2026年4月26日(日)15時15分発走、福島競馬場・芝1200m(右回り・Bコース)で行われるモルガナイトステークス。本命有力候補はビッグアーサー産駒のイツモニコニコです。福島芝1200mの小回りコースへの血統適性は出走馬中トップクラスで、西塚洸二騎手の先行策でペースをつかめれば押し切りが狙えます。対抗はミッキーアイル産駒サウンドモリアーナ、軽量53.0kgのナムラローズマリーが波乱の主役として浮上。2023年新設のハンデ戦は過去3回で11番人気が勝利した波乱実績もあり、的中への展開読みが鍵となります。
モルガナイトステークス2026の概要【出馬表・基本情報】
レース条件・賞金・開催概要
モルガナイトステークスは2023年に新設された福島競馬場の古馬短距離オープン特別(ハンデキャップ戦)です。春の福島開催で行われるスプリント路線の登竜門として位置づけられており、夏のCBC賞(グレード3)やアイビスサマーダッシュ(グレード3)といったサマースプリントシリーズに向けた賞金加算の場としての役割を担っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | モルガナイトステークス |
| 開催日時 | 2026年4月26日(日)15:15発走 |
| 開催場所 | 福島競馬場 1回6日目 |
| 距離・コース | 芝1200m・右回り・Bコース |
| 格付け | オープン(国際)(特指)ハンデキャップ |
| 出走条件 | サラ系4歳以上 |
| フルゲート | 16頭 |
| 優先出走権 | なし(古馬オープン特別のため) |
| 賞金(1〜5着) | 2300万・920万・580万・350万・230万円 |
2026年出馬表一覧(全16頭)
枠番・馬体重は4月26日発走時点で確定。下記はnetkeibaの予想オッズ(2026年4月25日10時20分現在)を基準とした掲載です。
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | サウンドモリアーナ | 牝4 | 54.0 | 吉田隼人 | 4.1 | 1 |
| 2 | カルロヴェローチェ | セ6 | 57.0 | 丸山元気 | 5.9 | 2 |
| 3 | イツモニコニコ | 牝5 | 54.0 | 西塚洸二 | 6.9 | 3 |
| 4 | ナムラローズマリー | 牝5 | 53.0 | 幸英明 | 7.9 | 4 |
| 5 | テイエムリステット | 牡5 | 55.0 | 荻野琢真 | 10.3 | 5 |
| 6 | ジョーメッドヴィン | 牡5 | 57.0 | 横山琉人 | 10.4 | 6 |
| 7 | モズナナスター | 牝4 | 54.0 | 柴田大知 | 10.8 | 7 |
| 8 | マイネルレノン | 牡7 | 55.0 | 泉谷楓真 | 19.3 | 8 |
| 9 | ムイ | 牝4 | 53.0 | 富田暁 | 19.3 | 9 |
| 10 | シュタールヴィント | 牡6 | 55.0 | 菱田裕二 | 20.4 | 10 |
| 11 | レッドアヴァンティ | 牡7 | 55.0 | 石川裕紀人 | 28.5 | 11 |
| 12 | ショウナンハクラク | 牡7 | 56.0 | 小沢大仁 | 34.0 | 12 |
| 13 | クファシル | 牡6 | 55.0 | 亀田温心 | 37.1 | 13 |
| 14 | ナナオ | 牝5 | 54.0 | 舟山 | 52.9 | 14 |
| 15 | クムシラコ | 牡8 | 54.0 | 嶋田純次 | 66.8 | 15 |
| 16 | ユキノファラオ | 牡8 | 53.0 | 大久保 | 301.7 | 16 |
斤量の差は最重量57.0kg(カルロヴェローチェ・ジョーメッドヴィン)から最軽量53.0kg(ナムラローズマリー・ユキノファラオ)まで4kgの開きがあります。ハンデキャップ戦では軽量馬が小回りコースで差し込む場面も多く、斤量設定が予想の重要な判断軸になります。
