鳴尾記念は、12月上旬の阪神で行われる3歳以上のGIIIです。2026年は12月5日(土)、阪神の芝1800mで行われます。このページでは、2016年から2025年までの10回、延べ125頭を数え直し、どこで結果が分かれたのかを並べました。
数字はnetkeibaの過去レース結果と各馬の戦績から集計しました。連対率は2着以内、3着内率は3着以内に入った割合で、15頭に満たない区分は参考値です。
ただし、10回のうち9回は6月上旬の芝2000mで、12月の阪神芝外1800mで行われたのは2025年の1回だけです。この記事では10回全体の数字と、2025年の1回の中身を分けて書いています。
先に結論を書くと、この10年で連対が1割に届かない区分が3つあります。美浦所属の18頭(連対0頭)、前走10着以下の40頭(連対2頭)、キャリア21戦以上で7番人気以下だった44頭(連対0頭)です。反対に、1〜3番人気の30頭は12頭が連対し、勝ち馬10頭のうち6頭がここから出ています。
この記事でわかること
- 1〜3番人気の30頭で12頭が連対し、10番人気以下の35頭は1頭だけであること
- 美浦所属は18頭で連対0頭、栗東所属は107頭で連対20頭であること
- 前走10着以下の40頭は連対2頭で、2頭とも前走がGIだったこと
- キャリア21戦以上は62頭で連対5頭、7番人気以下に限ると44頭で連対0頭であること
- 2025年から12月・阪神芝外1800mに変わり、その条件の結果はまだ1回しかないこと
結論|過去10年で外していい条件と、残す条件
過去10回で連対率の差が大きかったのは、人気・所属・前走の着順・キャリアの4つです。
| 外していい条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 美浦所属 | 18頭中0頭が連対(0%)。3着が2頭 |
| 前走10着以下 | 40頭中2頭が連対(5.0%)。7番人気以下の30頭は0頭 |
| キャリア21戦以上で7番人気以下 | 44頭中0頭が連対(0%)。3着が2頭 |
| 10番人気以下 | 35頭中1頭が連対(2.9%)。2020年に勝ったパフォーマプロミスだけ |
残したほうがいい側はこうなります。
| 残す条件 | 過去10年(10回)の数字 |
|---|---|
| 1〜3番人気 | 30頭中12頭が連対(40.0%)、6勝 |
| 前走がGI・GII | 43頭中10頭が連対(23.3%)、3着内率37.2% |
| キャリア15戦以下 | 42頭中11頭が連対(26.2%)、5勝 |
| 4コーナーで中団 | 38頭中11頭が連対(28.9%)、5勝 |
「美浦所属」「キャリア21戦以上」「前走10着以下」の3つのどれかに当たる馬を外すと、125頭が43頭に減り、連対20頭のうち14頭が残ります。落ちる連対6頭は、2016年のサトノノブレス(1着)とステファノス(2着)、2017年2着のスマートレイアー、2019年2着のブラックスピネル、2023年に勝って2024年に2着だったボッケリーニです。当サイトの集計では、外した82頭のうち7番人気以下は57頭で、連対は0頭でした。
2026年の鳴尾記念と「過去10年」の範囲
2026年の鳴尾記念は、12月5日(土)に阪神競馬場の芝1800mで行われる3歳以上のGIIIです。
この記事の「過去10年」は、今年を除いた直近10年の暦年、2016年から2025年までです。当サイトの重賞日程2026の一覧(全重賞の開催日と過去10年の1番人気・馬連)と同じ窓です。
| 年 | 時期 | 開催 | コース |
|---|---|---|---|
| 2016〜2020年 | 6月上旬 | 阪神(3回阪神1日目) | 芝2000m |
| 2021〜2022年 | 6月上旬 | 中京(4回中京1日目) | 芝2000m |
| 2023年 | 6月3日 | 阪神(3回阪神1日目) | 芝2000m |
| 2024年 | 6月1日 | 京都(4回京都1日目) | 芝2000m |
| 2025年 | 12月6日 | 阪神(5回阪神1日目) | 芝外1800m |
出走頭数は9〜16頭で、10回の合計は125頭です。16頭立ては2020年の1回だけで、10頭前後の年が多いレースです。10回とも良馬場で、競走中止の馬はいません。阪神で行われた7回は89頭、中京の2回と京都の1回は36頭です。
