新潟9Rの3歳以上障害オープンは、2026年7月25日(土)16時55分に新潟競馬場で行われる障害2850m(芝・外から内)のオープン戦です。固有のレース名がつかない障害オープンで、10頭が出走します。
結論から出します。買うのはこの3頭、馬連ボックス3点です。
◎ 4 サングラデーション — 障害2戦とも新潟の障害2890mで4角1〜2番手。前で運ぶ形の再現率が10頭で最も高い。○ 3 スコラーリ — 直近5走のうち4走で前めの位置。新潟の障害2890mで逃げ切り勝ちがある。▲ 7 ダノンロッキー — 前で運べなかったのは3930mの京都ハイジャンプと障害初戦だけ。2850m前後では4角2番手以内で走っている。
根拠は1本だけです。このコースの過去10年で、4角をどの位置で回ったかが着順をほぼ決めています。 以下でその数字を全部出します。
新潟9R 3歳以上障害オープンのレース概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レース名 | 3歳以上障害オープン(新潟9R) |
| 格付け | オープン(障害・混合・別定) |
| 開催日時 | 2026年7月25日(土)16:55発走 |
| 競馬場・コース | 新潟競馬場 障害2850m(芝 外→内) |
| 開催 | 2回新潟1日目 |
| 天候・馬場 | 曇・良 |
| 出走頭数 | 10頭 |
| 斤量 | 別定(57.0〜62.0kg) |
| 本賞金 | 1430万・570万・360万・210万・143万円 |
| 集計単位 | 新潟・障害2850m・3歳以上オープン/2016年8月〜2025年8月の21レース241頭 |
集計の単位について先に断っておきます。このレースには固有名がありません。つまり「レース名で過去10年を引く」ことと「同じ競馬場・同じ距離・同じクラスで過去10年を引く」ことが同じ意味になります。新潟の障害2850mの3歳以上オープンは過去10年で21回組まれており、10年ぶんの母数はレース名の単位でそのまま揃っています。 単位を落とす必要はありませんでした。
Q. 障害2850mはどういうコースですか?
A. 新潟の障害コースのうち短いほうの設定で、芝の外回りから内回りへ入り、道中で8つの障害を跳びます。3分02秒〜3分11秒あたりで決着することが多く、平地の中距離戦に近いスピードが求められます。襷(たすき)コースを使う3250mとは別物です。
過去10年の答え=4角の位置で決まっている
21レース241頭を、4角を回ったときの位置で4つに分けました。分け方は競馬で一般に使われるやり方で、4角先頭が逃げ、出走頭数の3分の1以内が先行、3分の2以内が差し、それより後ろが追込です。
| 4角の位置 | 3着内/頭数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 逃げ(4角先頭) | 15/21 | 71.4% |
| 先行(頭数の3分の1以内) | 32/75 | 42.7% |
| 差し(3分の2以内) | 13/71 | 18.3% |
| 追込(それより後ろ) | 3/74 | 4.1% |
逃げの71.4%と追込の4.1%で、開きは67.4ポイント。 しかも逃げ→先行→差し→追込ときれいに一段ずつ落ちていて、どこにも逆転がありません。たまたま差がついた数字ではないということです。
この軸は裏返して見るともっとはっきりします。前で運んだ96頭(逃げ+先行)は3着以内が47頭で49.0%、後ろから行った145頭(差し+追込)は3着以内が16頭で11.0%です。4倍以上の差があります。
いちばん極端なのが4角先頭です。過去10年でこのコースを先頭で4角に入った馬は21頭いて、その全結果がこれです。
| 年 | 頭数 | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 9頭 | 9番人気 | 4着 |
| 2024 | 14頭 | 7番人気 | 2着 |
| 2024 | 9頭 | 2番人気 | 4着 |
| 2023 | 13頭 | 4番人気 | 1着 |
| 2023 | 10頭 | 1番人気 | 1着 |
| 2022 | 11頭 | 5番人気 | 6着 |
| 2022 | 8頭 | 3番人気 | 4着 |
| 2021 | 10頭 | 1番人気 | 5着 |
| 2021 | 9頭 | 5番人気 | 3着 |
| 2021 | 13頭 | 5番人気 | 1着 |
| 2020 | 14頭 | 2番人気 | 1着 |
