プロが断言!札幌日経賞2026で残すのはこの3頭|直近10回は前に行った馬が連対率38.2%

札幌日経賞2026予想 アイキャッチ

札幌日経賞は、2026年7月26日(日)15時25分に札幌競馬場で行われる芝2600mのリステッド競走(オープン特別)です。13頭が出走します。

結論から出します。残すのはこの3頭、馬連ボックス3点です。

◎ 3 レクスノヴァス — 昨夏の阿寒湖特別(札幌・芝2600m)を2-3-3-3の前めで勝っている。同じ舞台で前に行って結果を出した1頭。○ 11 アマキヒ — 近5走のうち前で運んだ2走が、松籟S 1着(2-2-2-2)とグレイトフルS 2着(2-2-2-2)。前に行けたときだけ連対している。▲ 8 レッドテリオス — 直近2走が2-3-3-3と1-1-2-2で、いま前で戦っている馬。前走の江の島Sを勝って昇級初戦。

根拠は1本だけです。直近10回の札幌日経賞では、4角をどの位置で回ったかで2着以内に入る率が4倍以上変わっています。 以下でその数字を全部出します。


目次

札幌日経賞2026のレース概要

項目内容
レース名札幌日経賞(札幌11R)
格付けリステッド(オープン特別・国際・特指・別定)
開催日時2026年7月26日(日)15:25発走
競馬場・コース札幌競馬場 芝2600m(右回り・Aコース)
開催1回札幌2日目
天候・馬場当日発表(洋芝)
出走頭数13頭
斤量別定(56.0〜57.0kg)
本賞金2800万・1100万・700万・420万・280万円
集計単位レース名「札幌日経賞(札幌日経オープン)」の直近10回/2015年〜2025年・119頭

集計の単位について先に断っておきます。このレースはレース名のままで10回ぶんの数字が揃いました。2023年までの「札幌日経オープン」から名前が変わっただけで、競馬場・距離・クラスは変わっていません。単位を落とす必要はありませんでした。

ただし1つ正直に書いておきます。2021年は東京オリンピックの影響で札幌開催が函館競馬場に振り替えられ、この年の札幌日経オープンは函館・芝2600mで施行されました。 コースが違うと道中の隊列も直線の長さも変わるので、この1回は集計から外しています。そのぶん2015年まで遡って札幌で行われた10回ぶんを数えているので、正確には「過去11回のうち札幌で施行された10回」です。「過去10年」と書いてある数字はこの10回を指します。


直近10回の答え=4角の位置で決まっている

10レース119頭を、4角を回ったときの位置で3つに分けました。逃げを単独で数えていないのは、10回ぶん集めても逃げ馬は10頭前後にしかならず、その数で率を出しても偶然の偏りしか見えないからです。前・中団・後方の3分割なら、どのグループも34頭以上あります。

見るのは連対率(2着以内に入った率)です。買うのが馬連=2着までを当てる馬券なので、3着以内の複勝率で選ぶのは筋が通りません。複勝率は参考として併記します。

4角の位置2着以内/頭数連対率(参考)複勝率
前(4角3番手以内)13/3438.2%47.1%
中団4/468.7%23.9%
後方3/397.7%7.7%

前の38.2%と後方の7.7%で、開きは30.5ポイント。 しかも前→中団→後方と一段ずつ落ちていて、どこにも逆転がありません。たまたま差がついた数字ではないということです。

札幌日経賞 直近10回 4角の位置別 連対率 札幌で行われた10レース119頭(2015年〜2025年/2021年の函館開催は除く) 0% 10% 20% 30% 40% 38.2% 8.7% 7.7% 前(4角3番手以内) 中団 後方 34頭中13頭が2着以内 46頭中4頭 39頭中3頭 前38.2%と後方7.7%の開きは30.5ポイント。前→中団→後方と一段ずつ落ちて逆転がない。

裏返して2つに束ねると、もっとはっきりします。前で運んだ34頭は2着以内が13頭で38.2%、後ろから行った85頭(中団+後方)は2着以内が7頭で8.2%です。4.6倍の差があります。

前で運んだ馬と、後ろから行った馬(連対率) 0% 20% 40% 38.2% 8.2% 4角3番手以内 中団+後方 34頭中13頭が2着以内 85頭中7頭が2着以内

札幌の芝コースは直線が266.1mで、中央競馬の10場のなかで最も短い部類です。おまけに芝2600mは3コーナー手前からのスタートで、直線に向いてから外を回して差すには距離が足りません。数字と、コースの形が一致しています。

枠順と斤量も同じ10レースで集計しました。枠順は外枠(7-8枠)20.0%・中枠17.8%・内枠11.8%で開き8.2ポイント、斤量は軽ハンデ20.0%・標準16.9%・重ハンデ13.3%で開き6.7ポイントです。どちらも10ポイントに届かないので軸には採りません。 この記事で見るのは4角の位置だけです。


今回はどの馬が前に行くのか【全13頭データ】

ここで正直に断っておかないといけないことがあります。4角の位置は、レースが終わらないと分かりません。 つまり上の数字は「このコースは前が有利だった」という証拠であって、今回どの馬が前に行くかは別の推定が必要です。