2025年から12月・芝1800mに変わった
2024年までの9回は6月上旬の芝2000mで、2025年は12月6日の阪神芝外1800mでした。
前走に使われるレースも入れ替わっています。2024年までの9回では、前走が4月か5月だった馬が111頭中79頭で、新潟大賞典と都大路Sからの馬が多くいました。2025年の14頭は、9月のチャレンジC(3頭)、10月のカシオペアS(3頭)など、秋のレースから来ています。前走のレース別の数字は2026年にそのまま当てはまらないので、人気・所属・キャリア・着順は10回まとめて並べています。
斤量は別定で、差がつく馬は少ない
netkeibaの競走条件は10回とも「3歳以上オープン(国際)(特指)(別定)」です。
別定戦は、そのレースの規定で基準の斤量が決まり、規定に当たる実績のある馬だけ重さが足される方式です。鳴尾記念では125頭のうち95頭が、その年の出走馬で一番重い斤量と同じでした。各年の斤量は次のとおりです。
| 年 | その年の最重量 | その年の最軽量 |
|---|---|---|
| 2016〜2020年 | 56kg | 52〜56kg(2016・2018・2019年は全頭56kg) |
| 2021年 | 57kg | 56kg |
| 2022年 | 56kg | 54kg |
| 2023年 | 57kg | 55kg |
| 2024年 | 57kg | 57kg(全頭) |
| 2025年 | 58kg | 56kg |
過去10年の結果一覧
10回のうち1番人気が勝ったのは2回で、馬連が1万円を超えたのは2021年の1回です。
| 年 | 開催 | 頭数 | 1着(人気) | 2着(人気) | 3着(人気) | 馬連 | 3連単 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 阪神1800 | 14 | デビットバローズ(2) | センツブラッド(7) | マテンロウレオ(3) | 3,540円 | 48,840円 |
| 2024 | 京都2000 | 13 | ヨーホーレイク(1) | ボッケリーニ(2) | エアサージュ(5) | 360円 | 3,720円 |
| 2023 | 阪神2000 | 15 | ボッケリーニ(5) | フェーングロッテン(3) | アドマイヤハダル(6) | 2,060円 | 46,610円 |
| 2022 | 中京2000 | 10 | ヴェルトライゼンデ(2) | ジェラルディーナ(4) | サンレイポケット(3) | 1,590円 | 12,620円 |
| 2021 | 中京2000 | 13 | ユニコーンライオン(8) | ショウナンバルディ(9) | ブラストワンピース(5) | 18,420円 | 635,640円 |
| 2020 | 阪神2000 | 16 | パフォーマプロミス(10) | ラヴズオンリーユー(1) | レッドジェニアル(4) | 3,360円 | 83,670円 |
| 2019 | 阪神2000 | 9 | メールドグラース(1) | ブラックスピネル(5) | ステイフーリッシュ(4) | 1,880円 | 11,410円 |
| 2018 | 阪神2000 | 11 | ストロングタイタン(4) | トリオンフ(1) | トリコロールブルー(2) | 860円 | 5,690円 |
| 2017 | 阪神2000 | 10 | ステイインシアトル(3) | スマートレイアー(1) | マイネルフロスト(7) | 850円 | 14,460円 |
| 2016 | 阪神2000 | 14 | サトノノブレス(3) | ステファノス(2) | プランスペスカ(13) | 630円 | 123,600円 |
馬連の中央値は1,735円(360〜18,420円)、3連単の中央値は30,535円です。
人気|1〜3番人気で12頭連対、10番人気以下は35頭で1頭
1〜3番人気の30頭は12頭が連対し、4番人気以下の95頭は8頭でした。
| 人気 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-3-0-5 | 50.0% | 50.0% |
