チャンピオンズカップは、中京ダート1800mで行われる3歳以上のGIです。2026年は12月6日(日)の中京で第27回が行われます。このページでは、2016年から2025年までの10回、延べ156頭を1頭ずつ数え直し、人気・前走・ダートGIの実績・年齢・枠順・4コーナーの位置のどこで結果が分かれたのかを並べました。
数字はnetkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から機械的に集計し、指標は連対率(2着以内に入った割合)で統一しています。15頭に満たない区分は判断に使わず、参考値として残しました。
先に結論を書くと、この10年でいちばん差が大きかったのは「前走をどこで走ったか」です。前走が地方の交流重賞か海外だった67頭から16頭が連対し、前走が中央のレースだった89頭からは4頭しか連対していません。
この記事でわかること
- 1〜3番人気で7勝している一方、10番人気以下の66頭からは連対が1頭しか出ていないこと
- 前走が地方・海外だった馬の連対率が、前走が中央だった馬の5倍あること
- 前走で中央のレースに出て4着以下だった51頭から、連対が1頭しか出ていないこと
- ダートGI・JpnIを勝っていた馬が10年で8勝していること
- 優先出走権のある武蔵野ステークスから来た25頭が、1頭しか連対していないこと
- 2026年の前哨戦の上位馬に、過去10年の条件をどう当てはめるか
結論|過去10年で残った条件と、外していい条件
過去10回で連対率の差が大きかったのは、人気・前走の開催と着順・ダートGIの実績の3つです。
枠順とキャリアは区分ごとの差が10ポイントに届かず、前走の距離や間隔の差は、前走のレースの差がそのまま出たものでした。
| 外していい条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 10番人気以下 | 66頭中1頭が連対(1.5%)。2023年2着のウィルソンテソーロ(12番人気)だけ |
| 前走が中央のレースで4着以下 | 51頭中1頭が連対(2.0%)。勝ち馬は0頭 |
| 前走が武蔵野ステークス | 25頭中1頭が連対(4.0%)。武蔵野Sの勝ち馬4頭はすべて6着以下 |
| 7歳以上 | 28頭中1頭が連対(3.6%)。2020年2着のゴールドドリーム(7歳)だけ |
残したほうがいい側はこうなります。
| 残す条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 1〜3番人気 | 30頭中14頭が連対(46.7%)、7勝 |
| 前走が地方の交流重賞・海外 | 67頭中16頭が連対(23.9%)、8勝 |
| 前走までにダートGI・JpnIを勝っている | 57頭中14頭が連対(24.6%)、8勝 |
| 前走がマイルチャンピオンシップ南部杯 | 16頭中6頭が連対(37.5%)、4勝 |
「10番人気以下」と「前走が中央で4着以下」の2つを外すと、156頭が68頭(1レース平均6.8頭)に減り、連対20頭のうち18頭が残ります。勝ち馬は10頭とも残ります。落ちるのは、2023年2着のウィルソンテソーロ(12番人気)と、2018年2着のウェスタールンド(8番人気・前走武蔵野S7着)の2頭です。
2026年のチャンピオンズカップと「過去10年」の範囲
2026年のチャンピオンズカップは、12月6日(日)に中京競馬場のダート1800mで行われる第27回です。
3歳以上のオープン・定量戦です。JRAのチャンピオンズカップのページでは、優先出走権の対象が「みやこステークス(GⅢ)1着馬」と「武蔵野ステークス(GⅢ)1着馬」の2つです。主要なステップレースとして、フェブラリーステークス・シリウスステークス・みやこステークス(11月8日)・武蔵野ステークス(11月14日)が並んでいます。
前身は2000年に創設されたジャパンカップダートです。JRAの説明では、2014年に舞台を中京競馬場のダート1800mへ移し、名前をチャンピオンズカップに変えました。
中京のダート1800mは、スタンド前の直線の中ほどから発走し、1コーナーまでが291.8mです。ゴール前の直線は410.7mで、JRAの説明では「1周の間に2度の坂越えがあるタフなコース」とされています。
