トルマリンステークス2026予想|京都ダート1800mの傾向と注目3頭

トルマリンステークス2026予想|京都ダート1800mの傾向と注目3頭

トルマリンステークス2026は、京都ダート1800mの3勝クラス過去10年で4コーナー前方の馬の連対率が33.3%と最も高かったので、前に行きそうな馬から3頭を残し、馬連ボックス3点で組みます。残したのは、予想オッズで6番人気以内のうち近走で4コーナーを前で回ったことが多いエルフストラック・マジックローズ・ジューンエオスの3頭で、5月に同じダート1800mの3勝クラスで前から2着に入ったエルフストラックを◎にしました。

この記事の結論
◎:6 エルフストラック
買い目:馬連ボックス 5・6・10(3点)
想定配当:当サイトの試算で約10〜14倍(馬連の発売前のため、netkeibaの予想オッズ(2026年10月16日10時15分時点)の単勝から換算した目安で、実際のオッズではありません)
外した馬:7番人気以下の9頭と、6番人気以内のうち近走で前に行くことが少なかったメイショウコマチ(4番人気)・エアトベーレ(5番人気)・エリカサファイア(6番人気)
選ぶ基準:脚質(4コーナーの位置)1本。前に行く馬は前走からの推定です
集計の単位:京都・ダート1800m・3勝クラスの過去10年(2018〜2025年)・10レース134頭

目次

トルマリンステークス2026のレース概要

2026年10月17日(土)の京都11R、3歳以上の牝馬による3勝クラスがダート1800mで争う定量の特別戦です。

トルマリンステークスの名前で行われた回は5回ぶんしか取れないため、このレースは京都・ダート1800m・3勝クラスの過去10年で見ています。対象は2023・2025年のトルマリンS、2025年のハロウィンS、2024年のアカイトリノムスメC、2023年の花背S、2018・2023年の御陵S、2018〜2020年の平城京Sの10レースです。2021・2022年は京都競馬場の改修で開催がなく、2018年までの名前は「1600万下」で、今の3勝クラスと同じ格です。

今年は牝馬限定戦ですが、10レースのうち牝馬限定だったのは2023・2025年のトルマリンSの2回だけで、残り8回は牡馬も出る混合戦です。ハンデ戦も3回(2024年アカイトリノムスメC・2023年花背S・2018年御陵S)含みます。牝馬限定だけに絞ると2レースしかなく集計にならないため、同じコース・同じクラスで揃えました。

項目内容
レース名トルマリンステークス
格付け3勝クラス(3歳以上・牝馬限定・混合・特指・定量)
発走2026年10月17日(土)15:30
コース京都 ダート1800m(右)
天候・馬場記事公開の10月16日時点で当日の馬場状態は未発表。最新はJRAの発表をご確認ください
頭数15頭
斤量定量(4歳以上56kg・3歳54kg。今年は3歳のエアトベーレ・メイショウコマチが54kg、ほかの13頭が56kg)
本賞金1着1,870万円・2着750万円・3着470万円
集計単位と母数京都・ダート1800m・3勝クラスの過去10年(2018〜2025年)10レース・134頭

京都ダート1800mの3勝クラスは前に行った馬が有利か

当サイトの集計では過去10年は有利でした。4コーナー前方の馬は39頭中13頭が2着以内で、連対率33.3%です。

集計の元はnetkeibaに載る京都・ダート1800m・3勝クラスの10レース(2018〜2025年)の結果で、出走した134頭をすべて数えています。このサイトでは馬連を買うので、指標は2着以内に入った割合(連対率)で見ています。3着以内の割合(複勝率)は参考として並べるだけです。

4コーナーの位置ごとの連対率

前は39頭中13頭、中団は44頭中4頭、後方は51頭中3頭が2着以内に入り、前から後ろへ順に下がりました。

京都ダ1800m 3勝クラス過去10年 4角の位置ごとの連対率前33.3%39頭中13頭(複勝率48.7%)中団9.1%44頭中4頭(複勝率13.6%)後方5.9%51頭中3頭(複勝率9.8%)点線=全頭平均14.9%出典:netkeibaの京都ダ1800m・3勝クラス10レース(2018〜2025年)134頭を当サイトで集計。開き27.5ポイント