過去データ・傾向分析【2023〜2025年】
優勝馬・勝ち時計の推移
モルガナイトステークスは2023年に新設されたため、過去データは3回分となります。
| 年 | 優勝馬 | 騎手 | 厩舎 | タイム | 人気 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | ジャスティンスカイ | 荻野極 | 友道康夫 | 1:08.5 | 3 | 良 |
| 2024 | アサカラキング | 斎藤新 | 斎藤誠 | 1:07.7 | 1 | 良 |
| 2023 | ヴィズサクセス | 武藤雅 | 奥村武 | 1:09.4 | 11 | 良 |
3回すべて良馬場での施行で、勝ち時計は1:07.7〜1:09.4と最大1.7秒の差があります。コースレコードは1:07.0(シルキーラグーン)で、高速馬場になれば1:07秒台の決着も想定されます。2024年はアサカラキング(1番人気)が1:07.7の好時計で制し、2023年は11番人気ヴィズサクセスが大波乱を演じました。上位人気の信頼度は「あり」ながら、ハンデ戦特有の波乱要素が毎回内包されているレースです。
枠順・人気・年齢・所属別の傾向
人気別成績:1〜3番人気が過去3回中2勝。2勝は素直に評価できますが、2023年の大波乱(11番人気勝利・3連単14万円超)が示すように、ハンデ差や当日の馬場状態によって伏兵が台頭しやすい構造があります。
枠順:過去のデータでは4枠付近の内〜中枠が勝率・連対率ともに高い傾向。福島芝1200mは1コーナーまでの距離が短く、外枠からのロスが響くためスタートから内ラチ沿いを確保できる内枠が有利です。
年齢:6歳馬が3回中2勝(2023年ヴィズサクセス・2025年ジャスティンスカイ)と目立ちます。短距離スプリント路線を走り込んだ古馬の経験値が活きる舞台と言えます。
所属:関東馬(美浦所属)が2勝と地元福島での優位を示しています。
なぜ荒れる?ハンデ戦の波乱要因
モルガナイトステークスがハンデ戦として波乱になりやすい理由は主に3点あります。第一に斤量差が4kgと大きく、軽量馬が差し込みやすい。第二に福島芝1200mは小回りで内枠先行馬が有利なため、枠番の巡り合わせで実力が覆りやすい。第三に春の福島開催は馬場が傷みやすく、馬場状態の読みで評価が大きく変わります。2023年のヴィズサクセス(11番人気)の勝利はその象徴例で、ハンデ53.0kgと荒れた馬場がかみ合った結果でした。
注目馬5頭の徹底分析【血統・近走・騎手】
◎本命:イツモニコニコ(3人気・牝5・54.0kg)
血統適性:父ビッグアーサー(サクラバクシンオー系)×母父ダンスインザダーク。ビッグアーサーはトウシンマカオ・ブトンドールを輩出した現役最強クラスのスプリント種牡馬で、産駒の多くが芝1200mの小回りコースを得意とします。母父ダンスインザダークが末脚のしなやかさを補い、先行しながら踏ん張れる中距離センスを持ちます。
近走分析:(AI分析)ビッグアーサー産駒特有の先行速力と小回り適性を兼備。福島芝1200mのBコースは内ラチから約3mの位置を走るコース取りが有利で、先行力のある牝馬には追い風となります。
騎手×コース相性:西塚洸二騎手は積極的な先行策が武器の若手ジョッキー。ハンデ54.0kgは今回の出走馬の中で標準的な設定で、体力的な余裕をもって先行できます。
厩舎傾向:詳細は未確認ですが、ビッグアーサー産駒全体でみると牝馬の芝1200m短距離実績が豊富で、コース相性の高さは血統が保証しています。
○対抗:サウンドモリアーナ(1人気・牝4・54.0kg)
血統適性:父ミッキーアイル×母サウンドリアーナ。ミッキーアイルはナムラクレア(スプリンターズS3着)・メイケイエール(スプリンターズS優勝)を代表産駒に持ち、芝1200mのハイペース戦・平坦コースに特化した短距離特性を産駒に伝えます。福島芝は平坦コースに近い構造で、ミッキーアイル産駒の適性が高い舞台です。
近走分析:前走・船橋S(3勝クラス)を優勝して通算12戦4勝[4-2-2-4]。クラスを上げながら安定した好走が続いており、オープン初戦でも即通用の地力があります。