そこで各馬の近5走(中央競馬のみ)で4角をどの位置で回ってきたかを数えました。 過去10年の集計とまったく同じ区分(前・中団・後方)で数えています。前走で前に行った馬が今回も前に行く、という保証はありません。あくまで推定です。

枠-馬番馬名性齢斤量騎手予想オッズ人気近5走で前判定
3-3レクスノヴァス牡457.0岩田康3.322回/4走札幌芝2600で前めから勝ち鞍
7-11アマキヒ牡457.0佐々木6.032回/5走前で運んだ2走がどちらも連対
6-8レッドテリオス牡557.0武豊7.842回/5走直近2走が2番手・2番手
5-7ブレイヴロッカーセ657.0池添29.092回/4走条件は合うが人気で足切り
×2-2ミラージュナイト牡457.0西村淳3.111回/4走1番人気だが差しに回る
×4-5コーチェラバレー牡457.0横山和15.550回/4走近4走すべて中団か後方
×1-1スピードリッチ牡557.0北村友16.162回/5走前走は12-11-12-13の後方
×8-13ホールネス牝656.0小沢21.770回/5走近5走すべて中団
×8-12ラスカンブレスセ557.0丹内21.780回/4走追込一手
×4-4ギャンブルルーム牡557.0松本31.4101回/5走人気で足切り
×7-10バルナバ牡457.0舟山38.8112回/5走人気で足切り
×6-9エコロレイズ牡557.0横山琉45.8120回/5走後方3回・人気で足切り
×5-6パトリックハンサム牡757.0小林美294.2130回/4走人気で足切り

オッズは7月25日13時40分時点の予想オッズ(馬券の発売前にnetkeibaが出している見込み値)です。発売開始後の実際のオッズでは順位が入れ替わることがあります。


人気は軸にしない。足切りにだけ使う

人気を軸にすると、記事の結論が毎回「1番人気を買え」になります。上位人気が来やすいのは当たり前で、必ず大きな差が出るからです。だから人気は「何番人気までを買い目候補にするか」の足切りにだけ使います。

人気2着以内/頭数連対率(参考)複勝率
1〜3番人気11/3036.7%46.7%
4〜6番人気7/3023.3%43.3%
7番人気以下2/593.4%5.1%
直近10回 人気別の連対率(青が買い目候補) 0% 10% 20% 30% 40% 36.7% 23.3% 3.4% 1〜3番人気 4〜6番人気 7番人気以下 30頭中11頭 30頭中7頭 59頭中2頭

13頭立てなら連対枠は2つ、つまりでたらめに買っても15.4%です。7番人気以下の3.4%はそれを大きく下回るので、この層は買う理由がありません。 1〜3番人気が36.7%あるので、堅く決まりやすいレースという読みになります。

この足切りで1頭こぼれます。9番人気ブレイヴロッカーは近4走で2回前に行っていて、軸の条件には合っています。 万葉S(3-3-3-3で3着)とステイヤーズS(3-3-3-1で4着)で前めから走っている馬です。それでも買いません。過去10年で7番人気以下は59頭中2頭しか2着に来ていないからです。ルールを曲げないほうを選びました。


残す3頭の中身

◎ 3 レクスノヴァス(牡4・57.0・岩田康)

2025年8月17日の阿寒湖特別を挙げます。札幌・芝2600m、今回と同じ舞台で、2-3-3-3の前めから1着。 14頭立ての1番人気でした。近走では今年5月の烏丸S(京都・芝2400m)を10-7-5-5から勝って3勝クラスを卒業しています。菊花賞では2-3-3-2の前めで9着に敗れていますが、これは18頭立ての3000m。距離とメンバーが別物です。

近4走で前に行けたのが2回。netkeibaの脚質分類も「先行」です。同じコースで前に行って勝った経験があるのは、今回この馬だけです。

○ 11 アマキヒ(牡4・57.0・佐々木)

近5走の中身が分かりやすい馬です。前で運べた2走が松籟S 1着(2-2-2-2)とグレイトフルS 2着(2-2-2-2)。前に行けなかった3走は目黒記念9着・大阪ーハンブルクC 3着・菊花賞11着。 位置取りと結果がそのまま連動しています。

松籟Sは阪神の芝3000m、グレイトフルSは中山の芝2500mで、どちらも今回に近い長めの距離。前に行けたときだけ連対しているという形が、このレースの軸とそのまま重なります。

▲ 8 レッドテリオス(牡5・57.0・武豊)

いま前で戦っている馬です。6月14日の江の島Sを2-3-3-3で1着、その前の六社Sも1-1-2-2で4着。 直近2走がどちらも4角3番手以内です。3月・4月は10番手や11番手からの競馬で二桁着順が続いていたので、乗り方が変わってから結果が出ている形に見えます。