一番高い前と一番低い後方の開きは27.5ポイントです。当サイトは開きが20ポイント以上のとき「はっきり差がつく」とみなし、3頭・馬連ボックス3点で組む決まりにしています。

前・中団・後方の分け方も書いておきます。4コーナーの通過順が頭数の4分の1以内なら前で、過去10年の9〜15頭立てでは3番手以内、16頭立てでは4番手以内にあたります。そこから頭数の6割まで(少頭数でも6番手まで)が中団、それより後ろが後方です。134頭で連対した20頭を割ると、どの馬にも同じ確率があると考えた場合の連対率は14.9%です。前はこれを18.4ポイント上回り、中団は5.8ポイント、後方は9.0ポイント下回りました。

並びは前→中団→後方の順に下がる素直な形で、当サイトが基準に選ぶ条件を満たしています。斤量・枠順と比べても、開きが一番大きく並びも素直なのは脚質だけでした。

ただし、4コーナーの位置はレースが終わらないと分からない数字です。この表は「このコースの3勝クラスは前に行った馬が残りやすかった」という過去の傾向を示すもので、今年どの馬が前に行くかは別に推定が要ります。今回は前走で4コーナーを前のほうで回った馬を、前に行きそうな馬とみなします。実際には前走1走だけでなく、netkeibaの馬柱で近4〜5走の4コーナー位置を同じ区分で数えました。前で回ることが多かったのはエルフストラックとマジックローズ(ともに5走中5走)、スマートケープとキャットテイル(ともに5走中4走)、コンドゥイア(4走中3走)です。数えた走にはダート1400〜2000mや芝のレース、地方の門別のレースが混ざっていて、今回の京都ダート1800mで同じ位置を取れるとは限りません。どの馬が前に行くかは当日の流れで変わるため、ここからの選び方は推定に基づいています。

10回中9回は4コーナー前方の馬が連対した

過去10年の10レースのうち9回は、4コーナー前方の馬が1着か2着に入りました。外れたのは2019年の1回だけです。

馬場は良が4回、稍重が2回、重が4回でした。良の4回と稍重の2回はすべて前の馬が連対し、重の4回では3回が前の馬の連対です。外れた2019年の平城京Sは9頭立ての重馬場で、1・2着は4コーナー7番手のコマビショウと8番手のグレートタイムでした。前にいたレッドフレイは3着です。

4コーナーを先頭で回った馬は、10回中7回で連対しています(2025年トルマリンSのレイナデアルシーラ・2025年ハロウィンSのテーオーグランビル・2023年花背Sのテーオーリカード・2018年平城京Sのアイアンテーラーが1着、2023年トルマリンSと御陵Sのミラクルティアラ・2018年御陵Sのメイショウタチマチが2着)。前で運んだ馬がそのまま残る決着が中心です。

斤量と枠順を基準にしなかった理由

斤量は開きが21.3ポイントありましたが並びがでこぼこで、枠順は開きが3.5ポイントと小さかったためです。

斤量は、55kg以下が42頭中12頭(28.6%)、57.5kg以上が23頭中3頭(13.0%)、55.5〜57kgが69頭中5頭(7.2%)でした。真ん中の帯が一番低く、軽い→重いの順に下がる形になっていません。10レースにはハンデ戦が3回混じっており、牡馬の出る混合戦と牝馬限定戦では同じ斤量でも意味が違います。今年は4歳以上が56kg、3歳の2頭(エアトベーレ・メイショウコマチ)が54kgの定量戦です。

枠順は、内枠(1〜3枠)が42頭中7頭(16.7%)、中枠(4〜6枠)が54頭中8頭(14.8%)、外枠(7〜8枠)が38頭中5頭(13.2%)でした。並びは素直ですが開きは3.5ポイントで、10ポイントに届かないため基準にはしていません。

