京成杯 過去10年データ|「内枠有利」は本当か、134頭を数え直した傾向まとめ

京成杯 過去10年データ|「内枠有利」は本当か、134頭を数え直した傾向まとめ

京成杯は、毎年1月中旬に中山競馬場の芝2000mで行われる3歳限定のG3です。ソールオリエンス(2023年)が皐月賞、ダノンデサイル(2024年)がダービーを勝ったことで、クラシックの入口として見られる機会が増えました。一方で2025年はニシノエージェントが11番人気で勝ち、三連単が172万円台に跳ねています。「登竜門」と「波乱」という、方向の違う印象が同居しているレースです。

このページでは、2017年から2026年までの10回・のべ134頭の走破結果をひとつずつ数え直しました。予想印は出しません。どの条件に何頭いて、そのうち何頭が2着以内に来たのか。母数を全部つけたまま並べたページです。

この記事でわかること

  • 「中山芝2000mは内枠有利」という通説が、京成杯の10年ではどう出ていたのか
  • 前走のクラス別・キャリア別に見た、勝率/連対率/複勝率と母数
  • 「荒れるレース」という印象と、10番人気以下の実際の出現率のズレ
  • 2024年から変わった3歳馬の斤量を、過去データにどう反映して読むか
  • この134頭の集計では言えないこと

目次

京成杯とはどんなレースか(概要と集計の前提)

まず、このページが何のデータでできているかを先に出しておきます。

レース名京成杯(G3)
格付け・条件G3/3歳オープン(牡・牝)
開催時期毎年1月中旬(直近は2026年1月18日)
コース中山競馬場・芝2000m(内回り・右回り・直線約310m)
負担重量牡・セン57kg/牝55kg(2024年から1kg引き上げ。2023年までは牡56kg/牝54kg)
出走頭数過去10年は9〜16頭(2023年が最少の9頭)
集計単位2017年〜2026年の10回・のべ134頭(JRA中央の本レースのみ)
データ出所netkeibaのレース結果・各馬の競走成績・5代血統表

集計にあたって、先に4つ断っておきます。

  • 2着以内に入ったのは10回で20頭しかいません。条件を細かく切るほど、1頭の増減で数字が数ポイント動きます。そのため勝率・連対率・複勝率の3つと母数を必ず並べています。
  • 4コーナーの位置取りと上がり3ハロンの順位は、レースが終わってからしか分からない事後の数字です。「この馬は今年も前に行く」という保証にはなりません。
  • 母数が10頭に満たない区分には「※参考値」と付けています。落とさずに載せますが、そのつもりで読んでください。
  • 2024年から3歳馬の斤量が1kg上がりました(牡57kg/牝55kg)。斤量は10年を通して並べず、改定前後で分けています。

結論|134頭を数えて、差が出たものと出なかったもの

10回・134頭を数え終えて分かったことを、先に3つだけ書きます。数字はいずれも連対率(2着以内に入った割合)です。

  1. 差が出たのは前走のクラスでした。前走が新馬・未勝利だった62頭は19.4%、前走が重賞だった30頭は10.0%。人気を1〜6番人気に揃えても、32.1%(28頭中9頭)と12.5%(16頭中2頭)で向きは変わりませんでした。
  2. 枠順と斤量では、思ったほどの差が出ませんでした。内枠(1〜3枠)17.1%に対して外枠(7〜8枠)12.8%。母数40頭前後での4ポイント差です。斤量も改定前56kg(85頭)15.3%、改定後57kg(43頭)14.0%でほぼ動いていません。
  3. 「荒れる」印象ほど人気薄は来ていません。10番人気以下は44頭走って連対1頭(2.3%)。三連単が172万円になった2025年が記憶に強いだけで、10年通すと下位人気はほとんど絡んでいません。

以下、1つずつ数字を出していきます。


枠順|「中山芝2000mは内枠有利」は京成杯でどう出ていたか

中山の芝2000mは、スタートしてすぐに上り坂があり、1コーナーまでの距離が長くありません。外を回されるとコーナーまでに脚を使う——だから内枠が有利、という説明は広く共有されています。実際、予想の場面でも「1〜4枠はプラス」という言い方をよく見ます。

