2026年10月18日の秋華賞(京都芝2000m)で、11番人気のスウィートハピネス(佐々木大輔騎手)が4コーナーで競走を中止しました。JRAの発表は「疾病を発症したため、4コーナーで競走を中止」で、馬は左前肢跛行、騎手は異状なしです。この記事では、JRAの発表の中身、レースで何が起きたか、これまでの7戦の戦績と血統を、記事作成時点で確認できた範囲でまとめます。
競走中止:秋華賞(GⅠ)11R・5枠9番スウィートハピネスが4コーナーで中止
JRAの発表:疾病を発症したため。馬=左前肢跛行、騎手(佐々木大輔)=異状なし
レースの様子:中団から運んだが3コーナー付近から後退し、4コーナー手前で騎手が追うのをやめて下馬
今後:記事作成の10月18日18時時点で、北出成人厩舎からの診断の続報や次走の発表は確認できていません
この記事でわかること
- スウィートハピネスが秋華賞で競走を中止した理由(JRA発表の全文)
- 「左前肢跛行」とはどういう状態を指す言葉か
- レースのどこで、どう止まったのか
- 新馬勝ちからローズSまで7戦2勝の戦績と、3代母ファレノプシスにさかのぼる血統
- 今後の情報をどこで確かめればよいか
スウィートハピネスの競走中止の理由はJRA発表で「左前肢跛行」
理由は疾病の発症で、JRAは馬が左前肢跛行、騎乗した佐々木大輔騎手は異状なしと発表しました。
JRAは10月18日の「開催競馬場・今日の出来事」で、第4回京都第7日の11R秋華賞について次のように掲載しています。発表の文言は、日刊スポーツ・スポーツニッポン・東京スポーツの各紙がレース後に報じた内容とも一致します。
| 項目 | JRAの発表(10月18日) |
|---|---|
| レース | 第4回京都第7日 11R 秋華賞(GⅠ) |
| 馬番・馬名 | 9番 スウィートハピネス |
| 騎手 | 佐々木大輔騎手 |
| 区分 | 競走中止 |
| 理由 | 疾病を発症したため、4コーナーで競走を中止 |
| 馬の状態 | 左前肢跛行 |
| 騎手の状態 | 異状なし |
発表は「競走中止」の区分で、出走そのものを取りやめる「競走除外」とは違います。スウィートハピネスはゲートを出てレースを走り、途中で止まりました。
「左前肢跛行」は左の前脚の歩き方に異常が出た状態
跛行は歩き方の異常を指す言葉で、左前肢跛行は左の前脚に異常が出ていることを示します。
JRAの競馬用語辞典では、跛行は歩様に異常をきたしている状態と説明されています。つまり、発表が示しているのは症状であって、骨折や腱の損傷といった原因の名前ではありません。原因は、このあと厩舎や獣医師の検査で分かるのが通常で、記事作成の時点では発表されていません。当サイトでは、続報が出るまで「骨折」「引退」といった言葉を推測では使いません。
佐々木大輔騎手は異状なし
騎乗していた佐々木大輔騎手について、JRAは「異状なし」と発表しています。
スポーツニッポンも、騎乗した佐々木騎手に異状はなかったと報じています。
秋華賞のレース中、スウィートハピネスはどこで止まったのか
中団から運んだものの3コーナー付近から失速し、佐々木騎手が追うのをやめて4コーナーで中止しました。
スポーツ報知(馬トク報知)と日刊スポーツの報道を時系列に並べると、次のとおりです。
報道の表現は「4コーナー手前」「4コーナーで」と少し分かれますが、JRAの公式発表は「4コーナーで競走を中止」です。
秋華賞はモンローウォークが無敗5連勝で優勝
レースは1番人気のモンローウォークが勝ち、デビューから5戦5勝で秋華賞を制しました。
勝ち時計は1分56秒1(良)で、2着は7番人気ギャラボーグ、3着は2番人気ドリームコアです。17頭が出走し、16頭が完走しました。無敗での秋華賞制覇は2002年ファインモーション、2006年カワカミプリンセス、2020年デアリングタクトに続く史上4頭目です。着順・払戻・レース展開は、当サイトの秋華賞2026結果|モンローウォークが無敗5連勝で戴冠、3連単1万810円にまとめています。
スウィートハピネスの戦績は秋華賞の前まで7戦2勝
2歳10月の新馬戦とエルフィンS(リステッド)を勝ち、オークスでは勝ち馬から0秒1差の5着でした。
netkeibaの競走成績をもとに、秋華賞までの7戦を古い順に並べます(騎手名は掲載のとおり)。
| 日付 | レース | 人気 | 着順 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年10月18日 | 2歳新馬(京都芝1600m) | 5 | 1着 | 高杉吏麒 |