過去10年の1・2着

過去10年の1・2着20頭のうち、13頭が4コーナー前方、4頭が中団、3頭が後方の馬でした。

年・レース馬場・頭数1着(枠・人気・4角)2着(枠・人気・4角)
2025 トルマリンS稍重・16頭レイナデアルシーラ(3枠・1人気・1番手)パルクリチュード(3枠・2人気・3番手)
2025 ハロウィンS重・13頭テーオーグランビル(4枠・4人気・1番手)クラウンシエンタ(3枠・5人気・6番手)
2024 アカイトリノムスメC良・13頭ダンテバローズ(8枠・6人気・3番手)メイショウコガシラ(8枠・9人気・4番手)
2023 トルマリンS良・15頭サーマルソアリング(8枠・1人気・2番手)ミラクルティアラ(4枠・8人気・1番手)
2023 花背S重・14頭テーオーリカード(3枠・1人気・1番手)ロッキーサンダー(4枠・7人気・8番手)
2023 御陵S良・15頭ミッキーヌチバナ(6枠・4人気・7番手)ミラクルティアラ(3枠・2人気・1番手)
2020 平城京S重・16頭ペオース(2枠・1人気・2番手)スマートフルーレ(4枠・4人気・4番手)
2019 平城京S重・9頭コマビショウ(6枠・1人気・7番手)グレートタイム(7枠・3人気・8番手)
2018 平城京S稍重・13頭アイアンテーラー(4枠・4人気・1番手)ファッショニスタ(7枠・3人気・3番手)
2018 御陵S良・10頭ロードアルペジオ(2枠・5人気・7番手)メイショウタチマチ(5枠・3人気・1番手)

4コーナー4番手は16頭立ての2020年では前、13頭立ての2024年では中団に数えています。1番人気は10回で5勝し、2着はありませんでした。7番人気以下で連対したのは3頭で、3頭とも2着です。人気の面の扱いは次の節で書きます。


7番人気以下を買い目から外す理由

当サイトの集計で過去10年の7番人気以下は74頭中3頭が連対し、連対率4.1%と基準の8%を下回ります。

人気の帯ごとの連対率(過去10年)1〜3番人気33.3%30頭中10頭(複勝率46.7%)4〜6番人気23.3%30頭中7頭(複勝率30.0%)7番人気以下4.1%74頭中3頭(複勝率9.5%)出典:netkeibaの京都ダ1800m・3勝クラス10レース(2018〜2025年)・134頭。人気は確定時の単勝人気

当サイトは「7番人気以下の連対率が8%未満なら、その帯は買い目の候補から外す」と決めています。1〜3番人気の連対率は33.3%で、当サイトの基準(20%以上で「堅いレース」)を超えています。ただし7番人気以下の3頭(2024年のメイショウコガシラ・9番人気、2023年トルマリンSのミラクルティアラ・8番人気、2023年花背Sのロッキーサンダー・7番人気)はどれも2着に入っており、外す帯から2着が出る年もあることは弱いところとして残しておきます。

4〜6番人気は30頭中7頭(23.3%)が連対し、そのうち5頭は1着でした(2025年ハロウィンSのテーオーグランビル、2024年のダンテバローズ、2023年御陵Sのミッキーヌチバナ、2018年平城京Sのアイアンテーラー、2018年御陵Sのロードアルペジオ)。6番人気以内なら、脚質で選んだ馬を人気だけで外すことはしません。

今年は15頭立てで、7番人気以下は9頭です。馬券の発売前なので、今回の人気はnetkeibaの予想オッズ(2026年10月16日10時15分時点)の単勝で数えています。6番人気以内は、1番人気マジックローズ(4.2倍・近5走すべて前)、2番人気エルフストラック(4.9倍・近5走すべて前)、3番人気ジューンエオス(5.5倍・近4走中2走で前)、4番人気メイショウコマチ(6.4倍・近5走で前0走)、5番人気エアトベーレ(8.9倍・近5走中1走で前)、6番人気エリカサファイア(11.6倍・近4走中1走で前)の6頭です。7番人気のプリンセッサも同じ11.6倍で、netkeibaの表示順に従って7番人気として扱いました。15頭立ての連対枠は2つで、でたらめに選んでも連対率は13.3%になり、過去10年の7番人気以下の4.1%はそれを大きく下回ります。実際のオッズは発売が始まってから決まり、人気は入れ替わることがあります。


