2026年1月11日、中山競馬場にて「初咲賞(4歳以上2勝クラス・牝馬限定・芝1800m)」がいよいよ開催されます。このレースを攻略する鍵は、Cコース替わり2週目となる馬場状態の把握と、各馬の「本当の実力」を見極めることにあります。
なぜなら、今の中山は先行馬に有利なトラックバイアスが発生しており、前走の敗因が明確な馬にとっては絶好の巻き返しチャンスとなるからです。例えば、コース適性が高いオルノアや、前走で落鉄という不運に見舞われたビターグラッセなどは、まさに狙い目と言えるでしょう。
この記事では、コース特性から各馬の最新状態、プロの視点による予想まで、皆さんの馬券検討に役立つ情報をわかりやすく解説します。新春の運試しとなるこの一戦、しっかりと準備を整えて的中を目指しましょう。
初咲賞2026の開催概要と中山芝1800mのコース傾向
まずは、2026年1月11日に行われる初咲賞の舞台、中山芝1800mの特徴をしっかり押さえておきましょう。競馬において「コースを知ること」は、的中への第一歩です。特に今回のような牝馬限定の定量戦では、コース適性が勝敗を大きく分けます。
現在の中山競馬場は、内柵の位置を外側にずらした「Cコース」を使用しています。これにより、内側の荒れた芝がカバーされ、インコースの状態が非常に良くなっています。その結果、内枠の馬や、前のポジションで競馬ができる馬が止まりにくい「先行有利」の傾向、いわゆるトラックバイアスが顕著に出ています。
また、中山芝1800mはスタート直後に急坂があり、コーナーを4回回るトリッキーなコースです。器用さと立ち回りの上手さが求められるため、単にスピードがあるだけでなく、騎手の判断や馬のレースセンスが重要になります。当日の開催情報や馬場状態をチェックする際は、「内側をスムーズに走れそうな馬は誰か」という視点を持つと良いでしょう。
出走予定の有力馬・推奨馬の徹底分析
ここからは、今年の初咲賞で中心となる有力馬たちを詳しく見ていきます。今回は特に注目すべき3頭をピックアップしました。まずは各馬の期待度や特徴を以下の表で比較してみましょう。
| 馬名 | 騎手 | 予想印イメージ | 特徴・推奨理由 |
| オルノア | 内田博幸 | ◎(本命候補) | Cコース適性抜群の先行力。前走2着の実績あり。 |
| ビターグラッセ | 菅原明良 | ○(対抗候補) | 前走は落鉄で参考外。能力はクラス上位。 |
| コンドゥイア | 三浦皇成 | ▲(単穴候補) | 安定感のある4歳馬。現級での好走歴が光る。 |
それぞれの馬について、陣営のコメントや近況を交えながら、なぜ買いなのかを深掘りしていきます。
オルノア(内田博幸):Cコース替わりが最大の味方
今回、最もコースの恩恵を受けそうなのが、内田博幸騎手が手綱を取るオルノアです。この馬の最大の武器は、安定した先行力にあります。前走のチバテレ杯では2着と好走しており、現級(2勝クラス)でも十分に通用する地力をすでに証明しています。
先ほど解説した通り、今の馬場は「前に行った馬が有利」な状態です。オルノアのような、自分から動いてポジションを取れるタイプにとっては、これ以上ない舞台設定と言えます。スタートを決めてスムーズに先行できれば、そのまま押し切る可能性は非常に高いでしょう。
陣営からも「これ以上やると掛かるはずなので、状態を維持したい」というコメントが出ています。これは一見消極的に聞こえるかもしれませんが、裏を返せば「すでに仕上がっているから、余計な負荷をかけずにレースに向かいたい」という自信の表れです。気性面のコントロールさえうまくいけば、勝利に一番近い存在です。
ビターグラッセ(菅原明良):前走の落鉄による度外視が可能
続いて注目したいのが、菅原明良騎手が騎乗するビターグラッセです。前走の結果だけを見ると着順を落としており、不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、この敗戦には「4コーナーで両前の蹄鉄が落ちる(落鉄)」という明確な敗因がありました。
