甲斐路S2026予想|東京芝1800mの傾向と馬券候補4頭

甲斐路S2026予想|東京芝1800mの傾向と馬券候補4頭

甲斐路S2026は、当サイトの集計で東京芝1800mの3勝クラス過去10年(10レース107頭)を見ると、4角で前にいた馬の連対率が27.0%と一番高く、後方は9.1%にとどまるため、前で運べそうな馬から4頭を残し、馬連ボックス6点で組みます。残したのは6番人気以内で近走の4角が前だった割合の高いベストミーエヴァー・カフジエメンタール・ソルトブリーズ・ラブリージャブリーの4頭で、◎はベストミーエヴァーです。予想オッズで1番人気のカフジエメンタールは前走の4角が後方でしたが、近5走のうち3走は前だったので残し、3番人気のタイセイプランセスは前だったのが5走中1走なので外しました。

この記事の結論
◎:14 ベストミーエヴァー
買い目:馬連ボックス 4・5・14・16(6点)
想定配当:当サイトの試算で約8.4〜42.8倍。6点とも見送りの線の6倍を上回ります(馬連の発売前のため、netkeibaの予想オッズ(2026年10月17日11時16分時点)の単勝から換算した目安で、実際のオッズではありません)
外した馬:7番人気以下の10頭と、近走で4角が前だった割合が低いタイセイプランセス(3番人気)・ビーオンザカバー(6番人気)
選ぶ基準:4角の位置1本(前ほど連対率が高い)
集計の単位:東京芝1800m・3勝クラスの過去10年(2016〜2025年の10月中旬〜11月上旬)・10レース107頭

目次

甲斐路S2026のレース概要

2026年10月18日(日)の東京12R、3歳以上の3勝クラスが芝1800mで争うハンデ戦で、この日の最終レースです。

甲斐路Sは2020〜2024年の5回が芝2000mで行われていて、2016〜2025年に芝1800mで行われたのは5回だけでした。距離の違う回を混ぜると別のコースの傾向が入るため、当サイトの決まり(レースの条件が変わったときは同じ競馬場・距離・クラスの過去10年で数える)に従って集計の単位を広げ、同じ東京芝1800mの3勝クラス(2019年までの呼び方では1600万下)で、毎年このレースと同じ10月中旬〜11月上旬に行われた10レース・107頭を数えています。10レースは甲斐路Sの5回と、甲斐路Sが芝2000mだった2020〜2024年に同じ条件で行われたノベンバーSの5回で、どの年も1レースずつ、すべて3歳以上の競走です。

項目内容
レース名甲斐路S(甲斐路ステークス)
格付け3勝クラス(3歳以上・混合・指定・ハンデ)
発走2026年10月18日(日)16:10
コース東京 芝1800m(左回り)
天候・馬場記事公開の10月17日時点で、18日の天候・馬場状態は未発表。最新はJRAの発表をご確認ください
頭数16頭(フルゲート18頭)
斤量ハンデ(最軽量はロンギングセリーヌとクリニクラウンの52kg、最重量はソルトブリーズの57kg)
本賞金1着1,870万円・2着750万円・3着470万円
集計単位と母数東京芝1800m・3勝クラスの過去10年(2016〜2025年の10月中旬〜11月上旬)10レース・107頭。うち甲斐路Sは5回、ノベンバーSは5回

東京芝1800mの3勝クラスは前に行った馬が有利か

当サイトの集計(2016〜2025年の10レース)では前に行った馬が有利で、4角で前の連対率は27.0%でした。

前にいた37頭中10頭が2着以内に入り、中団は18.9%、後方は9.1%と、後ろになるほど下がっています。

集計の元はnetkeibaに載る10レースの結果で、出走した107頭をすべて数えています。このサイトでは馬連を買うので、指標は2着以内に入った割合(連対率)で見ています。3着以内の割合(複勝率)は参考として並べるだけです。

4角の位置ごとの連対率

前27.0%・中団18.9%・後方9.1%と、前から順に下がる素直な並びです。

東京芝1800m 3勝クラス 4角の位置ごとの連対率前(4角)27.0%37頭中10頭(複勝率32.4%)中団18.9%37頭中7頭(複勝率37.8%)後方9.1%33頭中3頭(複勝率12.1%)点線=全頭平均18.7%出典:netkeibaの東京芝1800m 3勝クラス10レース(2016〜2025年の10〜11月)107頭を当サイトで集計。開き17.9ポイント