出走15頭の判定。◎は同じコースの3勝クラスで前から2着のエルフストラック

6番人気以内で近走に前へ行くことが多かった3頭を残し、◎は近5走すべて前で、5月の三条Sで2着の6番エルフストラックです。

表の「近走で4角が前」は、netkeibaの馬柱に載る近4〜5走の4コーナー通過順を、過去10年の集計と同じ区分(頭数の4分の1以内を前)で数えたものです。4分の3以上を◎、半分以上を○、1走以上を△、0走を×としました。通過順の記録がない走(プリンセッサの2月の1走)は数えていません。単勝と人気はnetkeibaの予想オッズ(2026年10月16日10時15分時点)で、実際のオッズとは違います。斤量の単位はkgです。

印枠-馬番馬名性齢斤量騎手単勝人気近走で4角が前脚質の判定
1-1ウィンターダフネ牝656柴田裕一郎42.5104走中2走○
2-2コンドゥイア牝456松若風馬18.884走中3走◎
2-3メイショウオーロラ牝656菱田裕二80.0134走中0走×
3-4サイモンブーケ牝656古川吉洋396.5154走中0走×
▲3-5ジューンエオス牝456高倉稜5.534走中2走○
◎4-6エルフストラック牝556西村淳也4.925走中5走◎
4-7エリカサファイア牝556松山弘平11.664走中1走△
5-8スマートケープ牝656田山旺佑47.5115走中4走◎
5-9エアトベーレ牝354嶋田純次8.955走中1走△
○6-10マジックローズ牝456角田大和4.215走中5走◎
6-11モモンウールー牝556西塚洸二48.3125走中2走△
7-12プリンセッサ牝456鮫島克駿11.674走中2走○
7-13キャットテイル牝456富田暁23.295走中4走◎
8-14メイショウコマチ牝354太宰啓介6.445走中0走×
8-15エンセリオ牝556田口貫太103.6145走中0走×

◎エルフストラックは5歳で、近5走すべてで4コーナーを前で回りました。5月の三条S(新潟ダート1800m・3勝クラス・重)は4コーナー2番手から2着、3月の中山ダート1800mの2勝クラスは4コーナー3番手から1着です。前走は地方の門別ダート2000mのブリーダーズゴールドC(3着)、その前の2走(札幌と京都の芝2000m)も前にいました。○マジックローズも近5走すべて前で、7月の九州スポーツ杯(小倉ダート1700m・2勝クラス)を4コーナー先頭から勝って3勝クラスに上がりました。ただしダートの近4走は1400〜1700mで、1800mを走ったのは馬柱の範囲にありません。ダート1800mの3勝クラスで前から2着に入った実績のあるエルフストラックを◎、マジックローズを○にしました。

▲ジューンエオスは近4走中2走で前にいて、7月の宮崎S(小倉ダート1700m・3勝クラス)は4コーナー先頭から2着、2月の早鞆特別(小倉ダート1700m)は2番手から1着でした。6月の薩摩S(3着)は4コーナー4番手で、15頭立ての前の線(3番手)をわずかに外れています。同じく近4走中2走で前のプリンセッサは、予想オッズの表示順で7番人気にあたり、脚質の評価とは別に7番人気以下の足切りで外れます。足切りの後に残る6番人気以内の6頭では、近走で前に行った回数がエルフストラック・マジックローズに次いで多いのがジューンエオスです。3頭の馬連ボックスなので印による買い方の違いはなく、印は並びを示すだけです。

