中4頭(23.5%)
2016〜2025年の10回・延べ156頭。分子は2着以内に入った頭数。通過順位の最後の数字(4コーナー)で分けた

前で4コーナーを回った馬は6勝していて、人気をそろえると連対率が中団・後方の2倍あります。一方で後方からも3勝・2着4回が出ていて、2016年のサウンドトゥルー、2018年のウェスタールンド、2023年のウィルソンテソーロは、どれも4コーナー13番手からの連対でした。

各レースで上がり3ハロン最速を記録した馬は、同じタイムの馬を全部数えて10回で延べ11頭(2020年は2頭が同タイム)です。そのうち7頭が連対し、10回のうち7回は上がり最速の馬が連対しました。4コーナーの位置と上がりの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走の通過順などからの推定になります。


2026年の前哨戦と条件の当てはめ方

2026年の前哨戦の上位馬は、前走の開催と着順・ダートGIの実績・人気・年齢の順に当てはめると、過去10年の数字とずれません。

記事を書いた10月23日の時点では特別登録の前で、出走するかどうかは決まっていません。11月のJBCクラシック、11月8日のみやこS、11月14日の武蔵野Sもまだ行われていません。ここでは、2026年のダートのGI・JpnIと、シリウスS・日本テレビ盃の上位3頭を並べます。

レース(日付・場・距離)1着2着3着
フェブラリーS(2月22日・東京ダ1600m)コスタノヴァ(美浦)ウィルソンテソーロ(美浦)ダブルハートボンド(栗東)
川崎記念(4月8日・川崎ダ2100m)カゼノランナー(栗東)ドゥラエレーデ(地方)アウトレンジ(栗東)
かしわ記念(5月5日・船橋ダ1600m)ウィルソンテソーロ(美浦)ミッキーファイト(美浦)ロードフォンス(栗東)
さきたま杯(6月24日・浦和ダ1400m)ロードフォンス(栗東)ウィルソンテソーロ(美浦)イグザルト(地方)
帝王賞(7月1日・大井ダ2000m)ミッキーファイト(美浦)アウトレンジ(栗東)ディクテオン(地方)
シリウスS(9月26日・阪神ダ2000m)ヴァルツァーシャル(美浦)ルシュヴァルドール(栗東)マイノワール(栗東)
日本テレビ盃(9月30日・船橋ダ1800m)ミッキーファイト(美浦)テーオーマルコーニ(栗東)ロードクロンヌ(栗東)
ジャパンダートクラシック(10月7日・大井ダ2000m・3歳)シルバーレシオ(栗東)ワンダーディーン(栗東)チェリヴェント(栗東)
マイルCS南部杯(10月12日・盛岡ダ1600m)メイショウハチロー(栗東)ストレングス(栗東)ウィルソンテソーロ(美浦)
netkeibaの各レースの成績(2026年10月23日確認)。所属はnetkeibaの成績表の調教師欄

この表の着順は、そのレースでの着順です。上位馬のうち次の馬は、その後に別のレースを走っています。

馬表のレースの着順10月23日時点の直近のレース
コスタノヴァフェブラリーS1着かしわ記念(5月5日)4着
ダブルハートボンドフェブラリーS3着レディスプレリュード(10月6日・大井)4着・1番人気
カゼノランナー川崎記念1着日本テレビ盃(9月30日)4着
アウトレンジ帝王賞2着白山大賞典(9月22日・金沢)3着・1番人気
ディクテオン帝王賞3着コリアカップ(9月6日・ソウル)1着
ルシュヴァルドールシリウスS2着ブラジルC(10月18日・東京)10着
netkeibaの各馬の戦績(2026年10月23日確認)。出走取消・除外は数えない

当てはめる順番は次のとおりです。

1. 前走の開催と着順:JBCクラシックや南部杯など地方の交流重賞から来る馬は「地方・海外」の区分(67頭中16頭連対)、みやこS・武蔵野Sなど中央から来る馬は前走3着以内かどうかで分けます。中央で4着以下なら51頭中1頭の区分です。南部杯を勝ったメイショウハチローは、この時点では南部杯が直近のレースです2. ダートGI・JpnIの勝ち実績:表のレースを勝ったコスタノヴァ・カゼノランナー・ウィルソンテソーロ・ロードフォンス・ミッキーファイト・シルバーレシオ・メイショウハチローに、2025年の勝ち馬ダブルハートボンドを加えた馬がここに入ります。過去10年では、実績があっても前走が中央だった12頭は連対していません3. 人気:前走が地方・海外でも、7番人気以下では37頭中2頭しか連対していません。この区分が効くのは1〜6番人気に推された馬だけです4. 年齢:7歳以上は28頭中1頭の連対です。2026年の表では、ウィルソンテソーロ・ヴァルツァーシャル・イグザルトが7歳、ディクテオンが8歳です。ウィルソンテソーロは過去3回すべて2着に入っている馬で、年齢の数字だけで外すかどうかは別に考える必要があります

