京都2歳ステークス 過去10年データ|前走オープン・リステッド組は17頭で連対8頭、1勝クラス組は16頭で連対1頭

京都2歳ステークス 過去10年データ|前走オープン・リステッド組は17頭で連対8頭、1勝クラス組は16頭で連対1頭

京都2歳ステークス(京都2歳S)は、京都の芝2000mで行われる2歳のGⅢです。2026年は11月28日(土)に京都で行われます。このページでは、2016年から2025年までの10回、延べ105頭を1頭ずつ数え直し、人気・前走のクラスと着順・前走の距離・間隔・キャリア・枠順・4コーナーの位置のどこで結果が分かれたのかを並べました。

数字はnetkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から当サイトが機械的に集計し、指標は連対率(2着以内に入った割合)で統一しています。出走が8〜15頭のレースなので、15頭に満たない区分が多くなります。15頭に満たない区分は判断に使わず、参考値として残しました。

先に結論を書くと、この10年でいちばん差が大きかったのは「前走でどのクラスを走っていたか」です。前走がオープン特別・リステッドだった17頭からは8頭が連対し、前走が1勝クラスだった16頭からは1頭しか連対していません。

この記事でわかること

  • 前走がオープン特別・リステッドだった馬の連対率が47.1%で、1勝クラスから来た馬(6.3%)の7倍あること
  • 1〜3番人気で7勝し、4番人気以下の75頭からは連対が7頭しか出ていないこと
  • 前走で4着以下だった15頭からは、連対が1頭しか出ていないこと
  • 前走1800m前後から距離を延ばして来た馬が、前走2000mの馬より連対していること
  • 上がり3ハロンが最も速かった馬が、10回中8回勝っていること
  • 2026年の2歳重賞・オープンの上位馬に、過去10年の条件をどう当てはめるか

目次

結論|過去10年で残った条件と、外していい条件

過去10回で連対率の差が大きかったのは、前走のクラス・人気・前走の着順の3つです。

枠順と性別は区分ごとの差が2ポイントほどで、間隔とキャリアは区分の並びに順番がありませんでした。4コーナーの位置と上がりの差は大きいものの、どちらもレースが終わってから分かる数字です。

外していい条件過去10年(10回)の数字
前走が1勝クラス(紫菊賞・黄菊賞・百日草特別など)16頭中1頭が連対(6.3%)。2016年1着のカデナ(前走百日草特別2着)だけ
前走で4着以下15頭中1頭が連対(6.7%)。2025年2着のアスクエジンバラ(10番人気・前走サウジアラビアRC7着)だけ
4番人気以下で前走が重賞・オープン特別・リステッド17頭中1頭が連対(5.9%)。上のアスクエジンバラだけ
7番人気以下45頭中4頭が連対(8.9%)。4頭とも2021年以降で、2016〜2020年は0頭
2016〜2025年の10回・延べ105頭。netkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から当サイトが集計。連対率は2着以内に入った割合

残したほうがいい側はこうなります。

残す条件過去10年(10回)の数字
前走がオープン特別・リステッド17頭中8頭が連対(47.1%)、3勝
1〜3番人気30頭中13頭が連対(43.3%)、7勝
前走で2〜3着20頭中6頭が連対(30.0%)、3勝
前走が1700〜1800m41頭中12頭が連対(29.3%)、7勝
2016〜2025年の10回・延べ105頭。前走のクラスはその馬が直前に走ったレースの格

「前走が1勝クラス」と「前走で4着以下」を外すと、105頭が78頭(1レース平均7.8頭)に減り、連対20頭のうち18頭が残ります。勝ち馬は10頭のうち9頭が残り、落ちるのはカデナ1頭です。

前走で1着だった70頭の連対率は18.6%で、全体の19.0%との差は0.4ポイントです。新馬・未勝利を勝って来たばかりの馬が多いレースなので、前走1着というだけでは残す理由にならない、というのがこのレースの数字です。


2026年の京都2歳ステークスと「過去10年」の範囲

2026年の京都2歳ステークスは、11月28日(土)に京都競馬場の芝2000mで行われます。

JRAの2026年重賞レース一覧では「GⅢ京都2歳S 京都 2歳 芝2,000」とされ、名前も条件も前年と変わっていません。翌29日には東京でジャパンカップが行われ、2週前の11月14日には同じ京都でデイリー杯2歳ステークスがあります。