落鉄とは、人間で言えば走っている最中に靴が脱げてしまうようなものです。特に勝負所であるコーナーで両足の靴が脱げれば、踏ん張りが効かず、本来の力を出せないのは当然です。つまり、前走の結果は実力負けではなく、ノーカウントと考えて問題ありません。
管理する栗田調教師も「変わる余地は十分」と前向きなコメントを残しており、巻き返しへの手応えを感じさせます。スムーズな競馬さえできれば、このクラスでも上位の実力を持っている馬です。オッズが甘くなるようであれば、積極的に狙いたい一頭です。
コンドゥイア(三浦皇成):安定感抜群の4歳馬
最後に紹介するのは、三浦皇成騎手が手綱を取るコンドゥイアです。この馬の魅力は、何と言っても近況の安定感にあります。自己条件に戻ってからのここ2走は連続して好走しており、4歳馬らしい地力の強化が著しい一頭です。
今回のメンバーに入っても、その実力は決して引けを取りません。これまでのレース内容を見ても、大崩れしない堅実な走りが持ち味で、馬券の軸馬として非常に信頼できる存在です。クラス慣れが見込める今回は、さらなる前進が期待できるでしょう。
今回は三浦騎手との初コンビ(テン乗り)となりますが、中山芝1800mはこの馬にとって適性の高い舞台です。騎手の手腕と馬の成長力が噛み合えば、上位争いに食い込んでくる可能性は十分にあります。当日のパドックで落ち着きがあれば、迷わず買い目に入れておきたい一頭です。
初咲賞2026の予想結論と推奨買い目
ここまでの分析を踏まえて、初咲賞2026の最終的な予想印と、推奨する買い目をご紹介します。今回はトラックバイアス(馬場の偏り)を重視し、先行力とコース適性を最優先に評価しました。
【予想印】
- ◎ オルノア
- ○ ビターグラッセ
- ▲ コンドゥイア
- △ その他、内枠の先行馬
本命(◎)は、やはりオルノアです。Cコース替わりの恩恵を最大限に受けられる先行脚質は、今の馬場において最強の武器となります。対抗(○)には、前走の不利から巻き返し必至のビターグラッセを。この2頭を中心視します。
【推奨買い目】
- 単勝: ◎オルノア
- まずはシンプルに、オルノアの勝利(単勝)を狙います。先行してそのまま押し切る展開に期待しましょう。
- 馬連・ワイド: ◎ - ○▲
- オルノアを軸に、実力馬のビターグラッセとコンドゥイアへ流します。特にビターグラッセとの組み合わせは、オッズ次第で厚めに買いたいところです。
- 3連複: ◎ - ○▲ - 印の各馬
- 手広く構えるなら、オルノアを1頭軸にした3連複がおすすめです。ヒモ荒れ(人気薄の好走)を考慮して、内枠に入った馬を数頭加えておくと、高配当も狙えるかもしれません。
netkeibaなどの情報サイトや出馬表でオッズを確認しつつ、資金配分を調整してください。基本は「先行馬・内枠」を優遇するスタンスで攻めるのが、今回の中山攻略のセオリーです。
まとめ:冬の中山は「タイヤの状態」と「整備された道」を見る
今回の初咲賞の予想は、まるで「冬の冷え込んだ朝の道路状況を確認する」ような作業でした。
Cコース替わりという、きれいに整備されたばかりのインコースを誰が一番スムーズに走り抜けるか。それが先行力のあるオルノアです。そして、前走でタイヤがパンク(落鉄)してしまったものの、しっかりスペアを履いて準備万端なのがビターグラッセです。
このレースを的中させる最短ルートは、過去の着順という表面的な数字だけにとらわれず、馬場状態や敗因といった「背景」を読み解くことにあります。
ぜひ、この記事で紹介したポイントを参考に、当日の気配やオッズをチェックしてみてください。皆さんの予想が的中し、2026年の競馬ライフが素晴らしい「初咲き」となることを心から願っています!
もし、この予想が参考になったと感じたら、早速レース当日の出馬表をチェックして、自分だけの予想を組み立ててみましょう。