この記事の「過去10年」は、今年を除いた直近10年の暦年、2016年から2025年までです。当サイトの重賞日程2026の一覧と同じ窓で、10回ともこの中京ダート1800mで行われました。出走頭数は2016年・2017年・2018年・2023年が15頭、ほかの6回が16頭で、合計が156頭になります。
斤量はすべての馬がその年の定量どおりだった
当サイトが出走馬の斤量で確かめると、156頭すべてがその年の定量どおりで、定量より重い馬・軽い馬はいません。
4歳以上の牡馬・せん馬は2022年までが57kg、2023年からが58kgで、牝馬は2kg軽くなります。3歳は多くの年で1kg軽く、12月1日に行われた2019年と2024年だけ2kg軽い斤量でした。この記事では斤量で条件を分けていません。
過去10年の結果一覧
10回のうち1番人気が勝ったのは4回で、2着も3回あり、10回とも良馬場で行われました。
| 年 | 頭数 | 1着(人気) | 2着(人気) | 3着(人気) | 馬連 | 3連単 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 16 | ダブルハートボンド(3) | ウィルソンテソーロ(2) | ラムジェット(7) | 2,300円 | 36,790円 |
| 2024 | 16 | レモンポップ(1) | ウィルソンテソーロ(2) | ドゥラエレーデ(9) | 840円 | 18,050円 |
| 2023 | 15 | レモンポップ(1) | ウィルソンテソーロ(12) | ドゥラエレーデ(9) | 29,040円 | 1,902,720円 |
| 2022 | 16 | ジュンライトボルト(3) | クラウンプライド(4) | ハピ(6) | 4,850円 | 81,360円 |
| 2021 | 16 | テーオーケインズ(1) | チュウワウィザード(3) | アナザートゥルース(14) | 610円 | 52,660円 |
| 2020 | 16 | チュウワウィザード(4) | ゴールドドリーム(3) | インティ(10) | 4,010円 | 206,940円 |
| 2019 | 16 | クリソベリル(2) | ゴールドドリーム(1) | インティ(3) | 960円 | 8,980円 |
| 2018 | 15 | ルヴァンスレーヴ(1) | ウェスタールンド(8) | サンライズソア(3) | 3,000円 | 27,310円 |
| 2017 | 15 | ゴールドドリーム(8) | テイエムジンソク(1) | コパノリッキー(9) | 4,140円 | 158,490円 |
| 2016 | 15 | サウンドトゥルー(6) | アウォーディー(1) | アスカノロマン(10) | 1,390円 | 85,980円 |
馬連の中央値は2,650円、3連単の中央値は67,010円です。ウィルソンテソーロは2023年から3年続けて2着で、2023年のレモンポップとの組み合わせは馬連29,040円になりました。
人気|1〜3番人気で7勝、10番人気以下は66頭で連対1頭
1番人気の成績は4勝・2着3回・着外3回で連対率70.0%、3着に入った年はありません。
| 人気 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4-3-0-3 | 70.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 1-2-0-7 | 30.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 2-2-2-4 | 40.0% | 60.0% |
| 4番人気 | 1-1-0-8 | 20.0% | 20.0% |
| 5番人気 | 0-0-0-10 | 0% | 0% |
| 6〜9番人気 | 2-1-5-32 | 7.5% | 20.0% |
| 10番人気以下 | 0-1-3-62 | 1.5% | 6.1% |