ここでの「前」は4角で頭数の4分の1以内(最低でも3番手まで。16頭立てなら4番手以内)、「後方」は頭数の6割より後ろ(最低でも7番手以下。16頭立てなら10番手以下)、その間が「中団」です。一番高い前と一番低い後方の開きは17.9ポイントで、当サイトは開きが10〜20ポイントのとき「そこそこ差がつく」とみなし、4頭・馬連ボックス6点で組む決まりにしています。

107頭で連対した20頭を割ると、どの馬にも同じ確率があると考えた場合の連対率は18.7%です。前はこれを8.3ポイント上回り、中団はほぼ平均どおり、後方は9.6ポイント下回りました。3着以内まで広げると中団が37.8%で前の32.4%を上回るので、前の強みは「2着以内に残る」ところに出ています。

4角の位置はレースが終わってから分かる数字です。この数字は「このコースの3勝クラスは前に行った馬が残りやすかった」という過去の傾向で、今年どの馬が前で運ぶかは、各馬の近走から推定することになります。

数える単位を変えると結論は変わるか

変わります。同じ過去の結果でも、数え方しだいで残す頭数が3頭から5頭まで動きます。

甲斐路Sの名前の回だけを数えるか、距離の違う回まで混ぜるかで結論が変わるため、3つの数え方を並べておきます。

集計の単位前中団後方開きと頭数
東京芝1800m・3勝クラスの過去10年(10レース107頭)=本記事27.0%(37頭中10頭)18.9%(37頭中7頭)9.1%(33頭中3頭)17.9ポイント・4頭6点
芝1800mの甲斐路Sだけ(2016〜2019・2025年の5回53頭)23.8%(21頭中5頭)27.8%(18頭中5頭)集計外(14頭中0頭)4.0ポイント・5頭10点
甲斐路Sの過去10回(芝2000mの5回を含む・110頭)19.5%(41頭中8頭)27.8%(36頭中10頭)6.1%(33頭中2頭)21.7ポイント・3頭3点

甲斐路Sの名前で10回を数えると、半分の5回が芝2000mで、距離の違うレースが混ざります。芝1800mの甲斐路Sだけにすると5回53頭しかなく、後方は14頭で当サイトの最低ライン(1区分15頭)に届かないため数えられません。このため本記事は、距離とクラスと時期をそろえて10年ぶんが取れる東京芝1800m・3勝クラスの10レースを採り、4頭・6点で組みます。

どの数え方でも、後方が一番低いことは変わりません。芝1800mの甲斐路S 5回では、4角で後方にいた14頭から2着以内に入った馬は1頭もいませんでした。

枠順と斤量を基準にしなかった理由

枠順は開きが8.6ポイント、斤量は2.7ポイントで、どちらも4角の位置の17.9ポイントより小さかったため、参考にとどめました。

枠順は、内枠(1〜3枠)35頭中8頭(22.9%)、中枠(4〜6枠)37頭中7頭(18.9%)、外枠(7〜8枠)35頭中5頭(14.3%)で、内から外へ素直に下がっています。ただし開きは10ポイントに届かず、当サイトの決まりでは「差がつかない」の幅です。斤量は、55kg以下が43頭中9頭(20.9%)、55.5〜57kgが55頭中10頭(18.2%)でほぼ同じでした。57.5kg以上は9頭しかおらず、1区分15頭に届かないので数えていません(2023年のノベンバーSを58kgで勝ったクロミナンスが1頭います)。過去10回のうち8回は定量戦で、ハンデ戦は2024・2025年の2回だけです。