この記事の「過去10年」は、今年を除いた直近10年の暦年、2016年から2025年までです。当サイトの重賞日程2026の一覧と同じ窓です。10回とも芝2000mですが、京都で行われたのは7回で、2020年・2021年・2022年の3回は阪神の芝2000mでした。京都だけに絞った数字は、枠順の章で分けて載せています。

出走頭数は8頭から15頭で、10回の合計が105頭です。10回とも良馬場で、競走中止や降着はありませんでした。

阪神で行われた3回

2020年から2022年の3回は、京都競馬場の改修工事の期間にあたり、阪神競馬場の芝2000mで行われました。

JRAの京都競馬場のコース紹介では、改修工事は2020年秋から2023年春と書かれています。netkeibaの記録では、2020年が「5回阪神8日目」、2021年と2022年が「5回阪神7日目」の開催です。2023年からは京都に戻り、2023〜2025年の3回はまた京都で行われました。

斤量はすべての馬がその年の馬齢どおりだった

当サイトが出走馬の斤量で確かめると、105頭すべてがその年の馬齢重量どおりで、重い馬・軽い馬はいません。

2022年までは牡馬55kg・牝馬54kg、2023年からは牡馬56kg・牝馬55kgでした。この記事では斤量で条件を分けていません。


過去10年の結果一覧

10回のうち1番人気が勝ったのは4回で、10回とも良馬場で行われました。

年競馬場頭数1着(人気)2着(人気)3着(人気)馬連3連単
2025京都11ジャスティンビスタ(9)アスクエジンバラ(10)ゴーイントゥスカイ(3)32,490円674,750円
2024京都8エリキング(1)ジョバンニ(3)クラウディアイ(4)570円3,470円
2023京都14シンエンペラー(1)プレリュードシチー(10)サトノシュトラーセ(3)7,380円62,160円
2022阪神15グリューネグリーン(5)トップナイフ(3)ヴェルテンベルク(11)4,750円285,520円
2021阪神10ジャスティンロック(5)ビーアストニッシド(9)フィデル(2)18,920円243,030円
2020阪神10ワンダフルタウン(3)ラーゴム(2)マカオンドール(7)710円18,890円
2019京都9マイラプソディ(1)ミヤマザクラ(2)ロールオブサンダー(3)170円640円
2018京都9クラージュゲリエ(1)ブレイキングドーン(4)ワールドプレミア(2)730円3,840円
2017京都9グレイル(2)タイムフライヤー(1)ケイティクレバー(5)380円5,450円
2016京都10カデナ(3)ヴァナヘイム(1)ベストアプローチ(6)670円7,450円
netkeibaの過去レース結果。10回とも良馬場・延べ105頭

馬連の中央値は720円、3連単の中央値は13,170円です。2016〜2020年の5回は馬連がすべて1,000円未満でしたが、2021年以降の5回のうち4回は4,000円を超え、2021年(18,920円)と2025年(32,490円)は万馬券になりました。


人気|1〜3番人気で7勝、1番人気は連対率60%

1番人気の成績は4勝・2着2回・3着0回・着外4回で、連対率60.0%です。

人気成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
1番人気4-2-0-460.0%60.0%
2番人気1-2-2-530.0%50.0%
3番人気2-2-3-340.0%70.0%
4〜6番人気2-1-3-2410.0%20.0%
7〜9番人気1-1-1-266.9%10.3%
10番人気以下0-2-1-1312.5%18.8%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。1〜3番人気はそれぞれ10頭で、15頭未満の参考値

まとめると、1〜3番人気の30頭から13頭が連対し(43.3%)、7勝しています。4〜6番人気は30頭中3頭(10.0%)、7番人気以下は45頭中4頭(8.9%)でした。

1番人気が連対を外した4回は、どれも前走で新馬を勝ったばかりの馬でした。

年1番人気着順前走
2025バルセシート7着新馬 1着
2022グランヴィノス6着新馬 1着
2021トゥデイイズザデイ6着新馬 1着
2020グロリアムンディ4着新馬 1着
netkeibaの過去レース結果。2020〜2022年は阪神での施行

逆に、前走が重賞・オープン特別・リステッドだった1番人気は5頭すべてが連対しています(3勝・2着2回)。新馬を勝ったばかりの1番人気は5頭中、勝った2023年のシンエンペラー1頭だけが連対でした。どちらも5頭ずつしかいないので参考値ですが、同じ1番人気でも前走のクラスで結果がはっきり分かれています。