着外に終わった1番人気の3頭は、2020年のクリソベリル(4着)、2022年のテーオーケインズ(4着)、2025年のナルカミ(13着)です。3頭とも前走で交流GIを勝っていました(クリソベリルとテーオーケインズはJBCクラシック、ナルカミはジャパンダートクラシック)。
人気を3つずつに束ねると、差がはっきりします。
| 人気 | 頭数 | 連対 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜3番人気 | 30頭 | 14頭 | 46.7% | 53.3% |
| 4〜6番人気 | 30頭 | 3頭 | 10.0% | 13.3% |
| 7〜9番人気 | 30頭 | 2頭 | 6.7% | 20.0% |
| 10番人気以下 | 66頭 | 1頭 | 1.5% | 6.1% |
1〜3番人気が連対20頭のうち14頭を占めます。7〜9番人気の勝ち馬は2017年のゴールドドリーム(8番人気)だけで、3着には9番人気のドゥラエレーデが2023年と2024年に2年続けて入っています。10番人気以下は、3着に入ったのも2016年のアスカノロマン、2020年のインティ(どちらも10番人気)、2021年のアナザートゥルース(14番人気)の3頭でした。
前走|地方・海外から来た馬と、中央で負けた馬
前走のレースが地方の交流重賞か海外だった馬は、中央のレースから来た馬の5倍の連対率です。
| 前走の開催 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 地方の交流重賞・海外 | 8-8-2-49 | 23.9% | 26.9% |
| 中央 | 2-2-8-77 | 4.5% | 13.5% |
地方・海外の67頭は、JBCクラシック(29頭)、マイルチャンピオンシップ南部杯(16頭)、韓国のコリアカップ(4頭)などです。2018年のJBCクラシックはJRAの京都競馬場で行われたため、その年の6頭は「中央」に入っています。
この区分には上位人気の実績馬が多く入っているので、人気をそろえて比べました。
| 人気 | 前走が地方・海外 | 前走が中央 |
|---|---|---|
| 1〜6番人気 | 30頭中14頭(46.7%) | 30頭中3頭(10.0%) |
| 7番人気以下 | 37頭中2頭(5.4%) | 59頭中1頭(1.7%) |
人気をそろえても、1〜6番人気では地方・海外から来た馬の連対率が4倍以上あります。7番人気以下になると、どちらも連対率は1桁です。
前走の着順は、前走の開催と重ねると差がはっきりします。
| 前走の開催と着順 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 地方・海外で3着以内 | 6-5-1-26 | 28.9% | 31.6% |
| 地方・海外で4着以下 | 2-3-1-23 | 17.2% | 20.7% |
| 中央で3着以内 | 2-1-2-33 | 7.9% | 13.2% |
| 中央で4着以下 | 0-1-6-44 | 2.0% | 13.7% |
着順だけで見ると、前走1着は42頭中9頭、2〜3着は34頭中5頭、4〜5着は33頭中4頭、6〜9着は25頭中2頭、10着以下は22頭中0頭の連対です。中央で4着以下だった51頭は、連対こそ1頭ですが3着が6頭いて、3着内率は中央で3着以内だった馬と変わりません。
前走のレース別に分けると、連対20頭は次の6つのレースから出ています。
| 前走のレース | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| JBCクラシック | 3-6-1-25 | 25.7% | 28.6% |
| マイルCS南部杯 | 4-2-1-9 | 37.5% | 43.8% |
| みやこS | 1-1-6-26 | 5.9% | 23.5% |
| 武蔵野S | 0-1-0-24 | 4.0% | 4.0% |
| シリウスS | 1-0-0-7 | 12.5% | 12.5% |
| 日本テレビ盃 | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% |
JBCクラシック組と南部杯組で10勝中7勝