この説明の向き自体は、京成杯の10年でも合っています。ただし開きは小さいものでした。

枠順別の連対率(2017-2026・134頭) 0% 10% 20% 30% 17.1% 内枠(1〜3枠) 41頭中7頭 14.8% 中枠(4〜6枠) 54頭中8頭 12.8% 外枠(7〜8枠) 39頭中5頭 内と外の差は4.3ポイント。連対したのは全部で20頭 しかなく、1頭動けば2〜3ポイント動く幅です

内枠が17.1%、外枠が12.8%。並びは通説どおりですが、差は4.3ポイントです。連対したのは10年で20頭しかいないので、外枠から1頭多く来ていれば15.4%になり、差はほぼ消えます。「内枠でなければ話にならない」と読める数字ではありません。

1枠から8枠まで、そのまま並べるとこうなる

頭数勝率連対率複勝率
1枠119.1%18.2%27.3%
2枠156.7%6.7%20.0%
3枠1513.3%26.7%33.3%
4枠166.3%12.5%18.8%
5枠1910.5%15.8%21.1%
6枠195.3%15.8%26.3%
7枠190.0%5.3%15.8%
8枠2010.0%20.0%20.0%
※各枠とも母数は11〜20頭。すべて参考値として読んでください。

枠ごとに割ると、8枠が20.0%で3枠(26.7%)に次ぐ数字になり、階段状には並びません。7枠だけが5.3%と低いのですが、これも19頭中1頭という話です。枠を細かく切るほど、傾向ではなく偶然のばらつきを見ていることになります。枠順は、この10年のデータからは強い材料になっていません。


前走|新馬・未勝利を勝ったばかりの馬が最も多く2着以内に来ている

枠順より、はっきり差が出たのは前走のクラスでした。

前走のクラス別の連対率(2017-2026・134頭) 0% 10% 20% 30% 19.4% 新馬・未勝利 62頭中12頭 11.4% 1勝クラス 35頭中4頭 14.3% L・OP特別 7頭中1頭 ※参考値 10.0% 重賞 30頭中3頭
前走のクラス頭数勝率連対率複勝率
新馬・未勝利629.7%19.4%29.0%
1勝クラス(旧500万下)355.7%11.4%17.1%
リステッド・オープン特別70.0%14.3%14.3%
重賞(G1〜G3)306.7%10.0%16.7%
※リステッド・オープン特別は7頭のみの参考値。地方交流のJpnIIIは重賞に含めています。

前走が新馬か未勝利、つまり「勝ち上がったばかりで、まだ条件戦も走っていない馬」が62頭中12頭で連対率19.4%。10頭の勝ち馬のうち6頭がここから出ています。2023年ソールオリエンス、2021年グラティアス、2020年クリスタルブラック、2019年ラストドラフトは、いずれも新馬戦を勝った次のレースが京成杯でした。

「人気の差では」を確かめる

ここで疑うべきなのは、これが前走のクラスの差ではなく単に人気の差ではないかということです。新馬勝ち直後の素質馬は当日も上位人気になりやすく、前走で重賞に出て大敗した馬は人気を落とします。それだけの話なら、前走クラスをわざわざ見る意味はありません。

そこで当日1〜6番人気だった馬に絞って、同じ集計をやり直しました。

前走のクラス(1〜6番人気のみ)頭数平均人気連対率複勝率
新馬・未勝利283.532.1%42.9%
1勝クラス162.925.0%31.3%
重賞164.112.5%25.0%
※リステッド・オープン特別組に1〜6番人気の該当はありません。

人気を揃えても、新馬・未勝利組32.1%に対して重賞組12.5%で、向きは変わりませんでした。平均人気は重賞組のほうが4.1と下ですが、その差は0.6〜1.2番人気ぶんです。人気だけで説明しきれる差ではない、というところまでは言えます。

前走の着順で見ると

前走の着順頭数勝率連対率複勝率
1着719.9%19.7%28.2%
2〜3着185.6%11.1%22.2%
4〜5着195.3%5.3%10.5%
6着以下254.0%12.0%16.0%