騎手×コース相性:吉田隼人騎手は福島・ローカル開催の芝短距離で好位差しの実績多数。大外を回さず立ち回れる手堅さが、小回り福島で特に活きます。
厩舎傾向:4歳牝馬の勢いと斤量54.0kgの恵まれた設定が最大の強みで、上昇中の馬を素直に評価できます。
穴馬候補:ナムラローズマリー・マイネルレノン
ナムラローズマリー(4人気・牝5・53.0kg)
父ミッキーアイル×母父ヨハネスブルグ。スプリント適性の高い配合で、過去に函館芝1200mで勝利実績があります(武豊騎手とのコンビ)。今回は幸英明騎手に乗り替わり、53.0kgのハンデは出走馬最軽量タイの設定。淀屋橋Sでの好走歴もあり、軽量を活かした立ち回りで3着以内に食い込む能力は十分です。2023年ヴィズサクセスも53kgクラスの軽量馬。このレースの波乱は軽量牝馬から生まれやすいパターンがあります。
マイネルレノン(8人気・牡7・55.0kg)
7歳馬ながら、宮徹厩舎が4月9日の栗東坂路での追い切り後に「余裕を残したまましっかり動けていました。牧場(グリーンファーム)での動きは良いので、トレセンへ入ってからもすぐに追い切っていける状態」とコメント。仕上がりは万全を示しています。過去傾向で6歳馬2勝のデータがある中、7歳馬でも状態さえ整えば連対圏に入る可能性があります。泉谷楓真騎手との組み合わせで19.3倍の妙味は魅力的です。
AI予想・印一覧【2026年モルガナイトS】
予想印一覧
| 印 | 馬番 | 馬名 | 評価根拠 |
|---|---|---|---|
| ◎ | 3 | イツモニコニコ | ビッグアーサー×小回り芝1200mの適性最高。先行策で福島の流れに乗れる血統。54.0kgも恵まれた設定。 |
| ○ | 1 | サウンドモリアーナ | ミッキーアイル産駒の平坦スプリント適性高。前走3勝クラス勝ちから即通用の勢い。吉田隼人の好位差しも◎ |
| ▲ | 4 | ナムラローズマリー | 53.0kgの軽量恩恵大。ミッキーアイル産駒で函館1200m勝ち実績。ハンデ戦の波乱演出役として有力。 |
| △ | 2 | カルロヴェローチェ | 須貝厩舎×丸山元気の信頼コンビ。57.0kgのトップハンデが唯一の懸念材料。 |
| △ | 8 | マイネルレノン | 調教良好・厩舎コメント前向き。穴として妙味。過去傾向の6歳2勝に年齢近似(7歳)。 |
※予想は参考情報であり、馬券購入の最終判断はご自身でお願いします。
買い目の組み立て方
◎イツモニコニコを軸に、○サウンドモリアーナ・▲ナムラローズマリーへの馬連・ワイドが基本ライン。ハンデ戦特有の波乱を考慮するなら、△マイネルレノンまで広げた3連複で一発も狙えます。カルロヴェローチェは斤量57.0kgが全馬共通のリスクで、好走しても2〜3着止まりが現実的な評価です。
展開予想【ペース・脚質バランス】
想定ペースとハイペース時の有利不利
今回の想定ペースはミドル〜ハイ。福島芝1200mはスタートから第1コーナーまでの直線が短く、各馬が早めにポジションを確保しにいくため前半から速い流れになりやすい構造です。
脚質別の分布として、先行候補にはイツモニコニコ(西塚洸二)・テイエムリステット(荻野琢真)・ジョーメッドヴィン(横山琉人)が想定されます。特に西塚洸二騎手のイツモニコニコが積極的にハナを主張する場面では、テイエムリステット・ジョーメッドヴィン(斤量57.0kg)が競り合う形になり、ペースが流れやすくなります。
カルロヴェローチェは中団から差す競馬が基本スタイル。ハイペースの消耗戦になればサウンドモリアーナ(好位差し)・ナムラローズマリー(中団)が台頭しやすくなります。ペースがスローに落ち着いた場合は、先行したイツモニコニコがそのまま押し切る可能性が高まります。
福島の小回りコースは直線が292mと短く、最後方からの大外一気では間に合いにくいレイアウトです。内枠を先行馬が確保し、ロスなく第2コーナーを回ったグループが最も有利な展開となります。
FAQ:よくある疑問Q&A
Q:モルガナイトステークスはなぜ荒れやすいのか?