過去10年10レースの1・2着

10レースの1・2着20頭のうち、4角で前にいた馬は10頭、後方にいた馬は3頭でした。

中団は7頭です。後方から連対した3頭のうち2頭は、同じ2020年のノベンバーSの1・2着です。

日付レース馬場・頭数1着(枠-馬番・人気・斤量・4角)2着(枠-馬番・人気・斤量・4角)
2025/10/19甲斐路S良・18頭ニシノティアモ(8-16・6人気・54kg・4角10番手=中団)ジョイフルニュース(3-5・1人気・53kg・4角6番手=中団)
2024/11/2ノベンバーS稍重・10頭コントラポスト(1-1・2人気・57kg・4角3番手=前)レガーロデルシエロ(7-7・1人気・55kg・4角6番手=中団)
2023/11/4ノベンバーS良・10頭クロミナンス(8-10・3人気・58kg・4角7番手=後方)クルゼイロドスル(3-3・4人気・56kg・4角3番手=前)
2022/11/5ノベンバーS良・10頭エピファニー(4-4・2人気・55kg・4角2番手=前)ノースザワールド(1-1・1人気・57kg・4角1番手=前)
2021/11/6ノベンバーS良・9頭イルーシヴパンサー(4-4・1人気・55kg・4角4番手=中団)シンボ(2-2・5人気・57kg・4角1番手=前)
2020/11/7ノベンバーS良・15頭ヒュミドール(6-11・12人気・57kg・4角13番手=後方)レッドベルローズ(1-1・11人気・55kg・4角13番手=後方)
2019/10/20甲斐路S良・11頭シュヴァルツリーゼ(4-4・1人気・55kg・4角6番手=中団)ジークカイザー(6-7・4人気・57kg・4角3番手=前)
2018/10/21甲斐路S良・8頭ドミナートゥス(7-7・1人気・55kg・4角3番手=前)レッドローゼス(2-2・2人気・57kg・4角3番手=前)
2017/10/22甲斐路S不良・8頭ハクサンルドルフ(8-8・2人気・57kg・4角5番手=中団)プロディガルサン(5-5・1人気・57kg・4角2番手=前)
2016/10/23甲斐路S良・8頭マイネルラフレシア(1-1・1人気・55kg・4角4番手=中団)メドウヒルズ(5-5・6人気・57kg・4角1番手=前)

「4角」はnetkeibaに記録された最後のコーナーの番手で、前・中団・後方は上の決まりで当サイトが分けたものです。10レースの馬場は良8回・稍重1回・不良1回でした。頭数は8〜11頭が8回で、12頭以上は2020年の15頭と2025年の18頭の2回だけです。


7番人気以下を買い目から外す理由

当サイトの集計で過去10年の7番人気以下は47頭中2頭が連対し、連対率4.3%と基準の8%を下回ります。

人気の帯ごとの連対率(過去10年・10レース)1〜3番人気43.3%30頭中13頭(複勝率56.7%)4〜6番人気16.7%30頭中5頭(複勝率30.0%)7番人気以下4.3%47頭中2頭(複勝率8.5%)点線=外す基準8%出典:netkeibaの東京芝1800m 3勝クラス10レース(2016〜2025年)107頭。人気は確定時の単勝人気

当サイトは「7番人気以下の連対率が8%未満なら、その帯は買い目の候補から外す」と決めています。1〜3番人気の連対率は43.3%で、当サイトの基準(20%以上で「堅いレース」)を大きく超えています。1番人気は10回で1着4回・2着4回、連対を外したのは2020年の5着と2023年の4着の2回だけでした。

7番人気以下で連対した2頭は、どちらも2020年のノベンバーS(15頭立て)で、12番人気のヒュミドールが1着、11番人気のレッドベルローズが2着でした。2頭とも4角13番手からの追い込みで、10レースのうちこの1回だけ、人気薄の後方の馬が上位を占めています。12頭以上で行われたのが2回しかないなか、その1回で起きたことは、弱いところとして残しておきます。

4〜6番人気は30頭中5頭(16.7%)が連対しています。6番人気以内なら、4角の位置で選んだ馬を人気だけで外すことはしません。

今年は16頭立てで、7番人気以下は10頭です。馬券の発売前なので、今回の人気はnetkeibaの予想オッズ(2026年10月17日11時16分時点)の単勝で数えています。6番人気以内は、1番人気カフジエメンタール(4.0倍・8枠16番)、2番人気ベストミーエヴァー(4.3倍・7枠14番)、3番人気タイセイプランセス(6.5倍・5枠9番)、4番人気ラブリージャブリー(8.0倍・3枠5番)、5番人気ソルトブリーズ(9.7倍・2枠4番)、6番人気ビーオンザカバー(10.5倍・4枠7番)の6頭です。7番人気のキングノジョーは15.5倍です。16頭立ての連対枠は2つで、でたらめに選んでも連対率は12.5%(16頭中2頭)になり、過去10年の7番人気以下の4.3%はそれを大きく下回ります。実際のオッズは発売が始まってから決まり、人気は入れ替わることがあります。