前走で勝っていた71頭が19.7%で最上位。ただしきれいな階段にはなっていません。前走6着以下(25頭・12.0%)が前走4〜5着(19頭・5.3%)より上に来ています。前走で大敗した馬のなかに、2022年オニャンコポン(前走ホープフルS11着→1着)や2022年ロジハービン、2025年ドラゴンブースト(前走朝日杯FS7着→2着)のような馬が混ざるためです。「前走で負けていた馬は消し」という読み方は、この数字からはできません。

それでも「前走重賞組は買えない」とは書けない

前走重賞組は30頭で連対3頭(10.0%)と数字は低いのですが、その3頭が2024年ダノンデサイル(前走ラジオNIKKEI杯京都2歳S4着→1着、のちのダービー馬)、2022年オニャンコポン(前走ホープフルS11着→1着)、2025年ドラゴンブースト(2着)です。10年のうち2回は重賞組が勝っています。

母数30頭で連対3頭ですから、1頭増えれば13.3%になり、新馬・未勝利組との差はかなり縮みます。「前走重賞は割引」と決めつけられる幅ではありません。前走のクラスが同じでも、ホープフルSで人気を裏切った馬と、東京スポーツ杯2歳Sで上位に来た馬では中身が違います。実際、前走が東京スポーツ杯2歳Sだった8頭は2着以内が0頭でしたが、これも8頭の話です(※参考値)。


キャリア・脚質・斤量|差が出なかったもの、事後でしか分からないもの

キャリア(京成杯までの出走数)

キャリア頭数平均人気勝率連対率複勝率
1〜2戦696.38.7%15.9%26.1%
3戦357.68.6%14.3%20.0%
4戦138.67.7%30.8%30.8%
5戦以上179.90.0%0.0%5.9%
※4戦(13頭)と5戦以上(17頭)はどちらも参考値です。

5戦以上使ってきた17頭は、10年で1頭も2着以内に入っていません(3着が1頭)。ただしこれを「出走数が多いと苦しい」と読むのは早いです。17頭の平均人気は9.9番人気で、10番人気以下が9頭を占めています。3歳1月の時点で5戦以上しているということは、多くの場合「勝ち上がるのに時間がかかった馬」です。原因はキャリアの数そのものではなく、そこに至る中身のほうにあると考えるのが自然です。

母数17頭で0頭という数字は、1頭来れば5.9%になります。法則として扱える強さはありません。「過去10年では例がない」という事実にとどめておきます。

4コーナーの位置取り(事後データ)

4角の位置頭数勝率連対率複勝率
前(頭数の1/4以内)378.1%21.6%27.0%
中団498.2%12.2%20.4%
後方486.3%12.5%20.8%

前にいた37頭が21.6%で、中団・後方より9ポイントほど上です。中団と後方には差がありません。ただし4コーナーの位置は、レースが終わってからしか分からない数字です。「今年もこの馬が前に行く」と言うには、前走で前に行っていたかという別の推定が要ります。ここでは集計値だけを出しておきます。

同じ性質の数字をもう1つ。上がり3ハロンがレース内3位以内だった30頭は連対率36.7%・複勝率60.0%、4位以下の104頭は8.7%・11.5%でした。この10年の京成杯でいちばん大きな開きですが、これも完全に事後の数字で、予想の材料にはできません。

斤量(2024年に1kg上がった)

期間・斤量頭数勝率連対率複勝率
2017〜2023年・牡56kg858.2%15.3%23.5%
2017〜2022年・牝54kg60.0%16.7%16.7%
2024〜2026年・牡57kg437.0%14.0%20.9%
※牝馬6頭は参考値。2024年以降に出走した牝馬(55kg)は該当がありません。

2024年からの改定で3歳の牡・セン馬は57kg、牝馬は55kgになりました。改定前の56kgが15.3%、改定後の57kgが14.0%。1.3ポイント差で、実質的に動いていません。3歳限定戦で全馬が同じ重量を背負うため、斤量そのものが有利不利を作る場面が少ないという説明とも合います。

なお2023年は9頭立てで、全馬が56kgでした。過去のデータを見るときは「56kgだから軽かった」と読まず、その年の全馬が同じ重量だったと考えてください。


人気と配当|「荒れる」印象と、実際の出現率のズレ

人気別の連対率(2017-2026・134頭) 0% 10% 20% 30% 40% 33.3% 1〜3番人気 30頭中10頭 16.7% 4〜6番人気 30頭中5頭 13.3% 7〜9番人気 30頭中4頭 2.3% 10番人気以下 44頭中1頭