JBCクラシック組は3勝、南部杯組は4勝で、2つを合わせると勝ち馬10頭のうち7頭になります。
JBCクラシック組の連対9頭のうち、JBCクラシックを勝っていたのは2016年のアウォーディーと2024年のウィルソンテソーロの2頭で、どちらも2着でした。勝った3頭は2016年のサウンドトゥルー(JBC3着)、2020年のチュウワウィザード(同3着)、2021年のテーオーケインズ(同4着)です。JBCで負けた馬が巻き返して勝つ形が続いています。JBCクラシックからチャンピオンズカップまでは、過去10年で27〜34日でした。
南部杯組は、南部杯を勝った4頭のうち3頭がそのままチャンピオンズカップも勝っています(2018年のルヴァンスレーヴ、2023年と2024年のレモンポップ。3頭とも1番人気)。勝てなかった1頭は2020年のアルクトス(9着)です。ゴールドドリームは南部杯5着から2017年に勝ち、南部杯3着から2019年、6着から2020年に2着でした。
みやこS組と武蔵野S組は3着止まりが多い
優先出走権のある2つのレースから来た59頭は、連対が3頭で、3着が6頭でした。
みやこステークスから来た34頭は1勝・2着1回・3着6回で、連対率は5.9%です。連対したのは、みやこSを勝っていた2017年のテイエムジンソク(2着)と2025年のダブルハートボンド(1着)の2頭でした。武蔵野ステークスから来た25頭は2018年のウェスタールンド(武蔵野S7着から2着)だけで、武蔵野Sを勝って出てきた4頭は6着・11着・12着・15着です。
ダートGI・JpnIの勝ち実績と年齢・性別・所属
前走までにダートGI・JpnIを勝っていた馬は、勝っていなかった馬の4倍の連対率です。
| ダートGI・JpnIの勝ち | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| あり | 8-6-4-39 | 24.6% | 31.6% |
| なし | 2-4-6-87 | 6.1% | 12.1% |
勝ち馬10頭のうち、ダートGI・JpnIの勝ちが無かったのは2022年のジュンライトボルト(前走シリウスS1着)と2025年のダブルハートボンド(前走みやこS1着)の2頭だけです。ただし、勝ち実績があっても前走が中央だった12頭は連対0頭でした。実績のある馬は、地方の交流GIを使ってから来た場合に連対しています(45頭中14頭)。
年齢は6歳までは連対率が9.8〜21.2%で、7歳以上になると3.6%に下がります。
| 年齢 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 3歳 | 2-1-2-13 | 16.7% | 27.8% |
| 4歳 | 3-1-3-34 | 9.8% | 17.1% |
| 5歳 | 3-2-2-29 | 13.9% | 19.4% |
| 6歳 | 2-5-1-25 | 21.2% | 24.2% |
| 7歳以上 | 0-1-2-25 | 3.6% | 10.7% |
7歳以上の28頭で連対したのは、2020年のゴールドドリーム(3番人気・2着)だけです。3歳は18頭から2勝で、勝ったのは2018年のルヴァンスレーヴ(前走南部杯1着)と2019年のクリソベリル(前走日本テレビ盃1着)でした。
牝馬は10年で7頭が出走し、2025年のダブルハートボンド(3番人気)が勝っています。ほかの6頭は4着以下で、7頭しかいないので傾向とは言えません。
所属は、美浦の連対率が栗東の2倍あります。
| 所属 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 栗東 | 6-7-9-99 | 10.7% | 18.2% |
| 美浦 | 4-3-1-23 | 22.6% | 25.8% |
| 地方・海外の所属 | 0-0-0-4 | 0% | 0% |
ただし美浦の連対7頭のうち5頭は、ウィルソンテソーロ(2着3回)とレモンポップ(2勝)の2頭が重ねたものです。この2頭を除くと、美浦は26頭中2頭(7.7%)で栗東と差がありません。所属の差は、特定の馬の繰り返しで生まれた差と読むのが自然です。
前走の距離・間隔・キャリア
前走の距離は2100m以上から来た馬の連対率がいちばん高く、1700〜1800mから来た馬が低くなっています。