前走|オープン特別・リステッド組が17頭で連対8頭

前走のクラスで分けると、オープン特別・リステッドから来た17頭の連対率が47.1%で、ほかのクラスの2倍以上ありました。

前走のクラス成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
重賞(GⅡ・GⅢ・交流重賞)1-1-0-1115.4%15.4%
オープン特別・リステッド3-5-0-947.1%47.1%
1勝クラス1-0-3-126.3%25.0%
未勝利2-3-2-2416.1%22.6%
新馬3-1-5-1914.3%32.1%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。重賞は13頭で15頭未満の参考値。前走が1勝クラス(2018年までの500万下を含む)の16頭は、15頭が紫菊賞・黄菊賞・百日草特別

前走が1勝クラスの16頭は、3着には3頭が入っていますが、連対は2016年のカデナ1頭です。新馬・未勝利を勝ったばかりの59頭は9頭が連対(15.3%)で、全体の19.0%を少し下回りました。

重賞から来た13頭は連対2頭で、オープン特別・リステッド組より大きく下です。内訳は札幌2歳ステークス5頭(2018年のクラージュゲリエが1着)、デイリー杯2歳ステークス4頭(連対0)、サウジアラビアロイヤルカップ・京王杯2歳ステークス・アルテミスステークス・北海道2歳優駿が1頭ずつでした。

前走のクラスと着順を合わせると

前走のクラスに着順を重ねると、オープン特別以上で3着以内だった馬と、それ以外の差がはっきりします。

前走のクラス・着順成績(1-2-3-着外)連対率
重賞・OP・Lで1着2-2-0-357.1%
重賞・OP・Lで2〜3着2-3-0-741.7%
重賞・OP・Lで4着以下0-1-0-109.1%
新馬・未勝利で1着5-4-7-4315.3%
1勝クラス(着順を問わず)1-0-3-126.3%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。重賞・OP・Lの3区分はそれぞれ15頭未満の参考値。前走が重賞で1着だった馬はいない

前走が重賞・オープン特別・リステッドで3着以内だった19頭からは9頭が連対しました(47.4%)。このうちオープン特別・リステッドの2〜3着は6頭中4頭が連対していて、前走で負けていても割り引く理由になっていません。

前走で4着以下だった15頭は、11頭が重賞・オープン特別・リステッドから、4頭が1勝クラスからでした。連対したのは2025年のアスクエジンバラ(前走サウジアラビアRC7着)1頭だけです。

前走のレース別

前走のレース名で4頭以上いたのは、新馬・未勝利のほかに萩ステークス・紫菊賞・札幌2歳ステークスなど7つです。

前走のレース頭数成績(1-2-3-着外)連対率
未勝利312-3-2-2416.1%
新馬283-1-5-1914.3%
萩S(京都芝1800m)81-3-0-450.0%
紫菊賞(京都芝2000m・1勝)70-0-2-50.0%
札幌2歳S51-0-0-420.0%
芙蓉S(中山芝2000m)40-0-0-40.0%
デイリー杯2歳S40-0-0-40.0%
百日草特別41-0-0-325.0%
黄菊賞40-0-1-30.0%
野路菊S32-1-0-0100.0%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。未勝利・新馬以外はすべて15頭未満の参考値。萩Sはnetkeibaの表記で2016・2017年がオープン特別、2020・2022年がリステッド

萩ステークスから来た8頭は4頭が連対し、2017年のタイムフライヤー・2022年のトップナイフ・2016年のヴァナヘイムが2着、2020年のワンダフルタウンが1着でした。野路菊ステークスから来た3頭は、2019年のマイラプソディと2024年のエリキングが勝ち、2024年のジョバンニが2着で、3頭とも連対しています。

同じオープン特別でも、中山の芙蓉ステークスから来た4頭は連対0頭です。同じ京都芝2000mの紫菊賞から来た7頭も、3着2回が最高でした。


前走の距離・間隔・キャリア

前走1700〜1800mの41頭は12頭が連対(29.3%)し、前走2000mの51頭(11.8%)を上回りました。

前走の距離成績(1-2-3-着外)連対率3着内率
1600m以下0-2-0-1115.4%15.4%
1700〜1800m7-5-3-2629.3%36.6%
2000m3-3-7-3811.8%25.5%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。1600m以下は13頭で15頭未満の参考値

前走2000mの51頭には、紫菊賞・百日草特別などの1勝クラス14頭と、新馬・未勝利の31頭が入っています。前走2000mで新馬・未勝利を勝った31頭の連対は3頭(9.7%)で、前走1800m以下で新馬・未勝利を勝った28頭の6頭(21.4%)より低い数字でした。萩ステークス(1800m)組の成績もこの差に入っています。