京成杯には「荒れる」という印象がついています。2025年にニシノエージェントが11番人気で勝ち、三連単が1,727,970円になったことは強く記憶に残りました。

ところが10年通して数えると、10番人気以下は44頭走って2着以内が1頭だけ(2.3%)。その1頭が、そのニシノエージェントです。人気薄が絡む頻度そのものは高くありません。

人気頭数勝率連対率複勝率
1番人気1030.0%40.0%60.0%
2番人気1020.0%60.0%60.0%
3番人気100.0%0.0%10.0%
1〜3番人気(計)3016.7%33.3%43.3%
4〜6番人気3010.0%16.7%26.7%
7〜9番人気303.3%13.3%23.3%
10番人気以下442.3%2.3%4.5%
※1番人気・2番人気・3番人気はいずれも10頭ずつの参考値です。

目を引くのは3番人気の10頭が0勝・連対0(3着が1回だけ)という並びですが、これも10頭の話です。1番人気(3勝・連対4)と2番人気(2勝・連対6)で10年の勝ち馬10頭のうち5頭、2着馬10頭のうち5頭が占められています。

配当の実際

頭数単勝馬連三連単
202615430円2,220円14,410円
2025144,940円35,970円1,727,970円
2024141,150円1,670円88,610円
20239270円19,570円93,740円
2022161,320円7,410円323,010円
202112310円1,020円11,750円
2020122,090円2,760円66,090円
201912510円970円22,140円
201815350円780円12,290円
201715380円2,580円23,040円

単勝の中央値は510円。10年のうち7回は単勝1,200円未満で決着しています。三連単の中央値は66,090円で、10万円を超えたのは2022年と2025年の2回です。平均をとると2025年の172万円に引っ張られますが、真ん中の年は6万円台。「毎年荒れる」というより、「数年に一度、極端に跳ねる年がある」という形です。


血統|父別に数えると

134頭の父は59頭に分かれていて、ほとんどが数頭ずつです。3頭以上いた父だけを並べます。すべて母数10頭以下の参考値です。

頭数連対率複勝率
エピファネイア10130.0%50.0%
ハービンジャー8012.5%25.0%
キタサンブラック6116.7%16.7%
キズナ6116.7%16.7%
ディープインパクト600.0%16.7%
キングカメハメハ5040.0%40.0%
ハーツクライ5120.0%20.0%
レイデオロ500.0%0.0%
シルバーステート500.0%0.0%
ルーラーシップ500.0%0.0%
※すべて参考値。父が3頭未満の49頭は割愛しています。

父系(大分類)でまとめると、Roberto系が16頭中5頭連対(31.2%)・複勝8頭(50.0%)で、Halo系61頭の13.1%、Prospector系30頭の13.3%、Danzig系11頭の9.1%を上回りました。ただし16頭の話です。父単位でも系統単位でも、この10年の京成杯を「血統でこう決まる」と言えるだけの母数はありません。


過去10年の1着・2着馬(2017〜2026年)

頭数馬名人気枠・馬番4角前走
2026151着グリーンエナジー23枠4番10番手2歳未勝利1着
2着マテンロウゲイル66枠11番3番手2歳未勝利1着
2025141着ニシノエージェント112枠2番6番手2歳未勝利1着
2着ドラゴンブースト77枠12番2番手朝日杯FS 7着
2024141着ダノンデサイル58枠14番5番手ラジオNIKKEI杯京都2歳S 4着
2着アーバンシック24枠6番10番手百日草特別1着
202391着ソールオリエンス24枠4番5番手2歳新馬1着
2着オメガリッチマン93枠3番5番手ジュニアC 7着
2022161着オニャンコポン65枠10番10番手ホープフルS 11着
2着ロジハービン58枠15番5番手2歳未勝利1着
2021121着グラティアス13枠3番2番手2歳新馬1着
2着タイムトゥヘヴン21枠1番1番手2歳未勝利1着
2020121着クリスタルブラック71枠1番10番手2歳新馬1着
2着スカイグルーヴ18枠12番1番手2歳新馬1着
2019121着ラストドラフト46枠7番1番手2歳新馬1着
2着ランフォザローゼス25枠5番2番手葉牡丹賞2着
2018151着ジェネラーレウーノ18枠15番2番手葉牡丹賞1着
2着コズミックフォース23枠5番11番手2歳未勝利1着
2017151着コマノインパルス15枠8番7番手葉牡丹賞2着
2着ガンサリュート76枠11番11番手2歳未勝利1着
※「4角」は4コーナー通過順位。データ出所=netkeiba。