| 2020 | 11頭 | 9番人気 | 2着 |
| 2019 | 12頭 | 2番人気 | 1着 |
| 2019 | 14頭 | 10番人気 | 2着 |
| 2019 | 12頭 | 2番人気 | 2着 |
| 2018 | 12頭 | 9番人気 | 5着 |
| 2018 | 12頭 | 8番人気 | 2着 |
| 2017 | 14頭 | 2番人気 | 2着 |
| 2017 | 14頭 | 2番人気 | 2着 |
| 2016 | 14頭 | 12番人気 | 1着 |
| 2016 | 11頭 | 2番人気 | 3着 |
21頭で6勝・2着7回・3着2回。15頭が3着以内に残っています。 10番人気でも12番人気でも、4角先頭で回れば2着や1着まで来ています。逆に、4角で後ろから3分の1にいた74頭のうち3着以内に届いたのはたった3頭です。
枠順と斤量も同じ21レースで集計しましたが、軸には採りませんでした。この記事で見るのは4角の位置だけです。
出走10頭を4角の位置で判定【全10頭データ】
各馬が過去の障害戦で「逃げか先行」で回れた割合を出しました。頭数が違うレースを比べられるように、その日の出走頭数の3分の1以内に4角で入っていたかで数えています。通算とあわせて直近5走も出したのは、年齢や状態で位置取りが変わるからです。
| 印 | 枠-馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝 | 人気 | 通算の前め率 | 直近5走の前め率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ◎ | 4-4 | サングラデーション | セ6 | 60.0 | 上野翔 | 5.6 | 3 | 2/2 | 100% |
| ○ | 3-3 | スコラーリ | 牡7 | 60.0 | 伴啓太 | 5.3 | 2 | 4/5 | 80% |
| ▲ | 7-7 | ダノンロッキー | 牡5 | 60.0 | 五十嵐雄祐 | 2.4 | 1 | 3/5 | 60% |
| △ | 7-8 | モンツァフレイバー | 牡4 | 60.0 | 草野太郎 | 10.4 | 5 | 3/5 | 60% |
| × | 1-1 | ウォーターリーダー | 牡6 | 60.0 | 高田潤 | 9.9 | 4 | 2/5 | 40% |
| × | 6-6 | パープルアドミラル | 牡6 | 62.0 | 金子光希 | 14.0 | 6 | 4/17 | 40% |
| × | 8-10 | アメリカンピース | セ8 | 60.0 | 小坂忠士 | 20.5 | 10 | 15/22 | 40% |
| × | 5-5 | サルサロッサ | 牝7 | 57.0 | 水沼元輝 | 20.3 | 8 | 8/16 | 20% |
| × | 2-2 | コスモチプリア | 牝6 | 57.0 | 土田真翔 | 17.2 | 7 | 3/12 | 20% |
| × | 8-9 | ローンウルフ | 牡5 | 60.0 | 大江原圭 | 20.5 | 9 | 3/9 | 20% |
単勝オッズは7月25日12時50分時点のものです。
◎4サングラデーションは障害がまだ2戦だけですが、その2戦がどちらも新潟の障害2890mで、4角1番手と2番手です。今回と同じコースで前に行ける形をすでに2回見せています。
○3スコラーリは直近5走で4角4番手・1番手・2番手・9番手・1番手。9番手だった1走は新潟ジャンプステークスで、距離が3250mの襷コースです。同じ新潟の障害2890mでは逃げ切って勝っています。
▲7ダノンロッキーは5走で3走が前め。前に行けなかった2走は3930mの京都ハイジャンプと、障害の初戦です。2880mでは4角先頭で勝ち、3390mでも4角2番手で2着に来ています。△8モンツァフレイバーも直近5走の前め率は同じ60%で並びました。 分けたのは直近5走の4角平均順位で、ダノンロッキーが3.8番手、モンツァフレイバーが4.8番手です。1頭ぶんの差なので、モンツァフレイバーは次点として書いておきます。
買わない7頭の理由
| 馬番 | 馬名 | 買わない理由(4角の位置だけで判定) |
|---|---|---|
| 8 | モンツァフレイバー | 前め率60%で▲と並んだが、直近5走の4角平均が4.8番手で1頭ぶん後ろ。次点 |
| 1 | ウォーターリーダー | 直近5走の前め率40%。前走は10頭立てで4角5番手 |
| 6 | パープルアドミラル | 通算17戦で前めは4回だけ(23.5%)。直近5走も2回 |