前走からの間隔は、14日以内だった11頭から連対が出ていません。

前走からの間隔成績(1-2-3-着外)連対率
14日以内0-0-1-100.0%
15〜28日4-5-0-2526.5%
29〜56日3-2-6-2115.6%
57日以上3-3-3-1921.4%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。14日以内は11頭で15頭未満の参考値

14日以内の11頭は、2週前のデイリー杯2歳ステークスから来た4頭と、前週の黄菊賞(間隔13日)から来た4頭が中心です。15日以上の3区分は、15.6%〜26.5%で順番どおりには並んでいません。

キャリア(前走までの出走数)は、2戦の44頭が11頭連対(25.0%)でいちばん高い数字でした。

キャリア成績(1-2-3-着外)連対率
1戦(新馬を勝ったばかり)3-1-5-1914.3%
2戦5-6-3-3025.0%
3戦2-1-0-1913.6%
4戦以上0-2-2-718.2%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。4戦以上は11頭で15頭未満の参考値

1戦・2戦・3戦の差は11ポイントで、キャリアが短いほど良い・長いほど良いという並びにはなっていません。前走までに2勝していた12頭は5頭が連対していますが(41.7%)、15頭に満たないので参考値です。


枠順・4コーナーの位置・上がり

枠順は、内・中・外の3つに分けても連対率が18.2%から20.0%で、差は2ポイントもありませんでした。

枠成績(1-2-3-着外)連対率
内(1〜3枠)2-4-2-2518.2%
中(4〜6枠)3-4-4-2618.9%
外(7〜8枠)5-2-4-2420.0%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。8〜15頭立てなので、頭数の少ない年は1つの枠に1頭ずつしか入らない

4コーナーの位置は、4コーナーの通過順位が「3番手」と「その年の出走頭数の4分の1」の大きいほう以内を「前」、「6番手」と「出走頭数の60%」の大きいほう以内を「中団」、それより後ろを「後方」としました。端数は切り捨てず、そのまま比べています。

4コーナーの位置成績(1-2-3-着外)連対率
前4-3-4-2519.4%
中団4-7-4-2229.7%
後方2-0-2-286.3%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。4コーナー通過順はnetkeibaの記録。8〜11頭立ての年は3番手以内が前、6番手以内が中団になる

後方から連対したのは、2016年のカデナ(4コーナー7番手・10頭立て)と2025年のジャスティンビスタ(8番手・11頭立て)の2頭で、どちらも勝っています。

差がいちばん大きかったのは上がり3ハロンです。各レースで上がりが最も速かった馬は、10回で延べ12頭(2023年は3頭が同じタイム)で、そのうち8頭が勝ちました。勝てなかった4頭は2022年のロードプレイヤー(7着)と2023年の3頭(4〜6着)で、2・3着に入った馬はいません。

京都の7回と阪神の3回

京都と阪神で分けると、連対率は20.0%と17.1%で、差は3ポイントでした。

開催場回数成績(1-2-3-着外)連対率
京都7回7-7-7-4920.0%
阪神3回3-3-3-2617.1%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。阪神は2020〜2022年

違いが出たのは人気です。京都の7回で1番人気は4勝・2着2回で、連対を外したのは2025年のバルセシートだけでした。阪神の3回は1番人気が3回とも4着以下で、馬連は710円・18,920円・4,750円です。

京都の7回だけで枠を数え直すと、内は22頭中4頭(18.2%)、中は25頭中6頭(24.0%)、外は23頭中4頭(17.4%)でした。4コーナーの位置は、前25頭中4頭・中団23頭中8頭・後方22頭中2頭です。2026年は京都での施行なので、京都の7回の数字のほうが近い条件です。


性別と所属

牝馬の出走は10年で6頭で、連対は2019年2着のミヤマザクラ1頭です。

区分成績(1-2-3-着外)連対率
牡・せん馬10-9-10-7019.2%
牝馬0-1-0-516.7%
栗東所属9-10-9-6320.9%
美浦所属1-0-1-127.1%
2016〜2025年の10回・延べ105頭。牝馬6頭・美浦所属14頭は15頭未満の参考値

出走馬の87%にあたる91頭が栗東所属です。美浦所属の14頭からは、2022年のグリューネグリーン(前走東京の未勝利1着・5番人気)が勝ち、2025年のゴーイントゥスカイが3着に入りました。