20頭のうち12頭が、前走で新馬か未勝利を勝った直後の馬でした。枠は1枠から8枠まで散らばっています。


この数字で言えないこと

  • 2着以内は10年で20頭しかありません。本文の区分はどれも、1頭の増減で数ポイント動きます。「0頭だった」区分も、1頭来れば消えます。
  • 因果は分かりません。前走のクラスで差が出たことは事実ですが、「新馬勝ち直後だから走る」のか「まだ底を見せていない素質馬がそこに多いだけ」なのかは、この集計では分けられません。
  • 4コーナーの位置と上がり3ハロンは事後データです。予想の材料には使えません。
  • 出走頭数が年によって9〜16頭と大きく違います。少頭数の年は枠順の意味も人気の分布も変わるため、10年をまとめた枠順の数字はその平均です。
  • 血統は母数が足りません。父59頭に134頭が散っており、いちばん多いエピファネイアでも10頭です。
  • この記事は予想ではありません。今年どの馬が来るかは書いていませんし、書けません。

よくある質問

Q. 京成杯の1番人気は過去10年でどれくらい来ていますか。

A. 10頭中3勝、2着以内が4頭(40.0%)、3着以内が6頭(60.0%)です。2番人気は10頭中2勝で2着以内が6頭(60.0%)。一方で3番人気の10頭は勝ちも2着もなく、3着が1回だけでした。いずれも母数10頭ずつの参考値です。

Q. 京成杯は本当に荒れるレースですか。

A. 三連単の中央値は66,090円で、10万円を超えたのは10年で2回(2022年323,010円・2025年1,727,970円)です。10番人気以下は44頭走って2着以内が1頭だけ。「毎年荒れる」というより、数年に一度大きく跳ねる年がある形です。

Q. 中山芝2000mは内枠有利と聞きますが、京成杯もそうですか。

A. 向きは合っています(内枠17.1%/中枠14.8%/外枠12.8%)が、差は4.3ポイントです。8枠20頭の連対率は20.0%で、内枠より上に来ています。過去10年の京成杯に限れば、枠順は強い材料になっていません。

Q. 2024年から斤量が変わったと聞きました。過去のデータはそのまま読めますか。

A. 2024年から3歳の牡・セン馬が57kg、牝馬が55kgになりました(改定前は56kg/54kg)。ただし京成杯は3歳限定戦で全馬が同じ重量なので、改定前56kgの85頭が連対率15.3%、改定後57kgの43頭が14.0%とほぼ同じです。斤量の絶対値だけを見て「昔のほうが軽くて速かった」とは読まないほうが安全です。


データ出所

  • netkeiba(各年の京成杯レース結果・払戻・各馬の競走成績・5代血統表)
  • JRA「負担重量:競馬のルール」(3歳馬の馬齢重量は2024年から牡・セン57kg/牝55kg)

集計期間:2017年〜2026年の京成杯10回・のべ134頭。集計日:2026年7月27日。
このページは過去の結果を数えたものです。将来のレース結果を予想・保証するものではありません。馬券の購入はご自身の判断でお願いします。

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この記事を書いた人

競馬予想ロジック研究家。現役のエンジニアであり、会社を経営している。データの集計と分析、判断ルールの設計を本業とする。2000年代前半に独自の競馬予想ロジックを組み立て、年間を通して収支をプラスに保つ取り組みをおよそ10年にわたり続けていたと本人は語る。馬券の払戻金に対する課税の扱いが問題になった2010年代前半に第一線を退き、現在は馬券を購入していない。1レースごとの的中よりも「買うレースを選ぶ基準」のほうを重視する立場をとってきた。集計は編集部とAIが担い、判断ルールの設計と最終的な選出は本人が行っている。過去の経緯であり、将来の結果を保証するものではない。

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