外した12頭の理由

外した12頭のうち9頭は予想オッズで7番人気以下、残りの3頭は6番人気以内で近走に4コーナーを前で回ることが少なかった馬です。

枠-馬番馬名人気外した理由
8-14メイショウコマチ44番人気だが、近5走で前は0走(中団4走・後方1走)
5-9エアトベーレ55番人気だが、近5走中1走で前(直近2走の勝ちはどちらも4角5番手の中団から)
4-7エリカサファイア66番人気だが、近4走中1走で前(中団3走)
7-12プリンセッサ77番人気以下(過去10年の7番人気以下は74頭中3頭・4.1%)。予想オッズは6番人気と同じ11.6倍。近4走中2走で前
2-2コンドゥイア87番人気以下。近4走中3走で前だが、4走とも芝のレース
7-13キャットテイル97番人気以下。近5走中4走で前だが、人気の足切りで外す
1-1ウィンターダフネ107番人気以下。近4走中2走で前
5-8スマートケープ117番人気以下。近5走中4走で前だが、人気の足切りで外す
6-11モモンウールー127番人気以下。近5走中2走で前
2-3メイショウオーロラ137番人気以下。近4走すべて後方
8-15エンセリオ147番人気以下。近5走すべて後方
3-4サイモンブーケ157番人気以下。近4走すべて後方

買い目は馬連ボックス5・6・10の3点

馬連は5・6・10のボックス3点で、試算で一番低い6-10も約10.3倍と、見送りの線の3倍を上回ります。

15頭から3頭に絞った流れ① 出走15頭 → 7番人気以下の9頭を外す過去10年の7番人気以下は74頭中3頭の連対(4.1%)▼② 残り6頭 → 近走で前が少ない3頭を外すメイショウコマチ・エアトベーレ・エリカサファイア▼③ 前が有利だった根拠:4角で前の連対率33.3%39頭中13頭。中団9.1%(44頭中4頭)・後方5.9%(51頭中3頭)▼3頭:5・6・10→ 馬連ボックス3点(3頭の全組み合わせ)出典:netkeiba(京都ダ1800m・3勝クラス10レース134頭、馬柱)/人気は10/16 10:15の予想オッズ

当サイトは、狙いどおり決まったときの配当が点数の倍率(3点買いなら3倍)を下回る組み合わせが2点以上あれば、そのレースを見送る決まりにしています。下回る組み合わせが0点なら買い、1点だけなら買ってその事実を書きます。今回は馬連の発売前で実際のオッズが無いため、netkeibaの予想オッズ(2026年10月16日10時15分時点)の単勝から、1着と2着に入る見込みを順に掛け合わせて馬連の配当を換算しました(払戻率はJRAが公表する馬連の77.5%)。この換算は票の入り方の偏りを考えていない当サイトの試算で、実際のオッズではありません。発売が始まったら、馬連オッズで3点のうち3倍を下回る組み合わせが無いか、JRAの発表で出走取消と馬場を確かめてください。

組み合わせ馬名馬連の試算
6-10エルフストラック-マジックローズ約10.3倍
5-10ジューンエオス-マジックローズ約11.7倍
5-6ジューンエオス-エルフストラック約13.8倍

1点100円なら合計300円です。試算で一番低い6-10でも100円あたり約1,030円で、3点の合計300円を上回ります。人気上位の3頭の組み合わせなので、発売後に試算より大きく下がることもあります。


この予想の弱いところ

前に行きたい馬が多く、◎○が前を取り合う形や、外した人気薄の先行馬に前を取られる形になると、推定が外れやすいところです。

1つ目は脚質が事後データであることです。過去10年で前が有利だったのは、レースが終わってから見た4コーナーの位置の話です。◎エルフストラックの近5走のうち2走は芝、1走は地方のダート2000mで、○マジックローズはダート1800mを馬柱の範囲で走っていません。近5走中4走で前にいたキャットテイル(9番人気)とスマートケープ(11番人気)、4走中3走で前のコンドゥイア(8番人気)は人気の足切りで外していて、この3頭が前を取れば、残した3頭が前に行けない形もありえます。2つ目は母数の中身です。10レースのうち牝馬限定戦は2023・2025年のトルマリンSの2回だけで、残り8回は牡馬も出る混合戦、うち3回はハンデ戦です。牝馬だけの15頭立てで同じ傾向になるかは、集計からは言い切れません。