| 2番人気 | 2-2-1-5 | 40.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 2-1-2-5 | 30.0% | 50.0% |
| 4〜6番人気 | 2-2-5-21 | 13.3% | 30.0% |
| 7〜9番人気 | 1-2-1-26 | 10.0% | 13.3% |
| 10番人気以下 | 1-0-1-33 | 2.9% | 5.7% |
1番人気で勝ったのは2019年のメールドグラースと2024年のヨーホーレイクで、2着は2017年のスマートレイアー、2018年のトリオンフ、2020年のラヴズオンリーユーです。着外の5頭は2016年のヤマカツエース(6着)、2021年のサンレイポケット(6着)、2022年のカイザーバローズ(6着)、2023年のソーヴァリアント(12着)、2025年のグランヴィノス(4着)でした。
2000mの9回だけでも、1〜3番人気は27頭中11頭(40.7%)が連対しています。4番人気以下で勝ったのは、2018年のストロングタイタン(4番人気)、2020年のパフォーマプロミス(10番人気)、2021年のユニコーンライオン(8番人気)、2023年のボッケリーニ(5番人気)の4頭です。7番人気以下の連対は、パフォーマプロミス、ユニコーンライオン、2021年2着のショウナンバルディ(9番人気)、2025年2着のセンツブラッド(7番人気)の4頭で、65頭中4頭(6.2%)でした。
所属・年齢・性別|美浦所属は18頭で連対0頭
美浦所属の18頭は連対0頭で、年齢と性別は人気をそろえると差が小さくなります。
| 区分 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 栗東所属 | 10-10-8-79 | 18.7% | 26.2% |
| 美浦所属 | 0-0-2-16 | 0% | 11.1% |
| 牡馬 | 9-6-10-84 | 13.8% | 22.9% |
| 牝馬 | 0-3-0-2 | 60.0% | 60.0% |
| せん馬 | 1-1-0-9 | 18.2% | 18.2% |
美浦所属は3着が2頭で、人気になった馬も2023年に1番人気だったソーヴァリアントが12着、2018年に3番人気のマルターズアポジーが4着、2021年に3番人気のサトノソルタスが7着でした。18頭の内訳は2000mの9回が14頭、2025年が4頭で、どちらも連対0頭です。
牝馬は5頭しか出ていませんが、3頭が2着に入りました。2017年のスマートレイアー(1番人気)、2020年のラヴズオンリーユー(1番人気)、2022年のジェラルディーナ(4番人気)です。3頭とも前走は牝馬限定のGI・GIIで、斤量は54kgでした。
年齢は、4歳の連対率が26.3%で一番高くなっています。
| 年齢 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 | 1〜6番人気の連対率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 0-1-0-1 | 50.0% | 50.0% | 1頭中0頭 |
| 4歳 | 1-4-3-11 | 26.3% | 42.1% | 17頭中5頭(29.4%) |
| 5歳 | 3-2-1-21 | 18.5% | 22.2% | 13頭中3頭(23.1%) |
| 6歳 | 4-1-5-33 | 11.6% | 23.3% | 19頭中5頭(26.3%) |
| 7歳以上 | 2-2-1-29 | 11.8% | 14.7% | 10頭中3頭(30.0%) |
1〜6番人気にそろえると、4歳から7歳以上まで連対率は23〜30%に収まります。7歳以上の連対は、スマートレイアー、パフォーマプロミス、ボッケリーニ(2回)です。
前走|GI・GII組が強く、リステッド・オープン特別は42頭で4頭
前走のクラスで分けると、GIとGIIの43頭で10頭が連対し、GIIIの37頭は5頭、リステッド・オープン特別の42頭は4頭です。
| 前走のクラス | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| GI | 2-3-3-13 | 23.8% | 38.1% |
| GII | 2-3-3-14 | 22.7% | 36.4% |