枠順が決まったら、8枠が19頭で連対1頭だったことを重ねます。枠順確定後の予想は、別の記事で出します。


よくある質問

前回の勝ち馬・3歳・牝馬・馬場・地方所属・前走芝の6つは、例が少なく傾向とまでは言えないものも含みます。

Q. 前回の勝ち馬が出てきたらどうでしたか?

A. 過去の勝ち馬が出走したのは延べ8回で、1勝・2着3回・着外4回です。勝ったのは2024年のレモンポップ(2023年の勝ち馬・1番人気)だけで、ゴールドドリームは2019年と2020年に2着、チュウワウィザードは2021年に2着でした。テーオーケインズは2022年と2023年に4着、クリソベリルは2020年に4着、サウンドトゥルーは2017年に11着です。2025年の勝ち馬ダブルハートボンドが出てくれば、前回の勝ち馬として出走することになります。

Q. 3歳馬はどうでしたか?

A. 3歳馬は18頭が出走して2勝・2着1回で、連対率16.7%です。勝ったのは2018年のルヴァンスレーヴ(1番人気・前走南部杯1着)と2019年のクリソベリル(2番人気・前走日本テレビ盃1着)で、2022年のクラウンプライド(前走JBCクラシック2着)が2着でした。2025年はジャパンダートクラシックを勝ったナルカミが1番人気で13着に終わっています。

Q. 牝馬はどうでしたか?

A. 牝馬の出走は10年で7頭です。2025年のダブルハートボンド(3番人気・56kg)が勝ち、ほかの6頭は2018年のアンジュデジール(4着)が最高でした。7頭しかいないので、牝馬だから有利・不利とは言えません。

Q. 雨で馬場が悪くなったときはどうでしたか?

A. 過去10年のチャンピオンズカップは、10回とも良馬場で行われました。稍重・重・不良の例が1回もないので、馬場が渋ったときの傾向はこの10年の数字からは出せません。

Q. 地方競馬や海外の所属馬はどうでしたか?

A. 地方・海外の所属で出走したのは4頭で、2018年のパヴェル(アメリカ・15着)、2021年のカジノフォンテン(10着)、2024年のミックファイア(13着)、2025年のヘリオス(14着)です。4頭とも連対していませんが、15頭に満たないので傾向とは言えません。

Q. 前走で芝を走っていた馬はどうでしたか?

A. 前走が芝のレースだった7頭は、連対が0頭です。3着に入ったのは、2023年のドゥラエレーデ(前走セントライト記念8着・9番人気)1頭だけでした。2021年のソダシは秋華賞から来て12着、2024年のガイアフォースは安田記念から来て15着です。


参考情報

この記事の数字は、JRAの公式ページとnetkeibaの成績を当サイトが集計したものです。

確認日は2026年10月21日から23日です。

重賞の日程と、優先出走権のある2つのレースの記事もあります。

免責事項

本記事は公開データの集計で、的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。

集計の対象は2016年から2025年までの10回・延べ156頭で、15頭に満たない区分は参考値として扱っています。4コーナーの位置と上がり3ハロンの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走などからの推定になります。2026年の前哨戦の馬が出走するかどうかは、特別登録と出馬表で確定します。

更新履歴

2026年10月23日に公開しました。2016〜2025年の10回・延べ156頭で集計しています。

以後は毎年のレース後に、最新の10年で数え直して更新します。

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この記事を書いた人

競馬予想ロジック研究家。現役のエンジニアであり、会社を経営している。データの集計と分析、判断ルールの設計を本業とする。2000年代前半に独自の競馬予想ロジックを組み立て、年間を通して収支をプラスに保つ取り組みをおよそ10年にわたり続けていたと本人は語る。馬券の払戻金に対する課税の扱いが問題になった2010年代前半に第一線を退き、現在は馬券を購入していない。1レースごとの的中よりも「買うレースを選ぶ基準」のほうを重視する立場をとってきた。集計は編集部が担い、判断ルールの設計と最終的な選出は本人が行っている。過去の経緯であり、将来の結果を保証するものではない。

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