| 前走の距離 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1600m以下 | 4-3-2-36 | 15.6% | 20.0% |
| 1700〜1800m | 2-2-6-45 | 7.3% | 18.2% |
| 1900〜2000m | 2-3-1-33 | 12.8% | 15.4% |
| 2100m以上 | 2-2-1-12 | 23.5% | 29.4% |
距離の区分は、前走のレースとほぼ重なります。1600m以下は武蔵野S(25頭)と南部杯(16頭)、1700〜1800mはみやこS(34頭)、2100m以上はJBCクラシック(9頭)が中心です。距離そのものより、どのレースから来たかを見たほうが差がはっきりします。
前走からの間隔は、29〜56日の馬が勝ち馬10頭のうち7頭を占めます。
| 前走からの間隔 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 28日以内 | 1-3-7-63 | 5.4% | 14.9% |
| 29〜56日 | 7-7-2-38 | 25.9% | 29.6% |
| 57日以上 | 2-0-1-25 | 7.1% | 10.7% |
28日以内の74頭は、みやこS組(34頭)と武蔵野S組(25頭)が59頭を占めます。29〜56日にはJBCクラシック組の多くと南部杯組(48日か55日)が入ります。間隔の差も、前走のレースの差がそのまま出たものです。
キャリア(前走までの出走数)は、区分ごとの差が小さくなっています。
| キャリア(前走まで) | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 10戦以下 | 3-1-2-16 | 18.2% | 27.3% |
| 11〜20戦 | 5-2-5-53 | 10.8% | 18.5% |
| 21戦以上 | 2-7-3-57 | 13.0% | 17.4% |
21戦以上も2着が7頭いて、キャリアの多い馬を外す理由にはなりません。
枠順・4コーナーの位置・上がり
枠順は内・中・外の差が4ポイントほどで、8枠だけが19頭中1頭の連対です。
| 枠 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 内(1〜3枠) | 6-2-6-43 | 14.0% | 24.6% |
| 中(4〜6枠) | 3-5-3-49 | 13.3% | 18.3% |
| 外(7〜8枠) | 1-3-1-34 | 10.3% | 12.8% |
| 8枠だけ | 1-0-0-18 | 5.3% | 5.3% |
8枠で3着以内に入ったのは、2023年に8枠から逃げ切ったレモンポップ(1番人気)だけです。7枠は20頭中3頭が連対していて、外枠全体が悪いわけではありません。
4コーナーの位置は、ここでは次の3つに分けました。前=4コーナーで頭数の4分の1以内(15頭立てなら3番手、16頭立てなら4番手まで)、中団=9番手まで、後方=10番手以下です。
| 4コーナーの位置 | 全体の連対率 | 1〜6番人気の連対率 |
|---|---|---|
| 前 | 46頭中9頭(19.6%) | 21頭中9頭(42.9%) |
| 中団 | 50頭中4頭(8.0%) | 22頭中4頭(18.2%) |
| 後方 | 60頭中7頭(11.7%) | 17頭中4頭(23.5%) |
前で4コーナーを回った馬は6勝していて、人気をそろえると連対率が中団・後方の2倍あります。一方で後方からも3勝・2着4回が出ていて、2016年のサウンドトゥルー、2018年のウェスタールンド、2023年のウィルソンテソーロは、どれも4コーナー13番手からの連対でした。
各レースで上がり3ハロン最速を記録した馬は、同じタイムの馬を全部数えて10回で延べ11頭(2020年は2頭が同タイム)です。そのうち7頭が連対し、10回のうち7回は上がり最速の馬が連対しました。4コーナーの位置と上がりの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走の通過順などからの推定になります。