| 10 | アメリカンピース | 通算22戦では68.2%と高いが、直近3走が4角6番手・6番手・10番手。8歳で前に行けなくなっている |
| 5 | サルサロッサ | 通算50%だが直近5走は1回だけ。前走も4角6番手 |
| 2 | コスモチプリア | 通算12戦で前めは3回(25%)。直近4走はすべて4角5番手以降 |
| 9 | ローンウルフ | 直近5走の前め率20%。前走は4角8番手 |
10アメリカンピースは隠さずに書いておきます。通算の前め率だけを見れば22戦15回で68.2%、10頭中3位です。 それでも買わないのは、直近3走が4角6番手・6番手・10番手で、前に行けていた馬が行けなくなっているからです。通算の数字だけで選ぶとこの馬が入ってしまいます。
推奨買い目は馬連ボックス3点
| 買い目 | 組み合わせ | 馬連オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|
| 1点目 | 3 スコラーリ - 4 サングラデーション | 8.1倍 | 3番人気 |
| 2点目 | 4 サングラデーション - 7 ダノンロッキー | 6.8倍 | 2番人気 |
| 3点目 | 3 スコラーリ - 7 ダノンロッキー | 5.6倍 | 1番人気 |
点数の決め方も出しておきます。軸にした4角の位置の開きが67.4ポイントで、25ポイント以上なら買うのは3頭、馬連ボックスで3点と決めています。差がつかないレースほど頭数と点数を増やし、はっきり差がつくレースほど絞る、という考え方です。今回は絞る側です。
各100円ずつ計300円で買って、8.1倍の1点目が的中すれば810円。5.6倍の3点目でも560円で、3点とも払い戻しが買い目の合計を上回ります。
人気については、軸には使いませんが2つだけ確認しました。過去10年でこのコースの1〜3番人気は複勝率46.8%(62頭中29頭)で、これは堅く決まりやすいレースの数字です。7番人気以下も15.4%(117頭中18頭)あるので、人気だけで切り落とす馬は今回はありません。
そのうえで正直に書きます。4角の位置で選んだ3頭は、結果として単勝1番人気・2番人気・3番人気になりました。 人気を見て選んだのではなく、前に行ける馬を選んだら市場の評価と一致した、という順番です。それでも馬連は5.6倍から8.1倍あります。
よくある質問
Q. 障害戦なのに4角の位置だけで決めていいのですか?
A. 障害戦だからこそ効きます。8つの障害を跳ぶあいだに隊列がほぼ固まり、平地のように直線で一気に差すことが起きにくいためです。実際に過去10年の追込74頭で3着以内に届いたのは3頭だけでした。
Q. 逃げが強いなら1頭に絞って単勝を買ったほうが儲かりませんか?
A. 逃げの複勝率は71.4%と高いのですが、勝率にすると6勝で28.6%です。どの馬が実際に逃げるかは発走してみないと分かりません。前に行ける3頭を並べて、そのうち2頭が2着までに来れば当たる馬連ボックスにしているのはそのためです。
Q. 斤量62kgのパープルアドミラルは重すぎませんか?
A. 斤量も同じ21レースで集計しましたが、軸には採らなかったので今回の判断には使っていません。買わない理由は通算17戦で前めが4回しかないことだけです。
Q. 過去10年のデータはどこまで同じ条件ですか?
A. 新潟・障害2850m・3歳以上オープンで、2016年8月から2025年8月までに組まれた21レースすべてです。中止と競走除外の馬は集計から外し、241頭を数えました。距離もクラスも競馬場も変わっていないので、集計の単位を広げる必要はありませんでした。
Q. 予想が当たったかどうかは公開されますか?
A. レース後に答え合わせの記事を出します。当たった外れたにかかわらず、この記事で出した3頭と3点がどうなったかを残します。
参考情報
- netkeiba 2026年7月25日 新潟9R 3歳以上障害オープン 出馬表
- netkeiba 同レース オッズ(単勝・馬連/7月25日12時50分時点)
- netkeiba 競馬データベース 新潟・障害2850m レース検索(2016年〜2026年)
- 過去10年の着順・4角通過順・人気は、上記検索で特定した21レースの各レース結果ページから集計
- 出走10頭の障害戦全成績は、netkeiba 競走馬データベースの各馬ページから集計
免責事項
本記事は公開データの集計に基づく予想です。的中を保証するものではありません。馬券の購入は自己責任でお願いします。オッズは記事作成時点のもので、発走までに変動します。