出走16頭の判定。◎は7枠14番のベストミーエヴァー

6番人気以内の6頭を近走で4角が前だった割合で並べ、上位の4頭を残しました。◎はベストミーエヴァーです。

表の「前走の4角」は、netkeibaの馬柱で前走の最後のコーナーを何番手で回ったかを、当サイトが過去10年の集計と同じ区分で分けたものです。前は頭数の4分の1以内(最低でも3番手まで)、中団は頭数の6割以内(最低でも6番手まで)、それより後ろが後方です。「近走で前」は、馬柱の近5走のうち4角の記録が取れた走で前だった回数で、馬によって数えた走数が3〜5走と違うため、割合で比べています。判定は、その割合が4分の3以上なら◎、半分以上なら○、1走でもあれば△、0なら×としました。単勝と人気はnetkeibaの予想オッズ(2026年10月17日11時16分時点)で、実際のオッズとは違います。斤量の単位はkgです。

印枠-馬番馬名性齢斤量騎手単勝人気前走の4角近走で前判定
1-1ダノンエンブレム牡455原優介39.012多摩川S 16着・16頭中7番手(中団)4走中3走◎
1-2グラニット牡654大野拓弥81.713秋風S 6着・14頭中2番手(前)5走中3走○
2-3マイネルフルムーン牡455松岡正海23.69秋風S 4着・14頭中9番手(後方)4走中1走△
▲2-4ソルトブリーズ牡557菅原明良9.75秋風S 2着・14頭中5番手(中団)4走中2走○
△3-5ラブリージャブリー牝453横山典弘8.04シドニーT 16着・16頭中5番手(中団)4走中1走△
3-6ロンギングセリーヌ牝352吉田豊17.48優駿牝馬 17着・18頭中5番手(中団)4走中3走◎
4-7ビーオンザカバー牡455横山武史10.56藻岩山特別 1着・8頭中1番手(前)5走中1走△
4-8クリニクラウン牝652木幡初也96.815日本海S 10着・12頭中9番手(後方)5走中0走×
5-9タイセイプランセス牝454石橋脩6.53月岡温泉特別 1着・12頭中4番手(中団)5走中1走△
5-10キュクヌス牝554石川裕紀人32.710大原S 18着・18頭中7番手(中団)3走中0走×
6-11ナヴォーナ牡654内田博幸82.214秋風S 7着・14頭中12番手(後方)5走中0走×
6-12ショーマンフリート牡553木幡巧也158.216長岡S 10着・18頭中15番手(後方)5走中1走△
7-13キングノジョーセ456田辺裕信15.57江の島S 10着・14頭中5番手(中団)4走中1走△
◎7-14ベストミーエヴァー牝554津村明秀4.32白河特別 1着・12頭中2番手(前)4走中3走◎
8-15ログラールセ556長岡禎仁33.311江の島S 11着・14頭中1番手(前)4走中4走◎
○8-16カフジエメンタール牡354鮫島克駿4.01神戸新聞杯 11着・11頭中8番手(後方)5走中3走○

4角の位置はレースが終わるまで分からないので、今年どの馬が前で運ぶかは近走からの推定です。6番人気以内の6頭で近走に4角が前だった割合は、ベストミーエヴァー75%(4走中3走)、カフジエメンタール60%(5走中3走)、ソルトブリーズ50%(4走中2走)、ラブリージャブリー25%(4走中1走)、タイセイプランセスとビーオンザカバーが20%(5走中1走)でした。前走1走だけで見ると、1番人気のカフジエメンタールが後方、6番人気のビーオンザカバーが前になります。当サイトでは、1走だけでは展開の影響を受けやすいと判断し、近走の割合で並べ、上位4頭を残しています。印もこの割合の順です。

◎ベストミーエヴァーは近4走のうち3走で4角が前でした。前走7月の福島芝1800mの白河特別(12頭立て)は4角2番手から1着、2月の東京芝1800mの4歳以上2勝クラスも4角3番手から2着です。○カフジエメンタールは3歳馬で、8月の中京芝2200mの熊野特別は4角2番手から1着、6月の阪神芝1800mの城崎特別も2番手から1着でした。前走9月の神戸新聞杯(11頭立て)は4角8番手から11着です。▲ソルトブリーズは前走9月の中山芝1600mの秋風Sで4角5番手から2着、5月の東京芝1800mのむらさき賞は4角2番手から4着で、斤量57kgは出走馬で一番重い馬です。△ラブリージャブリーは近4走のうち前は1走だけですが、4月の中山芝2000mの野島崎特別は4角3番手から1着でした。斤量は53kgです。4頭の馬連ボックスなので印による買い方の違いはなく、印は並びを示すだけです。