牝馬・美浦所属ともに15頭に満たないので、この数字だけで不利とは言えません。


ホープフルステークスとのつながり

1〜3着に入った30頭のうち12頭が、次走で12月のホープフルステークス(GⅠ・中山芝2000m)に出走しました。

年京都2歳Sの着順馬名ホープフルSの着順
20251着ジャスティンビスタ8着
20252着アスクエジンバラ3着
20242着ジョバンニ2着
20243着クラウディアイ5着
20231着シンエンペラー2着
20221着グリューネグリーン11着
20222着トップナイフ2着
20223着ヴェルテンベルク12着
20213着フィデル4着
20203着マカオンドール8着
20182着ブレイキングドーン5着
20172着タイムフライヤー1着
netkeibaの各馬の戦績。京都2歳Sの次に走ったレースがホープフルSだった馬

12頭の成績は1勝・2着3回・3着1回で、勝ったのは2017年のタイムフライヤーだけです。京都2歳ステークスを勝った10頭のうち、次走でホープフルステークスへ進んだのは3頭で、2023年のシンエンペラーの2着が最高でした。

勝ち馬10頭のほかの7頭は、次走で共同通信杯(3頭)・弥生賞(2頭)・皐月賞・青葉賞へ進んでいます。1〜3着の30頭のうち、のちに芝のGⅠを勝ったのは、2018年3着のワールドプレミア(菊花賞・天皇賞(春))と2017年2着のタイムフライヤー(ホープフルS)の2頭でした。


2026年の2歳重賞・オープンと条件の当てはめ方

2026年の2歳オープン特別・リステッドのうち芝1600m以上のレースは、10月26日までに5つが終わっています。

レース(日付・競馬場・距離)1着(人気・キャリア・所属)2着(人気)3着(人気)
コスモス賞(8/15・札幌・芝1800m)デアグランツ(2・2戦2勝・美浦)アゴルディーノ(1)コスモハナミズキ(5)
野路菊S(9/19・阪神・芝1600m)ブラッドバローズ(2・2戦2勝・栗東)シティオブドリーム(4)ジーティーサクラ(1)
芙蓉S(9/26・中山・芝2000m)スタースポット(2・2戦2勝・美浦)コスモプルー(4)ジョドレルバンク(1)
アイビーS(10/17・東京・芝1800m)キャピタルストーン(11・4戦2勝・美浦)コラリオン(1)コスモイェーガー(10)
萩S(10/25・京都・芝1800m)イッペイ(4・6戦2勝・栗東)ミランダスマイル(3)フランソワーズ(7)
netkeibaの成績(2026年10月27日確認)。キャリアはそのレースまでの出走数と勝ち数。アイビーSと萩Sはリステッド

重賞では、札幌2歳ステークス(9月5日・芝1800m)をショウナンガレオン(美浦)が、サウジアラビアロイヤルカップ(10月10日・東京芝1600m)をアゴルディーノ(美浦)が勝ちました。1勝クラスの紫菊賞(10月10日・京都芝2000m)は、ビップヴィーナス(6番人気)・ドラゴンバルド(1番人気)・ホウオウワールド(3番人気)が同じ1分59秒4で1〜3着でした。

レース(日付・距離)1着(人気)2着(人気)3着(人気)
札幌2歳S(9/5・芝1800m)ショウナンガレオン(1)コスモハナミズキ(3)デザートスピリット(4)
サウジアラビアRC(10/10・芝1600m)アゴルディーノ(3)サトノハクマイ(6)フィリオソラーレ(1)
紫菊賞(10/10・芝2000m・1勝クラス)ビップヴィーナス(6)ドラゴンバルド(1)ホウオウワールド(3)
netkeibaの成績(2026年10月27日確認)

過去10年の条件を当てはめると、見るのは3つです。

1つ目は前走のクラスです。萩ステークスやアイビーステークスなどのオープン特別・リステッドから来る馬は、過去10年で17頭中8頭が連対した側に入ります。紫菊賞などの1勝クラスから来る馬は、16頭中1頭の側です。

2つ目は前走の着順です。上の表の1〜3着の馬は「前走3着以内」の側に入ります。オープン特別・リステッドで2〜3着だった馬は、過去10年では6頭中4頭が連対していました。

3つ目は間隔です。2026年のデイリー杯2歳ステークスは11月14日で、京都2歳ステークスとは14日の間隔になります。過去10年で14日以内に続けて走った11頭からは、連対が出ていません。