3つ目は馬場です。前の馬が連対しなかった2019年の平城京Sは9頭立ての重馬場で、1・2着は4コーナー7番手と8番手の馬でした。重の4回のうち3回は前の馬が連対しているので馬場で傾向が変わるとまでは言えませんが、当日の馬場は確かめてください。4つ目は人気薄の扱いです。過去10年の7番人気以下の連対3頭はいずれも2着で、2023年は2レースで7・8番人気が2着に入りました。今回外した9頭から2着が出る年もありえます。


よくある質問

Q. トルマリンステークスは先行馬が有利ですか?

A. 京都ダート1800mの3勝クラス過去10年では、4コーナー前方の馬の連対率が33.3%(39頭中13頭)で一番高くなりました。中団は9.1%、後方は5.9%です。ただし4コーナーの位置はレースが終わってから分かる数字で、今年前に行く馬は前走からの推定です。

Q. なぜトルマリンステークスだけの過去10年で見ないのですか?

A. トルマリンステークスの名前で行われた回が5回ぶんしか取れないためです。そこで、同じ京都ダート1800mで行われた3勝クラスの過去10年(平城京S・御陵S・花背Sなどを含む10レース134頭)で集計しています。このうち牝馬限定戦は2回で、残りは混合戦です。

Q. 馬場が悪くなったらどうなりますか?

A. 良の4回と稍重の2回はすべて前の馬が連対しました。重の4回では3回が前の馬の連対で、2019年だけは1・2着とも後方の馬でした。回数が少ないので、馬場で傾向が変わるとまでは言えません。

Q. 人気薄から買う価値はありますか?

A. 当サイトの集計では、過去10年の7番人気以下は74頭中3頭しか連対しておらず、連対率は4.1%でした。当サイトの基準8%を下回るので買い目から外します。ただし連対した3頭はいずれも2着で、2023年は2レースで人気薄が2着に入っています。

Q. トルマリンステークス2026の買い目は?

A. 馬連ボックス5・6・10の3点です。ジューンエオス・エルフストラック・マジックローズの3頭で、◎はエルフストラックです。発売後に馬連オッズを見て、3点のうち3倍を下回る組み合わせが2点以上あれば見送ります。

Q. 4番人気のメイショウコマチを外したのはなぜですか?

A. 近5走で4コーナーを前で回ったことが1度もないためです。当サイトの集計では、京都ダート1800mの3勝クラス過去10年で中団の連対率は9.1%(44頭中4頭)と、前の33.3%を大きく下回りました。近走の勝ちは中団からなので、この判断は弱いところにもなります。


参考情報


免責事項

本記事は公開データの集計に基づく予想で、的中を保証するものではありません。

馬券の購入は自己責任でお願いします。このレースは名前での過去回が少ないため、京都・ダート1800m・3勝クラスの過去10年(10レース134頭)で集計しており、レース名で揃えた10年集計とは中身が違います。10レースのうち牝馬限定戦は2回だけで、混合戦とハンデ戦を含みます。4コーナーの位置はレースが終わってから分かる数字で、今年前に行く馬は前走からの推定です。人気は馬券の発売前に公表された予想オッズで数えていて、実際のオッズとは違います。出走馬・枠順・オッズは発走までに変わることがあるため、最新の情報はJRAの発表でご確認ください。

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この記事を書いた人

競馬予想ロジック研究家。現役のエンジニアであり、会社を経営している。データの集計と分析、判断ルールの設計を本業とする。2000年代前半に独自の競馬予想ロジックを組み立て、年間を通して収支をプラスに保つ取り組みをおよそ10年にわたり続けていたと本人は語る。馬券の払戻金に対する課税の扱いが問題になった2010年代前半に第一線を退き、現在は馬券を購入していない。1レースごとの的中よりも「買うレースを選ぶ基準」のほうを重視する立場をとってきた。集計は編集部が担い、判断ルールの設計と最終的な選出は本人が行っている。過去の経緯であり、将来の結果を保証するものではない。

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