外した12頭の理由

外した12頭のうち10頭は予想オッズで7番人気以下、残り2頭は近走で4角が前だった割合が低かった馬です。

枠-馬番馬名人気外した理由
5-9タイセイプランセス33番人気だが、近走で4角が前だったのは5走中1走(20%)。前走の月岡温泉特別は12頭中4番手の中団
4-7ビーオンザカバー66番人気以内だが、近走で4角が前だったのは5走中1走(20%)。前走の藻岩山特別(8頭立て)は1番手だったが、その前の4走はすべて後方
7-13キングノジョー77番人気以下(過去10年の7番人気以下は47頭中2頭・4.3%)。6番人気のビーオンザカバーとは単勝で5.0倍差
3-6ロンギングセリーヌ87番人気以下。近走は4走中3走で4角が前
2-3マイネルフルムーン97番人気以下。前走の秋風Sは14頭中9番手の後方
5-10キュクヌス107番人気以下。近走で4角が前だった回は0
8-15ログラール117番人気以下。近走は4走すべてで4角が前
1-1ダノンエンブレム127番人気以下。近走は4走中3走で4角が前
1-2グラニット137番人気以下。近走は5走中3走で4角が前
6-11ナヴォーナ147番人気以下。近走で4角が前だった回は0
4-8クリニクラウン157番人気以下。近走は5走すべてで4角が後方
6-12ショーマンフリート167番人気以下。前走の長岡Sは18頭中15番手の後方

買い目は馬連ボックス4・5・14・16の6点

馬連は4・5・14・16のボックス6点で、試算では6点とも見送りの線の6倍を上回ります。

16頭から4頭に絞った流れ① 出走16頭 → 7番人気以下の10頭を外す過去10年の7番人気以下は47頭中2頭の連対(4.3%)▼② 残り6頭 → 近走で4角が前だった割合で並べる14は75%・16は60%・4は50%・5は25%・9と7は20%▼③ 割合の低い2頭を外すタイセイプランセス(3番人気)とビーオンザカバー(6番人気)▼4頭:4・5・14・16(近走で前だった割合の上位)→ 馬連ボックス6点(4頭の全組み合わせ)出典:netkeiba(東京芝1800m 3勝 2016〜2025年10レース107頭)/人気は10/17 11:16の予想オッズ

当サイトは、狙いどおり決まったときの配当が点数の倍率(6点買いなら6倍)を下回る組み合わせが2点以上あれば、そのレースを見送る決まりにしています。下回る組み合わせが0点なら買い、1点だけなら買ってその事実を書きます。今回は馬連の発売前で実際のオッズが無いため、netkeibaの予想オッズ(2026年10月17日11時16分時点)の単勝から、1着と2着に入る見込みを順に掛け合わせて馬連の配当を換算しました(払戻率はJRAが公表する馬連の77.5%)。この換算は票の入り方の偏りを考えていない当サイトの試算で、実際のオッズではありません。

組み合わせ馬名馬連の試算
14-16ベストミーエヴァー-カフジエメンタール約8.4倍
5-16ラブリージャブリー-カフジエメンタール約16.5倍
5-14ラブリージャブリー-ベストミーエヴァー約17.8倍
4-16ソルトブリーズ-カフジエメンタール約20.1倍
4-14ソルトブリーズ-ベストミーエヴァー約21.8倍
4-5ソルトブリーズ-ラブリージャブリー約42.8倍

1点100円なら合計600円です。一番低い14-16で決まった場合でも、試算で100円あたり約840円の払い戻しとなり、合計の600円を上回ります。発売が始まったら、馬連オッズで6点のうち6倍を下回る組み合わせが何点あるか(2点以上なら見送り)と、JRAの発表で出走取消と馬場を確かめてください。


この予想の弱いところ

近走の3〜5走だけで前に行くかを推定し、外した2頭との差が1走ぶんもないことが一番の弱いところです。

1つ目は選ぶ材料です。△ラブリージャブリー(4走中1走・25%)と、外したタイセイプランセス・ビーオンザカバー(5走中1走・20%)は、どちらも前だったのが1走ずつで、差は数えた走数の違いから生まれています。ビーオンザカバーは前走で4角1番手から勝っていて、前走だけで選ぶなら入る馬です。2つ目は1番人気の扱いです。○カフジエメンタールは近5走のうち3走が前でしたが、前走の神戸新聞杯は4角8番手(後方)でした。3つ目は人気の足切りと基準の向きです。近走で前に行った割合が一番高いのは11番人気のログラール(4走すべて前)で、ダノンエンブレム(12番人気)とロンギングセリーヌ(8番人気)も4走中3走が前でした。この3頭は7番人気以下なので買い目に入れていません。