| GIII | 3-2-1-31 | 13.5% | 16.2% |
| リステッド・オープン特別 | 2-2-3-35 | 9.5% | 16.7% |
| 3勝・2勝クラス | 1-0-0-2 | 33.3% | 33.3% |
3勝クラスから来て勝ったのは、2021年のユニコーンライオンです。前走の弥彦S(3勝クラス)を勝って20日後に出走し、8番人気で逃げ切りました。
前走のクラスと着順を重ねる
前走がGII・GIIIで1〜3着なら連対率は27.8%、4着以下なら12.2%で、着順で倍以上の差があります。
| 前走 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| GIで1〜5着 | 1-1-0-2 | 50.0% | 50.0% |
| GIで6着以下 | 1-2-3-11 | 17.6% | 35.3% |
| GII・GIIIで1〜3着 | 4-1-1-12 | 27.8% | 33.3% |
| GII・GIIIで4着以下 | 1-4-3-33 | 12.2% | 19.5% |
| リステッド以下 | 3-2-3-37 | 11.1% | 17.8% |
前走の着順だけで分けると、10着以下の40頭は連対2頭です。2頭は2016年に勝ったサトノノブレス(天皇賞・春11着)と2着のステファノス(香港カップ10着)で、どちらも前走がGIでした。前走10着以下で7番人気以下だった30頭は、3着以内も0頭です。
前走のレース別|新潟大賞典と都大路S
2024年までの6月の回では、前走が新潟大賞典の22頭と都大路Sの17頭が多く、この2レースで4勝しています。
| 前走のレース | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 新潟大賞典(GIII) | 2-2-1-17 | 18.2% | 22.7% |
| 都大路S(L・OP) | 1-1-2-13 | 11.8% | 23.5% |
| 大阪杯(GI) | 0-0-2-8 | 0% | 20.0% |
| 天皇賞・春(GI) | 2-0-0-3 | 40.0% | 40.0% |
| 金鯱賞(GII) | 0-1-2-2 | 20.0% | 60.0% |
| 日経賞(GII) | 1-1-0-2 | 50.0% | 50.0% |
新潟大賞典組で勝った2019年のメールドグラースと2024年のヨーホーレイクは、どちらも1番人気でした。大阪杯組の10頭は2着以内が0頭で、日経賞組の連対2頭はどちらもボッケリーニです。
この6レースはどれも春のレースで、12月に移った2025年には新潟大賞典と都大路Sから来た馬はいませんでした。
前走の間隔・距離・キャリア
キャリア21戦以上の62頭は連対5頭で、間隔と前走の距離は連対率が一方向に動いていません。
間隔で分けると、21日以内の25頭で5頭、111日以上の17頭で4頭が連対しています。
| 前走からの間隔 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 21日以内 | 2-3-2-18 | 20.0% | 28.0% |
| 22〜35日 | 3-2-1-27 | 15.2% | 18.2% |
| 36〜60日 | 1-2-0-14 | 17.6% | 17.6% |
| 61〜110日 | 1-2-5-25 | 9.1% | 24.2% |
| 111日以上 | 3-1-2-11 | 23.5% | 35.3% |
21日以内の25頭のうち17頭は、6月の回で約3週間前に行われた都大路Sから来た馬です。111日以上の17頭からは、2020年のパフォーマプロミス(405日)、2022年のヴェルトライゼンデ(496日)、2025年のデビットバローズ(167日)が勝っています。間隔の長さで連対率が一方向に動く形は、この10回には出ていません。
前走の距離とキャリアは次のとおりです。
| 区分 | 成績(1-2-3-着外) | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|
| 前走1600m以下 | 1-3-0-10 | 28.6% | 28.6% |
| 前走1800m | 2-1-3-20 | 11.5% | 23.1% |
| 前走1900m | 0-0-0-2 | 0% | 0% |