A:ハンデキャップ戦であるため斤量差が最大4kg以上となり、軽量馬が穴を開けやすい構造があります。2023年は11番人気が勝利し3連単14万馬券が出ました。ハンデ設定と馬場状態の読みが的中の鍵となります。
Q:モルガナイトステークスの過去の優勝馬と傾向は?
A:2023年新設で過去3回のデータが基準です。2024年1番人気アサカラキング(1:07.7)、2025年3番人気ジャスティンスカイ(1:08.5)、2023年11番人気ヴィズサクセス(1:09.4)。6歳馬が2勝しており、経験を積んだ古馬が活躍しやすい傾向があります。
Q:福島芝1200mで有利な枠順・脚質は?
A:過去データでは内〜中枠(4枠付近)の好走率が高い傾向があります。コーナーワークが小回りで重要なため外枠の差し馬は不利になりやすく、先行〜好位で内ラチ沿いをロスなく走れる馬が有利です。
Q:ミッキーアイル産駒は福島芝1200mに向いているか?
A:ミッキーアイル産駒はメイケイエール・ナムラクレアを筆頭に芝1200mの平坦・ハイペース戦で高い適性を示します。本レースでもサウンドモリアーナ・ナムラローズマリーの2頭が出走しており、コース適性は十分と判断できます。
Q:モルガナイトステークスはサマースプリントシリーズの対象か?
A:直接の対象レースではありませんが、春の福島開催で行われる古馬短距離戦として賞金加算の場となります。CBC賞・アイビスサマーダッシュ等のサマースプリント重賞に向けたステップとして活用されることが多いレースです。
Q:追い切り注目馬はどれか?
A:マイネルレノン(8人気)は宮徹厩舎が「余裕を残したまましっかり動けた」と前向きなコメントを発表。グリーンファーム(外厩)での動きも良好とのことで、仕上がりは万全の状態です。19.3倍の穴として注目に値します。
Q:ハンデ差が大きい馬はどれか、軽量馬は有利?
A:最重量はカルロヴェローチェ・ジョーメッドヴィンの57.0kg、最軽量はナムラローズマリー・ユキノファラオの53.0kgで4kgの差があります。ハンデ戦では軽量牝馬が差し込みやすく、ナムラローズマリーが波乱の主役候補として浮上しています。
関連レース・内部リンク
モルガナイトステークスで賞金を加算した馬は、夏のスプリント路線への参戦が有力となります。
参考情報
- netkeiba 出馬表:https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202603010611
- netkeiba 馬データ(サウンドモリアーナ):https://db.netkeiba.com/horse/2022102057/
- netkeiba 馬データ(カルロヴェローチェ):https://db.netkeiba.com/horse/ped/2020103434/
- netkeiba 馬データ(イツモニコニコ):https://db.netkeiba.com/horse/ped/2021107063/
- 競馬ラボ 過去データ:https://smart.keibalab.jp/db/race/202604260311/past.html
- ラフィアンターフマンクラブ 近況情報(マイネルレノン):https://www.ruffian.co.jp/belonging/condition/belong_cond_back.php?from=top&hcd=119106
※予想はあくまで参考情報です。馬券の購入は自己責任でお願いします。投資目的での馬券購入は推奨しません。