2026年の前哨戦と条件の当てはめ方
2026年の前哨戦の上位馬は、前走の開催と着順・ダートGIの実績・人気・年齢の順に当てはめると、過去10年の数字とずれません。
記事を書いた10月23日の時点では特別登録の前で、出走するかどうかは決まっていません。11月のJBCクラシック、11月8日のみやこS、11月14日の武蔵野Sもまだ行われていません。ここでは、2026年のダートのGI・JpnIと、シリウスS・日本テレビ盃の上位3頭を並べます。
| レース(日付・場・距離) | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| フェブラリーS(2月22日・東京ダ1600m) | コスタノヴァ(美浦) | ウィルソンテソーロ(美浦) | ダブルハートボンド(栗東) |
| 川崎記念(4月8日・川崎ダ2100m) | カゼノランナー(栗東) | ドゥラエレーデ(地方) | アウトレンジ(栗東) |
| かしわ記念(5月5日・船橋ダ1600m) | ウィルソンテソーロ(美浦) | ミッキーファイト(美浦) | ロードフォンス(栗東) |
| さきたま杯(6月24日・浦和ダ1400m) | ロードフォンス(栗東) | ウィルソンテソーロ(美浦) | イグザルト(地方) |
| 帝王賞(7月1日・大井ダ2000m) | ミッキーファイト(美浦) | アウトレンジ(栗東) | ディクテオン(地方) |
| シリウスS(9月26日・阪神ダ2000m) | ヴァルツァーシャル(美浦) | ルシュヴァルドール(栗東) | マイノワール(栗東) |
| 日本テレビ盃(9月30日・船橋ダ1800m) | ミッキーファイト(美浦) | テーオーマルコーニ(栗東) | ロードクロンヌ(栗東) |
| ジャパンダートクラシック(10月7日・大井ダ2000m・3歳) | シルバーレシオ(栗東) | ワンダーディーン(栗東) | チェリヴェント(栗東) |
| マイルCS南部杯(10月12日・盛岡ダ1600m) | メイショウハチロー(栗東) | ストレングス(栗東) | ウィルソンテソーロ(美浦) |
この表の着順は、そのレースでの着順です。上位馬のうち次の馬は、その後に別のレースを走っています。
| 馬 | 表のレースの着順 | 10月23日時点の直近のレース |
|---|---|---|
| コスタノヴァ | フェブラリーS1着 | かしわ記念(5月5日)4着 |
| ダブルハートボンド | フェブラリーS3着 | レディスプレリュード(10月6日・大井)4着・1番人気 |
| カゼノランナー | 川崎記念1着 | 日本テレビ盃(9月30日)4着 |
| アウトレンジ | 帝王賞2着 | 白山大賞典(9月22日・金沢)3着・1番人気 |
| ディクテオン | 帝王賞3着 | コリアカップ(9月6日・ソウル)1着 |
| ルシュヴァルドール | シリウスS2着 | ブラジルC(10月18日・東京)10着 |
当てはめる順番は次のとおりです。
1. 前走の開催と着順:JBCクラシックや南部杯など地方の交流重賞から来る馬は「地方・海外」の区分(67頭中16頭連対)、みやこS・武蔵野Sなど中央から来る馬は前走3着以内かどうかで分けます。中央で4着以下なら51頭中1頭の区分です。南部杯を勝ったメイショウハチローは、この時点では南部杯が直近のレースです2. ダートGI・JpnIの勝ち実績:表のレースを勝ったコスタノヴァ・カゼノランナー・ウィルソンテソーロ・ロードフォンス・ミッキーファイト・シルバーレシオ・メイショウハチローに、2025年の勝ち馬ダブルハートボンドを加えた馬がここに入ります。過去10年では、実績があっても前走が中央だった12頭は連対していません3. 人気:前走が地方・海外でも、7番人気以下では37頭中2頭しか連対していません。この区分が効くのは1〜6番人気に推された馬だけです4. 年齢:7歳以上は28頭中1頭の連対です。2026年の表では、ウィルソンテソーロ・ヴァルツァーシャル・イグザルトが7歳、ディクテオンが8歳です。ウィルソンテソーロは過去3回すべて2着に入っている馬で、年齢の数字だけで外すかどうかは別に考える必要があります