| 前走2000m | 3-5-5-46 | 13.6% | 22.0% |
| 前走2100m以上 | 4-1-2-17 | 20.8% | 29.2% |
| キャリア10戦以下 | 3-2-2-11 | 27.8% | 38.9% |
| キャリア11〜15戦 | 2-4-3-15 | 25.0% | 37.5% |
| キャリア16〜20戦 | 3-1-1-16 | 19.0% | 23.8% |
| キャリア21戦以上 | 2-3-4-53 | 8.1% | 14.5% |
前走1600m以下の連対4頭は、牝馬3頭とデビットバローズ(しらさぎS)です。前走2100m以上の連対5頭は、天皇賞・春の2頭(サトノノブレス・パフォーマプロミス)、日経賞のボッケリーニ(2回)、アメリカジョッキーCのヴェルトライゼンデです。
キャリア21戦以上で連対した5頭は、2016年のサトノノブレス(3番人気)、2017年のスマートレイアー(1番人気)、2019年のブラックスピネル(5番人気)、2023年と2024年のボッケリーニ(5番人気・2番人気)です。キャリア21戦以上で1〜6番人気だった18頭は連対率27.8%で、7番人気以下の44頭は2着以内が0頭でした。
枠順・4コーナーの位置・上がり
枠は内と外が連対率約2割、4コーナーは中団が28.9%、上がり最速は12頭で6頭連対です。
| 枠 | 10回全体 | 阪神の7回 | 中京2回・京都1回 | 1〜6番人気(10回) |
|---|---|---|---|---|
| 内(1〜3枠) | 38頭中8頭(21.1%) | 28頭中5頭(17.9%) | 10頭中3頭(30.0%) | 15頭中5頭(33.3%) |
| 中(4〜6枠) | 48頭中4頭(8.3%) | 34頭中2頭(5.9%) | 14頭中2頭(14.3%) | 23頭中3頭(13.0%) |
| 外(7〜8枠) | 39頭中8頭(20.5%) | 27頭中7頭(25.9%) | 12頭中1頭(8.3%) | 22頭中8頭(36.4%) |
勝ち馬10頭の枠は、1〜3枠が4頭、4〜6枠が2頭、7〜8枠が4頭です。7〜8枠から勝ったのは2017年のステイインシアトル(8枠)、2018年のストロングタイタン、2019年のメールドグラース、2023年のボッケリーニ(いずれも7枠)で、4頭とも阪神の芝2000mでした。
4コーナーの位置は、ここでは次の3つに分けました。まず4コーナーの順位が「3番手」と「頭数の4分の1」の大きいほう以内なら前、前に入らず「6番手」と「頭数の60%」の大きいほう以内なら中団、それより後ろを後方とします。14頭立てなら前は3番手まで、中団は4〜8番手になります。
| 4コーナーの位置 | 全体の連対率 | 1〜6番人気の連対率 | 阪神の7回 | 中京2回・京都1回 |
|---|---|---|---|---|
| 前 | 38頭中7頭(18.4%) | 22頭中5頭(22.7%) | 26頭中5頭(19.2%) | 12頭中2頭(16.7%) |
| 中団 | 38頭中11頭(28.9%) | 20頭中9頭(45.0%) | 29頭中8頭(27.6%) | 9頭中3頭(33.3%) |
| 後方 | 49頭中2頭(4.1%) | 18頭中2頭(11.1%) | 34頭中1頭(2.9%) | 15頭中1頭(6.7%) |
後方から連対したのは、2019年に勝ったメールドグラース(9頭立ての4コーナー7番手)と2022年2着のジェラルディーナ(10頭立ての7番手)の2頭です。4コーナー先頭の馬は10回で10頭いて、2017年のステイインシアトルと2021年のユニコーンライオンが勝ち、2019年のブラックスピネルと2023年のフェーングロッテンが2着でした。
各レースで上がり3ハロン最速を記録した馬は、同じタイムの馬を全部数えて10回で延べ12頭です(2018年と2022年は2頭が同タイム)。連対したのは6頭で、2018年のストロングタイタンと2019年のメールドグラースが1着、2017年のスマートレイアー、2018年のトリオンフ、2022年のジェラルディーナ、2024年のボッケリーニが2着でした。上がり4位以下の90頭では連対7頭(7.8%)です。
同じ馬が何度も出る|前年までに3着以内は5回で1回連対
前年までに3着以内があった馬の再出走は延べ5回で、連対は2024年2着のボッケリーニの1回です。