4つ目は頭数です。過去10レースは8〜11頭立てが8回で、16頭前後の多頭数は2回だけでした。その2回は、2020年のノベンバーS(15頭)が4角13番手の人気薄2頭の1・2着、2025年の甲斐路S(18頭)が中団の2頭の1・2着で、どちらも前の馬は連対していません。16頭立ての今年、前が有利という傾向がそのまま当てはまるかは分かりません。5つ目は集計の単位です。芝1800mの甲斐路S 5回だけなら開き4.0ポイントで5頭10点、芝2000mの回を混ぜた甲斐路Sの10回なら開き21.7ポイントで3頭3点になります。6つ目は条件の違いです。過去10回のうちハンデ戦は2024・2025年の2回だけで、3着以内まで見ると中団が37.8%で前の32.4%を上回ります。


よくある質問

Q. 甲斐路Sの過去10年のデータはありますか?

A. 甲斐路Sは2020〜2024年の5回が芝2000mで行われていて、2016〜2025年に芝1800mで行われたのは5回だけです。本記事は同じ東京芝1800mの3勝クラスで、同じ10〜11月に行われた10レース(107頭)を数えています。2020〜2024年の5レースはノベンバーSです。

Q. 東京芝1800mは前に行った馬が有利ですか?

A. 当サイトの集計では、3勝クラスの過去10年で、4角で前にいた馬の連対率が27.0%(37頭中10頭)で一番高く、中団18.9%、後方9.1%の順に下がりました。ただし3着以内まで見ると中団が37.8%で前の32.4%を上回ります。

Q. 人気薄から買う価値はありますか?

A. 当サイトの集計では、過去10年の7番人気以下は47頭中2頭しか連対しておらず、連対率は4.3%でした。当サイトの基準8%を下回るので買い目から外します。2頭はどちらも2020年のノベンバーSで、同じレースの1・2着です。

Q. 1番人気の成績はどうですか?

A. 10レースの1番人気は1着4回・2着4回で、連対は8回でした。1〜3番人気まで広げると連対率は43.3%(30頭中13頭)です。

Q. 甲斐路S2026の買い目は?

A. 馬連ボックス4・5・14・16の6点です。ベストミーエヴァー・カフジエメンタール・ソルトブリーズ・ラブリージャブリーの4頭で、◎はベストミーエヴァーです。当サイトの試算では6点とも見送りの線6倍を上回ります。発売後に馬連オッズを見て、6倍を下回る組み合わせが2点以上あれば見送ります。

Q. 1番人気のカフジエメンタールは前に行く馬ですか?

A. 近5走のうち3走で4角が前で、8月の熊野特別と6月の城崎特別はどちらも4角2番手から1着でした。ただし前走の神戸新聞杯は4角8番手(後方)で、今回の位置はレースが終わるまで分かりません。前に行くかどうかは近走からの推定です。


参考情報


免責事項

本記事は公開データの集計に基づく予想で、的中を保証するものではありません。

馬券の購入は自己責任でお願いします。甲斐路Sは2020〜2024年に芝2000mで行われていたため、同じ東京芝1800mの3勝クラス10レース(107頭)で集計しており、うち5レースは別のレース(ノベンバーS)です。過去10レースは8〜11頭立てが中心で、16頭前後の多頭数は2回しかないため、当サイトでは通常の集計より不安定な数字とみています。人気は馬券の発売前の予想オッズ(10月17日11時16分時点)で数えています。買う前に4・5・14・16の馬連オッズを見直し、6倍を下回る組み合わせが2点以上なら見送ってください。出走馬・枠順・斤量・オッズは発走までに変わることがあるため、最新の情報はJRAの発表でご確認ください。

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この記事を書いた人

競馬予想ロジック研究家。現役のエンジニアであり、会社を経営している。データの集計と分析、判断ルールの設計を本業とする。2000年代前半に独自の競馬予想ロジックを組み立て、年間を通して収支をプラスに保つ取り組みをおよそ10年にわたり続けていたと本人は語る。馬券の払戻金に対する課税の扱いが問題になった2010年代前半に第一線を退き、現在は馬券を購入していない。1レースごとの的中よりも「買うレースを選ぶ基準」のほうを重視する立場をとってきた。集計は編集部が担い、判断ルールの設計と最終的な選出は本人が行っている。過去の経緯であり、将来の結果を保証するものではない。

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