枠順が決まったら、8枠が19頭で連対1頭だったことを重ねます。枠順確定後の予想は、別の記事で出します。
よくある質問
前回の勝ち馬・3歳・牝馬・馬場・地方所属・前走芝の6つは、例が少なく傾向とまでは言えないものも含みます。
Q. 前回の勝ち馬が出てきたらどうでしたか?
A. 過去の勝ち馬が出走したのは延べ8回で、1勝・2着3回・着外4回です。勝ったのは2024年のレモンポップ(2023年の勝ち馬・1番人気)だけで、ゴールドドリームは2019年と2020年に2着、チュウワウィザードは2021年に2着でした。テーオーケインズは2022年と2023年に4着、クリソベリルは2020年に4着、サウンドトゥルーは2017年に11着です。2025年の勝ち馬ダブルハートボンドが出てくれば、前回の勝ち馬として出走することになります。
Q. 3歳馬はどうでしたか?
A. 3歳馬は18頭が出走して2勝・2着1回で、連対率16.7%です。勝ったのは2018年のルヴァンスレーヴ(1番人気・前走南部杯1着)と2019年のクリソベリル(2番人気・前走日本テレビ盃1着)で、2022年のクラウンプライド(前走JBCクラシック2着)が2着でした。2025年はジャパンダートクラシックを勝ったナルカミが1番人気で13着に終わっています。
Q. 牝馬はどうでしたか?
A. 牝馬の出走は10年で7頭です。2025年のダブルハートボンド(3番人気・56kg)が勝ち、ほかの6頭は2018年のアンジュデジール(4着)が最高でした。7頭しかいないので、牝馬だから有利・不利とは言えません。
Q. 雨で馬場が悪くなったときはどうでしたか?
A. 過去10年のチャンピオンズカップは、10回とも良馬場で行われました。稍重・重・不良の例が1回もないので、馬場が渋ったときの傾向はこの10年の数字からは出せません。
Q. 地方競馬や海外の所属馬はどうでしたか?
A. 地方・海外の所属で出走したのは4頭で、2018年のパヴェル(アメリカ・15着)、2021年のカジノフォンテン(10着)、2024年のミックファイア(13着)、2025年のヘリオス(14着)です。4頭とも連対していませんが、15頭に満たないので傾向とは言えません。
Q. 前走で芝を走っていた馬はどうでしたか?
A. 前走が芝のレースだった7頭は、連対が0頭です。3着に入ったのは、2023年のドゥラエレーデ(前走セントライト記念8着・9番人気)1頭だけでした。2021年のソダシは秋華賞から来て12着、2024年のガイアフォースは安田記念から来て15着です。
参考情報
この記事の数字は、JRAの公式ページとnetkeibaの成績を当サイトが集計したものです。
確認日は2026年10月21日から23日です。
- JRA チャンピオンズカップ(2026年の施行日・距離・条件、優先出走権の対象、レースの成り立ち、コースの特徴)
- JRA 2026年 重賞競走一覧(2026年のチャンピオンズカップの施行場所・条件・距離)
- netkeiba 競馬データベース(過去の全着順・払戻・各馬の戦績・所属・2026年の前哨戦の成績。この記事の集計はすべてここから機械的に行った)
重賞の日程と、優先出走権のある2つのレースの記事もあります。
- 重賞日程2026|JRA全140レースの開催日と過去10年データ(1番人気・馬連)一覧
- みやこステークス 過去10年データ|1番人気は9回で2勝、前走6着以下は50頭で連対2頭
- 武蔵野ステークス 過去10年データ|前走が地方・海外の38頭から10頭連対、10番人気以下は69頭で1頭
免責事項
本記事は公開データの集計で、的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。
集計の対象は2016年から2025年までの10回・延べ156頭で、15頭に満たない区分は参考値として扱っています。4コーナーの位置と上がり3ハロンの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走などからの推定になります。2026年の前哨戦の馬が出走するかどうかは、特別登録と出馬表で確定します。
更新履歴
2026年10月23日に公開しました。2016〜2025年の10回・延べ156頭で集計しています。
以後は毎年のレース後に、最新の10年で数え直して更新します。