| 馬 | 鳴尾記念の成績 |
|---|---|
| ボッケリーニ | 2023年1着(5番人気)→ 2024年2着(2番人気) |
| サトノノブレス | 2016年1着(3番人気)→ 2018年5着(6番人気) |
| ショウナンバルディ | 2021年2着(9番人気)→ 2022年7着(6番人気) |
| トリコロールブルー | 2018年3着(2番人気)→ 2020年7着(8番人気) |
| ブラックスピネル | 2019年2着(5番人気)→ 2020年16着(12番人気) |
連覇した馬はいません。前年までに鳴尾記念に出て3着以内が無かった馬の再出走は延べ9回で、連対は0回、3着が1回(2022年のサンレイポケット)です。
2025年の1回と2026年の前哨戦
2025年は2番人気のデビットバローズが勝ち、2026年の前哨戦は10月までに5レースが終わっています。
12月の阪神芝外1800mで行われたのは2025年の1回だけで、7番人気のセンツブラッドが2着、3番人気のマテンロウレオが3着でした。
| 着順 | 馬(性齢・所属) | 人気 | 前走 | 間隔 | 4コーナー |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | デビットバローズ(せん6・栗東) | 2 | しらさぎS(GIII)5着 | 167日 | 4番手 |
| 2着 | センツブラッド(牡3・栗東) | 7 | カシオペアS(L)7着 | 42日 | 4番手 |
| 3着 | マテンロウレオ(牡6・栗東) | 3 | 目黒記念(GII)7着 | 188日 | 7番手 |
| 4着 | グランヴィノス(牡5・栗東) | 1 | チャレンジC(GIII)2着 | 84日 | 6番手 |
| 10着 | オールナット(牡4・栗東) | 4 | チャレンジC(GIII)1着 | 84日 | 7番手 |
1回だけなので傾向とは言えませんが、上位3頭がいずれも栗東所属で、前走で5〜7着に負けていた馬だったことと、美浦所属の4頭は7・8・11・12着でした。チャレンジCの1着馬と2着馬は、1番人気と4番人気で4着と10着でした。
2026年の前哨戦は、記事を書いた10月29日の時点で次のレースが終わっています。特別登録の前なので、どの馬が出走するかは決まっていません。
| レース(日付・場・距離) | 1着 | 2着 | 3着 |
|---|---|---|---|
| チャレンジC(9月12日・阪神芝2000m) | ジョバンニ(牡4・栗東) | カラマティアノス(牡4・美浦) | ジーティーアダマン(牡4・栗東) |
| 毎日王冠(10月4日・東京芝1800m) | セイウンハーデス(牡7・栗東) | ホウオウビスケッツ(牡6・美浦) | レディネス(牡4・栗東) |
| 京都大賞典(10月4日・京都芝2400m) | エコロディノス(牡4・栗東) | マイネルエンペラー(牡6・栗東) | アクアヴァーナル(牝5・栗東) |
| オクトーバーS(10月12日・東京芝2000m・L) | アスクセクシーモア(牡4・栗東) | ミッキーゴールド(せん4・栗東) | ジュンブロッサム(牡7・栗東) |
| カシオペアS(10月24日・京都芝1800m・L) | ディールメーカー(牡3・美浦) | ジーティーアダマン(牡4・栗東) | タガノエルピーダ(牝5・栗東) |
当てはめる順番は次のとおりです。
1. 所属:表に出てくる14頭のうち、カラマティアノス・ホウオウビスケッツ・ディールメーカーの3頭が美浦所属です。美浦所属は過去10年で18頭中0頭が連対した区分です2. キャリアと人気:キャリア21戦以上の馬は、7番人気以下だと44頭で連対0頭でした。1〜6番人気なら18頭中5頭が連対しています3. 前走の着順:前走10着以下は40頭で連対2頭で、2頭とも前走がGIでした。前走がGII・GIIIで1〜3着なら、18頭中5頭が連対した区分です4. 間隔:2026年はチャレンジCから84日、カシオペアSから42日、オクトーバーSから54日、毎日王冠と京都大賞典から62日です。間隔で連対率がそろって動く形は過去10年に無いので、ここでは外す材料にしません5. 人気:最後に人気を重ねます。1〜3番人気の30頭で12頭が連対し、10番人気以下の35頭は1頭でした