この記事を書いた10月27日の時点では、京都2歳ステークスの特別登録はまだです。11月に京都・東京で新馬や未勝利、1勝クラスを勝つ馬も候補に入るので、出走馬は特別登録と出馬表で確定してから、上の3つの条件と人気に当てはめてください。


よくある質問

本文の表に入れなかった6つの疑問に、過去10年の数字で答えます。例が少なく、傾向とまでは言えないものも含みます。

Q. 新馬を勝ったばかりの馬でも通用しますか?

A. 新馬を勝ってすぐ出走した28頭は、3勝・2着1回で連対率14.3%です。2025年のジャスティンビスタ、2023年のシンエンペラー、2017年のグレイルが新馬勝ちから続けて勝っています。ただし新馬勝ちの1番人気は5頭中4頭が連対を外していて、人気ほどは走っていません。

Q. 前走をどの競馬場で走っていたかで差はありましたか?

A. 前走の競馬場で15頭以上いたのは京都・東京・阪神の3つで、前走京都の38頭は5頭が連対(13.2%)、前走東京の21頭は6頭(28.6%)、前走阪神の18頭は5頭(27.8%)でした。同じ京都で前走を走った馬のほうが数字は低い結果でした。前走京都の38頭には、紫菊賞の7頭と黄菊賞の4頭(連対0)が入っています。

Q. デイリー杯2歳ステークスから続けて出る馬はどうでしたか?

A. デイリー杯2歳ステークスから来た4頭は、6〜8着で連対0頭です。どの馬も間隔は14日で、デイリー杯2歳ステークスでは5〜9着でした。4頭しかいないので参考値ですが、デイリー杯2歳ステークスで上位に入った馬が続けて出た例はありません。

Q. 牝馬はどうでしたか?

A. 牝馬の出走は10年で6頭で、2019年のミヤマザクラ(2番人気)が2着に入っています。ほかの5頭は5〜14着でした。6頭しかいないので、牝馬だから不利とは言えません。ミヤマザクラは次走のクイーンカップを勝っています。

Q. 荒れる年はありますか?

A. 7番人気以下で連対した4頭は、2021年のビーアストニッシド(9番人気・2着)、2023年のプレリュードシチー(10番人気・2着)、2025年のジャスティンビスタ(9番人気・1着)とアスクエジンバラ(10番人気・2着)で、4頭とも2021年以降です。4頭のうち3頭は前走で新馬・未勝利を勝って来た馬でした。2016〜2020年の5回は、7番人気以下の連対が0頭でした。

Q. 京都2歳ステークスの勝ち馬は、そのあと活躍していますか?

A. 勝ち馬10頭のうち、次走で重賞を勝ったのは2016年のカデナ(弥生賞)と2020年のワンダフルタウン(青葉賞)の2頭です。2017年のグレイルと2019年のマイラプソディは、次走の共同通信杯でそれぞれ7着・4着でした。のちに芝のGⅠを勝った馬は、勝ち馬の中からは出ていません(3着のワールドプレミアと2着のタイムフライヤーは勝っています)。


参考情報

この記事の数字は、JRAの公式ページとnetkeibaの成績を当サイトが集計したものです。

確認日は2026年10月22日から27日です。

重賞の日程と、同じ秋の2歳重賞の記事もあります。

免責事項

本記事は公開データの集計で、的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。

集計の対象は2016年から2025年までの10回・延べ105頭で、15頭に満たない区分は参考値として扱っています。4コーナーの位置と上がり3ハロンの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走などからの推定になります。2026年の2歳戦の馬が出走するかどうかは、特別登録と出馬表で確定します。

更新履歴

2026年10月27日に公開しました。2016〜2025年の10回・延べ105頭で集計しています。

以後は毎年のレース後に、最新の10年で数え直して更新します。

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この記事を書いた人

競馬予想ロジック研究家。現役のエンジニアであり、会社を経営している。データの集計と分析、判断ルールの設計を本業とする。2000年代前半に独自の競馬予想ロジックを組み立て、年間を通して収支をプラスに保つ取り組みをおよそ10年にわたり続けていたと本人は語る。馬券の払戻金に対する課税の扱いが問題になった2010年代前半に第一線を退き、現在は馬券を購入していない。1レースごとの的中よりも「買うレースを選ぶ基準」のほうを重視する立場をとってきた。集計は編集部が担い、判断ルールの設計と最終的な選出は本人が行っている。過去の経緯であり、将来の結果を保証するものではない。

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