| 2025年11月30日 | 白菊賞(1勝クラス・京都芝1600m) | 4 | 2着 | 高杉吏麒 |
| 2025年12月14日 | 阪神ジュベナイルF(GⅠ・阪神芝1600m) | 9 | 4着 | 高杉吏麒 |
| 2026年2月7日 | エルフィンS(L・京都芝1600m) | 1 | 1着 | 高杉吏麒 |
| 2026年4月12日 | 桜花賞(GⅠ・阪神芝1600m) | 9 | 13着 | 高杉吏麒 |
| 2026年5月24日 | 優駿牝馬(オークス・GⅠ・東京芝2400m) | 11 | 5着(0秒1差) | 高杉吏麒 |
| 2026年9月13日 | ローズS(GⅡ・阪神芝1800m) | 6 | 7着 | 佐々木大輔 |
通算成績は7戦2勝・2着1回で、中央の獲得賞金は5,796万円です(netkeiba)。秋華賞は8戦目で、デビュー戦からちょうど1年後の同じ10月18日、同じ京都競馬場での一戦でした。
京都は3戦2勝・2着1回の得意舞台だった
京都では新馬戦とエルフィンSの2勝を挙げ、白菊賞の2着を含めて3戦すべてで連対していました。
スポーツニッポンは秋華賞の前日に北出成人調教師の「内に潜り込みたい」という狙いを、当日朝には京都との好相性を伝えていました。2歳時の阪神ジュベナイルFで4着に入った実力馬で、秋華賞はオークス5着からの巻き返しを狙う一戦でした。
スウィートハピネスの血統と馬主・生産者
父は安田記念馬リアルインパクト、母はフラルで、3代母に1998年の秋華賞馬ファレノプシスがいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 2023年4月4日(牝3歳・栗毛) |
| 父 | リアルインパクト |
| 母 | フラル(父ワークフォース) |
| 祖母 | アワーグラス(父アグネスタキオン) |
| 3代母 | ファレノプシス(1998年桜花賞・秋華賞) |
| 調教師 | 北出成人(栗東) |
| 馬主 | 前田幸大 |
| 生産者 | 平山牧場(新冠町) |
血統と馬主・生産者はnetkeibaの掲載に基づきます。日刊スポーツは秋華賞の当日朝に、3代母ファレノプシスが98年の秋華賞を勝っていることを紹介していました。祖母の母が勝ったレースで、同じ京都の2000mに挑んだ形です。
スウィートハピネスの今後はどうなる?続報の確かめ方
記事作成の10月18日18時時点で、検査の結果や次走・引退の発表は確認できていません。
今後の検査の結果や、それがいつ発表されるかは、現時点では分かりません。続報は次の3か所で確かめるのが確実です。
- JRAの「開催競馬場・今日の出来事」(10月18日)(当日の公式発表)
- スポーツ紙の競馬面(日刊スポーツ・スポーツニッポン・東京スポーツ・スポーツ報知)の続報
- netkeibaなどの競走馬データベースの「近況」欄
当サイトでは、厩舎や馬主からの発表が出た時点でこの記事に追記します。SNSで出回る診断名は、公式の発表と照らし合わせてから受け取ってください。
よくある質問
Q. 競走中止になった馬の馬券はどうなりますか?
A. 発走した後の競走中止は返還の対象になりません。スウィートハピネスはスタートしてから止まったため、この馬を含む馬券は不的中の扱いです。発走前の「競走除外」とは扱いが違います。
Q. 同じ10月18日に、ほかの競馬場でも中止や除外はありましたか?
A. JRAの発表では、東京9Rでマイネルメサイアが異常歩様のため競走中止、京都9Rでルトゥールが右後肢跛行のため競走除外、新潟5Rでテーオーディスタスが右後肢挫創のため競走除外となっています。
参考情報
- JRA:開催競馬場・今日の出来事(10月18日(日曜))
- 日刊スポーツ:【秋華賞】4角で競走中止スウィートハピネスは「左前肢ハ行」
- スポーツニッポン:【秋華賞】4コーナーで競走中止のスウィートハピネスは左前肢ハ行 JRA発表
- 東スポ競馬:【秋華賞】4コーナーで競走中止のスウィートハピネスは左前肢跛行の診断
- netkeiba:スウィートハピネスの競走成績・血統
- netkeiba:2026年秋華賞 レース結果
- 競馬キング:秋華賞2026結果|モンローウォークが無敗5連勝で戴冠
免責事項
本記事は、2026年10月18日18時時点のJRA発表と報道に基づいています。
馬の状態や今後の予定は、必ずJRAや厩舎・馬主の正式な発表でご確認ください。