同じ12月の阪神の重賞の傾向は、阪神カップ 過去10年データ(12月の阪神芝1400m)にまとめています。
よくある質問
1番人気・3歳馬・関東馬・逃げ馬・牝馬・配当の6つは、例が少なく傾向とは言い切れない数字です。
Q. 1番人気は信頼できますか?
A. 1番人気は10頭で2勝・2着3回、連対率50.0%で、3着は0回です。着外の5頭は6着が3頭と12着・4着で、2着以内か着外かに分かれています。10頭しかいない参考値です。
Q. 3歳馬はどうでしたか?
A. 3歳馬は10回で2頭だけで、2025年のセンツブラッドが7番人気で2着、2020年のキメラヴェリテが6番人気で15着でした。6月の9回で出た3歳馬はキメラヴェリテの1頭だけで、12月に移った2025年にセンツブラッドが連対しました。2頭しかいないので、傾向とは言えません。
Q. 関東馬(美浦所属)は1頭も来ていないのですか?
A. 2着以内は18頭で0頭、3着が2頭です。2017年のマイネルフロスト(7番人気)と2021年のブラストワンピース(5番人気)が3着でした。18頭のうち14頭が7番人気以下で、1〜6番人気の4頭は3着1回・4着1回・7着1回・12着1回です。
Q. 逃げ馬は残りますか?
A. 4コーナー先頭の10頭は2勝・2着2回で、連対率40.0%です。勝ったのは2017年のステイインシアトル(3番人気)と2021年のユニコーンライオン(8番人気)で、どちらも10頭と13頭の少頭数でした。2025年の1800mでは、4コーナー先頭のショウナンマグマが12着です。
Q. 牝馬はどうでしたか?
A. 牝馬は5頭が出て、3頭が2着でした。3頭とも前走はヴィクトリアマイルか阪神牝馬Sで、斤量は牡馬より2kg軽い54kgでした。2023年に2番人気のマリアエレーナが5着、2017年に4番人気のデニムアンドルビーが6着で、勝った牝馬はいません。
Q. 3連単の配当はどれくらいでしたか?
A. 過去10年の3連単は3,720円(2024年)から635,640円(2021年)までで、中央値は30,535円です。10万円を超えたのは2016年と2021年の2回で、2016年は13番人気のプランスペスカが3着、2021年は8番人気と9番人気で1・2着でした。
参考情報
この記事の数字は、JRAの公式ページとnetkeibaの成績を当サイトが集計したものです。
確認日は2026年10月29日です。
- JRA 2026年 重賞競走一覧(2026年の鳴尾記念とチャレンジCの施行日・場所・距離)
- netkeiba 競馬データベース(過去の全着順・払戻・競走条件・各馬の戦績・所属・2026年の前哨戦の成績。この記事の集計はすべてここから機械的に行った)
12月の重賞の日程は重賞日程2026の一覧に、前走で多い秋の重賞の傾向は過去10年データにまとめています。
免責事項
本記事は公開データの集計で、的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。
集計の対象は2016年から2025年までの10回・延べ125頭で、15頭に満たない区分は参考値として扱っています。10回のうち9回は6月の芝2000mで、2026年と同じ12月の阪神芝外1800mは2025年の1回だけです。4コーナーの位置と上がり3ハロンの順位はレースが終わってから分かる数字で、レース前には前走などからの推定になります。2026年の前哨戦の馬が出走するかどうかは、特別登録と出馬表で確定します。
更新履歴
2026年10月29日に公開しました。2016〜2025年の10回・延べ125頭で集計しています。
以後は毎年のレース後に、最新の10年で数え直して更新します。