3勝クラスを勝った直後の昇級初戦なので、相手が強くなるのは事実です。そのぶん3番手評価にしました。


買わない馬の理由

馬名人気買わない理由
2 ミラージュナイト1近4走で前に行けたのは飛鳥S(5-6-5-3)の1回だけ。前走の目黒記念は7-8-8-7の中団で4着。差しに回る形なので軸の条件から外れる
5 コーチェラバレー5近4走の4角位置が5-5-5-6・8-7-6-6・5-5-7-4・15-16-12-14。前に行った実績がない
1 スピードリッチ6近5走で前2回はあるが、前走の江の島Sが12-11-12-13の後方で7着。いまの形は後ろから
7 ブレイヴロッカー9条件は合っている。7番人気以下(過去10年で59頭中2頭)の足切りで外す
13 ホールネス7近5走すべて中団。府中牝馬S・新潟大賞典・日経賞と相手なりに走るが位置を取りにいかない
12 ラスカンブレス8近4走で前0回。追込一手で、後方の連対率は7.7%
4・10・9・610〜13いずれも7番人気以下で足切り

推奨買い目は馬連ボックス3点

買い目組み合わせ2頭の予想オッズ
1点目3 レクスノヴァス - 11 アマキヒ3.3 と 6.0(2番人気・3番人気)
2点目3 レクスノヴァス - 8 レッドテリオス3.3 と 7.8(2番人気・4番人気)
3点目11 アマキヒ - 8 レッドテリオス6.0 と 7.8(3番人気・4番人気)

点数の決め方も出しておきます。軸にした4角の位置の開きが30.5ポイントで、20ポイント以上なら3頭・馬連ボックス3点と決めています。差がつかないレースほど頭数と点数を増やし、はっきり差がつくレースほど絞る、という考え方です。今回は絞る側です。

馬連のオッズについては正直に書きます。この記事を書いた時点では馬券の発売が始まっておらず、馬連のオッズは出ていません。 出ているのは単勝の予想オッズだけです。3点とも2〜4番人気同士の組み合わせなので、3点合計300円を払い戻しが下回ることは考えにくいと見ていますが、買う前に日曜の発売開始後のオッズで必ず確認してください。 3点買いで3倍を下回るなら当たっても損になるので見送る、という基準を自分たちにも当てています。

もう1つ正直に書いておきます。4角の位置で選んだ3頭は、結果として2番人気・3番人気・4番人気になりました。 人気を見て選んだのではなく、前に行ける馬を選んだら市場の評価とだいたい一致した、という順番です。そして1番人気のミラージュナイトは外しています。


よくある質問

Q. 1番人気のミラージュナイトを外していいのですか?
A. 軸を1本に決めているので外します。近4走で4角3番手以内に入れたのは1回だけで、前走の目黒記念も7-8-8-7の中団でした。前が有利なレースで後ろから行く馬を、人気だけを理由に買い目に入れると、ルールが人気に負けます。外して外れたらそれも記録に残します。

Q. 4角の位置は結果でしか分からないのでは?
A. そのとおりです。だから今回のぶんは推定です。この記事では各馬の近5走で4角をどこで回っていたかを数え、前で運べた回数が多い馬から選んでいます。推定であることを隠さずに書くのがこのサイトの方針です。

Q. 「過去10年」なのに2015年のデータが入っているのはなぜですか?
A. 2021年は東京オリンピックの影響で札幌開催が函館に振り替えられ、この年だけ函館・芝2600mで施行されたためです。コースが違うので集計から外し、札幌で行われた10回ぶんを揃えると2015年まで遡ります。母数を10回に保つことを優先し、外した理由を本文に明記しています。

Q. 前が有利なら1頭に絞って単勝を買うほうが得ではないですか?
A. 前で運んだ34頭の連対率は38.2%ですが、実際にどの馬が前に行けるかは発走してみないと分かりません。前に行けそうな3頭を並べて、そのうち2頭が2着までに来れば当たる馬連ボックスにしているのはそのためです。

Q. 予想が当たったかどうかは公開されますか?
A. レース後に答え合わせを出します。当たった外れたにかかわらず、この記事で出した3頭と3点、そして選んだ理由がどうなったかを残します。当たった回だけ載せることはしません。


参考情報


免責事項

本記事は公開データの集計に基づく予想です。的中を保証するものではありません。過去の傾向は将来の結果を保証しません。馬券の購入は自己責任でお願いします。オッズは記事作成時点の予想オッズで、発売開始後および発走までに変動します。

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この記事を書いた人

競馬予想ロジック研究家。現役のエンジニアであり、会社を経営している。データの集計と分析、判断ルールの設計を本業とする。2000年代前半に独自の競馬予想ロジックを組み立て、年間を通して収支をプラスに保つ取り組みをおよそ10年にわたり続けていたと本人は語る。馬券の払戻金に対する課税の扱いが問題になった2010年代前半に第一線を退き、現在は馬券を購入していない。1レースごとの的中よりも「買うレースを選ぶ基準」のほうを重視する立場をとってきた。集計は編集部とAIが担い、判断ルールの設計と最終的な選出は本人が行っている。過去の経緯であり、将来の結果を保証するものではない。

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